年商(月商)と年収(月収)の違いとは?フリーランスならとくに知っておきたい使い分けとありがちな誤解について

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フリーランス6年目のライター、なつみとです。

あなたは「年商」と「年収」の違いが分かりますか?
「月商」と「月収」でもかまいません。

わたしも若いころはよく分かっていなかったのですが、この2つの言葉はまったく違う意味の言葉なんですよ。

大した違いはないだろう、と考えるのはよくありません。
違いを分かっていないと、誰かに騙されたり、もしくは自分が誰かを騙してしまうリスクもあるんです・・・!

そこで、このページでは、年商(月商)と年収(月収)の違いについて解説します。

年商と年収の違いとは?使い分けとありがちな誤解について

年商(月商)は売上、年収(月収)は給料や利益

まずは簡単に、違いを説明しますね。

  • 年商(月商)=個人事業主や会社の売上のこと
  • 年収(月収)=会社員にとっての総支給額、フリーランスにとっての利益
保険会社で働いていたころの写真
保険会社で働いていたころ

年商・月商という言葉は、お店や個人事業主などの「売上」を指します。

年収・月収と言う言葉は、個人に対して使われる言葉で、経費等が差し引かれた純粋な利益だったり、会社員であればお給料の総支給額のことを指します。

なんとなく違いがイメージできましたか?
ここからは、もう少し詳しく説明しますね。

年商(月商)・年収(月収)は使うシーンも違う

年商・月商という言葉は、「お店や会社に入ってきたお金」を表す言葉です。

たとえばパン屋さんで100円のパンが1日500個売れたら、売上は5万円。
この売上5万円は「日商5万円」とも言い換えることができます。

でもパンを売るには、小麦粉などの材料費やお店のスタッフの人件費、お店のテナント代など、さまざまな経費がかかっていますよね。

そういった経費を考えずに、単に売れたお金の合計金額だけを表すのが、「年商・月商・日商」なんですよ。

一方、年収や月収といった言葉を使う際には、一般的には会社員やアルバイトなど雇用されている人が受け取る税込みのお給料を指します。

給与明細の「総支給額」に書かれている金額が、その人の「月収」です。

総支給額から所得税や社会保険料が引かれて銀行にお給料が振り込まれますが、この振り込まれる金額を「手取り月収」もしくは単に「手取り」と言ったりしますね。

ただ、ややこしいのが、個人事業主の場合は年商と年収が同じように使われることもあるという点です。

わたしはフリーランスのライターですが、月の売上が100万円であれば、月収100万円とも言えるんですね。

ちょうど先日、賃貸物件の契約をしてきたのですが、年収を書く欄には「税込みの売上を書いてください」と言われました。

このあたりのややこしさが誤解につながるのだろうな、思います。

「月商100万円!」に騙されていませんか?

年商(月商)と年収(月収)の区別ができていない人の中には、怪しいビジネスの宣伝に騙されてしまう人もいます。

「誰でも月商100万円!」のような広告を見て、「100万円儲かるんだ!」と思っていないでしょうか?

たとえ売上が100万円あったとしても、家賃や人件費、仕入れ代などの経費が80万円かかっていれば、利益は20万円になりますよね。

「月商○万円!」などの表現はネットビジネスの広告などでよく見明けますが、月商というのはあくまでも売上のことであって、利益ではありません。

とくに、仕入れが多いビジネスの場合は経費がかさみがちですから、利益は少ないのに売上(月商・年商)ばかり大きく見えるんです。

月商と月収の区別がついていない人が多いことを逆手にとって、あたかも「儲かりまっせ!」とミスリードを誘う書き方をする人もいるので、気をつけましょう。

月商≒月収のケースもある

わたしはWebライターという職種になるのですが、特に駆け出しのWebライターの場合、「月商≒月収」になりやすいと感じています。

というのも、初心者Webライターの場合、ほとんど経費がかからないんです。

ライターって仕入れもないですし、はじめのうちは交通費や宿泊費がかかるような取材案件もほぼありません。

通信費や家賃は経費として計上できますが、これらの支出はWebライターをしていなくてもかかるものですし、新たに出費が増えるわけではないんですよね。

そう考えると、Webライターというのは利益率が高い商売で、「月商≒月収」ととらえても差し支えの無い職業なのかもしれません。

ただ、ライターとしてステップアップしていく中で、取材費や旅費交通費などの出費が増え、月商と月収の差が大きくなることもあります。

わたし自身も、昨年2018年の時点ではかなりの差が生じていました。
生々しいので具体的な数字は書きませんが、売上と、実際に手元に残るお金(利益)の差は数百万円ありましたよ。

セミナー講師、なつみと
今は講師としても活動しており、地方出張も多いです

このように、一概には言えないものの、個人事業主やフリーランスの場合は年商(月商)と年収(月収)の区別がつきにくいケースも存在する、ということは覚えておいてくださいね。

年商(月商)と年収(月収)の違いを理解しておこう

年商(月商)と年収(月収)の違いを理解していないと、自分自身が誰かをだましてしまう可能性もあります。

自分の稼ぎについて聞かれたとき、年商と年収を意識的に使い分けないと、誤解を招いてしまうんですよね。

年間売上が1000万円だったのに「年収1000万円ありました」と言ってしまうと、どうでしょうか?

会社員の人が聞くと、総支給額が1000万円と同じ感覚でとらえてしまうので、「すごい!高所得!!」と思ってしまう可能性が高いです。

でもフリーランスの「年商1000万円」は、実際には利益は300万円だけかもしれませんし、900万円あるかもしれませんし、会社員の「年収1000万円」とは全然違いますよね。

自分が騙されないようにというだけでなく、自分自身が誰かを騙してしまうことがないように、この違いはしっかり理解しておきましょう。

さいごに

フリーランス・個人事業主の方はとくに、年商(月商)と年収(月収)の違いは理解しておくべきだと思います。

基本的には、フリーランスが普段使う表現は「年商(月商)」です。

銀行にいくら振り込まれたか、よりも「その年(月)にいくら分の仕事をしたか」のほうが話題に上ることが多いから。

そこで年収・月収といった表現を使ってしまうと誤解を招く可能性もあるので、くれぐれも気を付けてくださいね。

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この記事を書いた人

なつみと

節約はするけど好きなことにお金を使うのが大好きなWebライター・webライティング講師。節約に関する知識が豊富な反面、必要なものにはどんどんお金を使っていく性格のため「メリハリあるお金の使い方」を発信していきます!

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