冬に関西国際空港(関空)から夏の国に旅行するときは、空港までは寒いけど、そこからは暖かいところにいるので、コートなどを着ている場合は不要になりますよね。
コートを持ち歩くのも荷物になってしまうため、現地でお土産を買いにくくなってしまうし、いろいろと制限がかかってしまいます。
そうならないために利用したいのがコート預かりサービスです。
関空では、4階と1階にJAL ABCのカウンターがあり、そこでコートを預かってもらえますよ。
実際に海外旅行するときに利用してみましたので、どのような流れで使えばいいのかをこのページで詳しく紹介していきますね。
関空でコート預かりする一連の流れ
まずは、実際にどんな流れで関空でコート預かりを使えばいいのかを紹介します。
- JAL ABCのカウンターに行く
- コート預かりしたいことを伝える
- 預けたい日数を伝える
- 帰りの便が何日の何時に到着するかを伝える
- 料金の支払い
- コート類を預ける
- 日本を出発
- 日本へ帰国
- コートを受け取る
細かく流れをわけて説明しましたが、実際はそこまで難しくはないですよ。
JAL ABCのカウンター行ってコートを預かってほしいことを伝えると、あとは流れのままに進めていけば手続きが完了します。
予約なしで当日使えるのも便利なところです。
コート預かりのときに控えをもらうので、それだけはなくさないようにしてくださいね。
お客さま控えは、コート受け取りのときに必要になります。

ちなみに私が利用したときはコートと一緒にマフラーも預かってもらえましたよ。
コートの料金だけで預かってもらえたので、なんだか得した気分になりました。
マフラーだけでなく、手袋などの付属品も一緒に預けられます。
空港間の転送はできない
コートを預けて、空港間で転送することはできません。
関空でコートを預けるときは、4階出発ロビーにあるJAL ABCカウンターで預けて、1階到着ロビーのJAL ABCカウンターで受け取る形になります。
あくまでも、同一空港での引き取りになるので気をつけてくださいね。
関空のコート預かり料金
関空でコートを預ける流れがわかったところで、実際の料金がどれぐらいになるのかが気になるところではないでしょうか。
関空でコート預かりするときの料金は以下の通りになっています。
- 1〜4日以内:1着1,200円
- 5日以上:1日1着250円追加
料金は先払いとなります。
支払い方法は現金・クレジットカード・各種電子マネーに対応していますよ。
今回は11日預けることになったので、合計で2,500円でした。(このときは1着1,030円、5日以上は1日210円追加の計算です。)
ただ、おそらくJALカードの割引で支払額は2,120円で済みました。380円も割引になっていますね。

引取り予定日を過ぎてしまうと、延長分の料金がかかるので注意しましょう。
対象カードを提示すると無料になる
JAL ABCカウンターで対象カードを提示すると、コート預かりサービスが無料で利用できます。
対象カードは以下の通り。
- セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
対象カード1枚につき、コート1着が30日間まで無料になるのでお得ですよ。
ファミリーカード会員も1着無料で利用できます。
2着以上預けると10%割引になる
関空でコート預かりサービスを利用するときに、2着以上預けると10%割引になります。
まとめて上着を預けると安くなるのでお得ですね。
成田国際空港や中部国際空港でも同様の割引特典がありますよ。
ただし、ほかの割引やマイレージ付与との併用はできません。
JALマイルが貯まる
関空のJAL ABCでコート預かりしてもらうときにJALマイレージバンクのカードを提示すると、JALマイルも合わせて貯まります。
1回利用ごとに50マイルも貯まるので、またそれを特典航空券に交換するときに使えばお得になりますよね。
JALカードを持っているのであれば、支払い時にそれを使えばさらにJALマイルが貯まります。
私も手持ちのJALカードで支払いました。
マイルの事後加算はできないので、忘れずにJALカードを提示しましょう。
関西エアポートバゲージサービスでもコート預かりができる
関空には、コート預かりできる場所がもう1つあります。
名称は「関西エアポートバゲージサービス」というところで、こちらも4階と1階にありますよ。
コート預かりの料金はJAL ABCとまったく同じになっているため、JALマイルが貯まる分だけJAL ABCを使うほうがお得ですね。
コートだけでなく、スーツケースやボストンバッグなどの荷物も一緒に預けたいときは関西エアポートバゲージサービスが向いています。
さいごに
今回、実際にコート預かりサービスを使ってみて、その便利さを実感できました。
関空でコートを預けて身軽になった瞬間、とても気持ちが軽くなって、自由な気持ちになりましたよ。
コート預かりしてもらうのはお金が必要になりますが、その分だけ身軽に旅行を楽しめると思えば悪くないですね。
コート預かりにも割引方法やマイルを貯める方法がありますので、それを活用することで節約もできますよ。