キューバ入国のルート・手続き・注意事項まとめ【伊佐知美の世界一周とお金の話 #29】

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こんにちは、ライターの伊佐です。

旅人にとって、中米・キューバは憧れの国の一つ。ですが入国前に特別な手続きが必要なため、「旅難易度が高めの旅先」としても有名です。

この記事では、2018年6月に実際にキューバを1週間ほど旅してきた、私の入国体験をまとめます。

※キューバ入国の状況は、選ぶルートや状況によって変わる可能性があるため、入国時は「在キューバ日本国大使館」などで必ず最新の情報を確認してください。以下は、伊佐知美が体験した2018年6月時点の情報です。

キューバとは?

キューバ・ハバナ
キューバの首都・ハバナの景色

正式名称はキューバ共和国。アメリカ・フロリダ半島の南に位置するカリブ海最大の島で、面積は本州の半分ほど(約11万平方キロメートル)。

社会主義国で、2015年の「キューバの雪解け」以降、アメリカとの国交は回復傾向にあるものの、未だアメリカ経由の観光目的の入国は認められていません。

そのため、日本人にとってはカナダまたはメキシコ経由で、首都ハバナ入りするルートが最もポピュラーです。

キューバ入国に際して、私が必要だったものリストと各種注意事項

キューバ・ハバナ

パスポート

当然ですが、パスポートは必要です。

ツーリスト・カード

出国前に、事前に「駐日キュ-バ共和国大使館領事部(東京・東麻布)」で申請・費用支払い、または旅行代理店で代理申請・費用支払いをする必要があります。

※カナダ、メキシコ経由で入国の場合、出国時に空港カウンターにてツーリスト・カードが取得できます。が、「在キューバ日本国大使館」査証の欄には、以下のように記載がしてあります。

ツーリスト・カードは、キューバに乗り入れている航空会社のカウンターなどでも購入することができますが、在庫切れの場合もあるので、事前に手配しておくことをお勧めします(引用:在キューバ日本国大使館

私は出国前に、駐日キューバ共和国大使館領事部でツーリスト・カードを取得しました。その際に必要だったのは、以下。

  • 申請書類の記入
  • 証明写真(サイズは5×5センチ)
  • パスポートコピー
  • 申請費用3,500円
  • 申請費用の振込作業
  • キューバ入出国の往復フライトの確認書コピー
  • キューバ1泊目の滞在先予約確認書コピー

■びっくりポイント[1]:申請費用の振込作業が、インターネットバンキングが不可で、最寄りのコンビニATMからの振込のみ受付可だったことです。窓口の方に、振り込んだ際の明細書も一緒に提出するように、と教えてもらいました。なんと。

■びっくりポイント[2]:キューバ入国前にツーリスト・カードを取得すべきことは知っていましたが、ツーリスト・カード取得のために「キューバ入出国の往復フライトの確認書コピー」「キューバ1泊目の滞在先予約確認書コピー」が必要なことは知りませんでした。

つまりかなり余裕を持った日程で、キューバ旅は計画した方がよさそうです。

キューバ・ハバナ

ちなみにキューバの宿予約では、「Booking.com」や「Agoda」などの大手予約サイトは使えません。

理由は、それらがアメリカ資本のサイトだからです。

私はネットで検索してヒットした「Cuba Accommodation」というサイトで予約しました。
日本語は対応しておらず、英語またはスペイン語対応のサイトでした。

ここからは余談ですが、「Cuba Accommodation」のサイト上の予約はできていたのですが、現地に行ったら予約ができていませんでした(笑)。

結局、その場で口頭で空き部屋を確認し、運よく空いていたので、予約・宿泊することができたのですが、「キューバ旅って、一筋縄ではいかないなぁ」と感じました!キューバ・ハバナ

ツーリスト・カードの申請場所について

「キューバ共和国大使館」と、ツーリスト・カードが申請できる「キューバ大使館領事部」は、至近距離にありますが別の建物なので、場所を間違えないようにしましょう。

  • キューバ共和国大使館住所:東京都港区東麻布1-28-4
  • キューバ共和国大使館領事部住所:東京都港区東麻布1-28-2

ツーリスト・カードの申請時間について

駐日キュ-バ共和国大使館の公式サイトには、以下のように記載があります。

■業務時間
月曜日から金曜日の9時半から12時迄、13時半から17時迄
休館日はキュ-バの祭日と日本の祭日

が、現地に行ったら「午前中のみです」と言われました。
どうやら公式サイトの記載を変更していない様子。

私は日程に余裕がなく、その日を逃したらもう領事館には来れないというくらい切羽詰まっていたので、「午後に来なくて、よかった……」と心底思いました。

尚、12時からスタッフさんがお昼休みに入ってしまうため、11時半以降の受付は難しそうでした。

個人的な感想ですが、9時半直後、遅くても10時くらいに行くのがオススメです。
私は11時過ぎに行ったのですが、多少混んでいました。

キューバ国内で使用可能な医療保険への加入及び、英語の証明書(アメリカ資本不可)

私はクレジットカード付帯保険をいつも活用しているのですが、日本語の証明書しか持っていなかったため、事前にサポートセンターに電話をして、英語の証明書を取りよせました。

そのほか、実際に旅をしてわかったキューバ旅の特記事項

キューバ・ハバナ

現金について

現地で使うお金は、すべて現金決済のつもりで渡航した方がよさそうでした。

なぜかというと、以下だったからです。

■国際キャッシュカード:キューバ国内のATMで、新生銀行の国際キャッシュカードは使用できませんでした(現金がおろせない!)

■クレジットカード:基本的に不可。クレジットカードは使える場所もありますが、高級ホテルや高級レストランなどに限られていた印象。また、私のクレジットカードだけだったのかもしれませんが、ATMでキャッシング機能を使うのも、不可でした。

私は上記を知らず、そんなに現金を持っていなかったため、現地にたまたまいた友人に1万円ほどを借りて過ごしました。
友人が、神様に見えました。

Wi-Fiについて

Wi-Fiも基本的にはないです。キューバは、昨今珍しいくらいのオフラインの国です。空港は当然、宿やレストランなどもオフラインです。

例外として、有料のWi-Fiカード(私は、1時間約200円のプリペイド式カードを1度だけ購入しました)を購入した場合のみ、特定のエリア内で使用可能でしたが、速度はとても遅かったです。

どれくらい遅いかというと、肌感ですが、画像のアップロードはかろうじてできるけれど、動画のアップロードは無理、というくらいです。

五つ星ホテルクラスだと、宿泊者専用のWi-Fiが飛んでいるという噂でしたが、定かではありません。

番外編・アメリカ経由のキューバ入国について

キューバ・ハバナ

アメリカ経由のキューバ入国は、冒頭で述べた通り、観光目的では不可です……。

なのですが、なぜか私はフライト予約時にアメリカのフロリダ経由の便を選んでしまいました。

当然、フライト予約・決済時に、メキシコまたはカナダ経由のルートを選ばなかったことを後悔。

変更を考えましたが、航空券の値段が約3万円もした上、変更不可のチケットだったため、捨てるのがもったいなくて、そのままアメリカ経由の入国を試みることにしました。

入国前は「もしかしたら入国を拒否されるかもしれない」という想いでいっぱいで、ドキドキしすぎて、死ぬかと思いました(笑)。

結果、入国できたからよかったのですが、スリルがありすぎるのでオススメは絶対にしません。

アメリカ経由のキューバ入国に関しては、ユナイテッド航空のサイトがわかりやすいので、参考にしてみてください。

私は「5.教育活動または団体での人的交流」をフロリダ空港のチケット発券カウンターで選択して入国しました。

それでも行きたいキューバ旅!

キューバ・ハバナ

以上です。こんなにもトリッキーな入国手順を踏まなければならない国だとは、旅する前は知りませんでした。

留意すべきは、キューバの場合はこういった入国情報が「都度更新される可能性が高い」という点。

私が体験した一連の流れが、2018年10月現在はすでに古い可能性も考えられます。

冒頭でも記載しましたが、キューバ旅を計画する際はぜひ時間に余裕を持って、そして最新の情報をチェックしながら進めるのがよさそうです。

尚、キューバは本当に素晴らしい国でした。是非ぜひ旅をしてみてほしい気持ちでいっぱいです!

よいキューバの旅を。ではでは、また次回。

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この記事を書いた人

伊佐 知美

1986年生まれ、新潟県出身のライター・編集者。2016年4月から株式会社Waseiの社員として「世界一周×仕事」の旅に出発。これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』編集長、オンラインサロン「編集女子が"私らしく生きるため"のライティング作戦会議」主宰。旅ガイド「ことりっぷWEB」にて「伊佐知美の世界一周さんぽ」連載中。旅と文章とカメラがすき。個人ブログはこちら

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