返信用封筒をできるだけ早く、相手方へ返送したいときってありますよね。
反対に、返信用封筒を受け取る側だったとしても「早めに返送してほしいな」ということもあるかもしれません。
そんなときは、返信用封筒を速達で送ればいいんですよ。
でも速達で送るのが初めてだと、どのように返信用封筒を用意すればいいのか、わからないですよね。
このページでは、返信用封筒を速達で送る方法と、料金を安くするための方法を紹介します。
返信用封筒を速達にする方法と書き方
返信用封筒をできるだけ早く返送するためには、速達で郵送します。
そして速達で郵送するには、速達料金300円が必要です。
▼たとえば何かの手続きで、企業から返信用封筒が送られてきたとします。
切手が不要なタイプの返信用封筒ですね。
でも速達にしたい場合は、この封筒へ速達料金の300円を追加します。
速達料金300円の追加は、300円切手を貼るのが一番よいですね。
▼300円切手を貼る位置は、以下のとおりです。
(以前の料金での例です)
これで安心してはいけませんよ。
もうひと手間が重要です!
▼縦長の封筒の場合は、右上部分に「赤い線」を入れます。
▼宛名が横文字で書いてある横型の場合は、封筒の右側に「赤い線」を入れましょう。
「速達」という文字は必要ないの?
そう思うかもしれません。
速達料金300円分の切手と、赤い線を引いておくことで「速達」と判断されます。
安心してくださいね。
あとは郵便局の窓口へ持参するか、郵便ポストに投函すればOKです。
自分で速達の返信用封筒を作る方法
今度は、自分が返信用封筒を用意して送るときのことです。
なるべく早くに、封筒を返送してほしいときだってありますよね。
そんなときには、速達用の返信用封筒を作ってしまえばよいです。
作り方は簡単。
先ほどの企業から送られてきた返信用封筒を、速達にする方法と同じです。
▼ただ少し違う点もあります。
自分で作るときには、以下の2つの料金が必要です。
郵送 | 料金 |
---|---|
普通郵便(50g以内) | 110円 |
速達(250g以内) | 300円 |
合計 | 410円 |
▼410円切手はないので、110円切手と300円切手を封筒に貼りましょう。
(以下は以前の82円切手と280円切手)
▼そして縦型(縦書き)封筒の場合は右上、横型(横書き)封用の場合は右側に赤い線を入れます。
これで準備完了です。
あとは返送してくれるときに、できるだけ早くポストに入れてくれることを祈るばかりです…。
定形外郵便の場合は料金が違ってくる
先ほど紹介した速達の返信用封筒の作り方は、定形郵便の場合です。
でも大きな封筒である「定形外郵便」で、返信してほしいときもありますよね。
▼作り方は難しくなく、郵便料金が140円に変わるだけです。
(写真は以前の料金での例です)
郵送 | 料金 |
---|---|
定形外郵便 | 140円(規格内50g以内) |
速達 | 300円 |
合計 | 440円 |
▼ちなみに郵便物が250gを超える場合は、以下のように速達料金が変わります。
郵送 | 料金 |
---|---|
速達(1kgまで) | 400円 |
速達(4kgまで) | 690円 |
▼なお、定形外郵便の送料は以下のとおりです。
定形外郵便は重さによって送料が決まりますよ。
重さ | 送料(規格内) | 送料(規格外) |
---|---|---|
50g以内 | 140円 | 260円 |
100g以内 | 180円 | 290円 |
150g以内 | 270円 | 390円 |
250g以内 | 320円 | 450円 |
500g以内 | 510円 | 660円 |
1kg以内 | 750円 | 920円 |
2kg以内 | 取扱なし | 1,350円 |
4kg以内 | 取扱なし | 1,750円 |
返信用封筒を速達で送るときの注意点
速達を送るときには、気をつける点があります。
▼注意点は以下のとおり。
- 縦型封筒の場合は右上、横型封筒の場合は右側に、赤い線を入れる
- 定型郵便・定形外郵便の重さが250g以内の場合、速達料金は一律300円
- 定形外郵便で重さが1kg以内の場合は、速達料金は350円
▼どうしても封筒の重さがわからない場合は、自分で量ってみることもできます。
自宅に計量器がない場合は、郵便局に行って量ってもらいましょう。
切手を使って速達料金を安くする方法
返信用封筒を速達にする場合、速達料金の300円を封筒へ追加すればよかったですよね。
できれば、切手を安く入手して節約したいところ。
▼切手を安く入手する方法は、以下の記事が詳しいので見てくださいね。
さいごに
返信用封筒を速達で出す方法は特に難しい点もなく、速達料金を用意すればいいだけでしたね。
急ぐ気持ちはわかりますが、返信用封筒は余裕をもって出したいものです。
そうすれば時間の節約ができ、速達料金もそもそもかかりませんので、お金の節約にもつながります。
それでも速達にする必要がある場合は、切手を安く手に入れて、少しでも節約につなげましょう。