旅行中の洗濯はホテルのバスタブが使える!手洗い洗濯で荷物を減らしてお金も節約しよう

こんにちは!
小林敏徳です。

旅行のときって、荷物が多くなりますよね。

薄手の服がメインの夏場はまだマシですが、秋冬は荷物が一気に増えてしまいますし、家族旅行ならなおさらです。

ぼくは国内・海外にかかわらず、旅行の荷物を減らし、コストを節約するために、ホテルのバスタブを使って手洗い洗濯をしています。

旅行中にホテルで洗濯する

旅行のときに悩んでしまう「荷物」と「洗濯」について

ホテルで手洗い洗濯する衣類

わが家は、ぼく1人で出張することもありますし、年2〜3回は家族で旅行します。

ぼくは体質的に毎日きちんと着替えなければ、体にかゆみがでてしまうので、男にしては荷物が多くなってしまうんですよね。

荷物が増えるほど移動が重労働になりますので、事前にスーツケースを送るなどの対策をしています。

それでも、やはり荷物自体を減らしたいものですよね。

そこで悩ましいことが2つあります。

ホテルのランドリーサービスの料金が高い

荷物を減らして、ホテルのランドリーサービスで洗濯する方法もあるのですが、料金がめちゃくちゃ高いんですよね。

先日家族で宿泊したホテルは、以下の料金でした。

  • Tシャツ:800円
  • 長袖シャツ:1,000円
  • ジーンズ:1,800円

家族4人分で依頼すると、1回で軽く10,000円はかかりそうです・・・。

洗濯しなければ荷物が多くなる

ホテルにセルフのランドリールームがあると助かるのですが、ない場合は「宿泊日数分+アルファ」の着替えを持っていくことになります。

するとどうしても荷物が重くなったり、カバンが増えるなど、大変な状態になってしまうんですよね。

そんなとき、仕事で世界中を飛び回る友人に教えてもらったのが「手洗い洗濯」です。

世界を飛び回る友人に教えてもらった「手洗い洗濯」

ホテルで手洗い洗濯(バスタブに洗剤投入)

以前オーストラリアに出張したとき、世界中を飛び回る友人と同室になりました。

ある日の夜、友人がおもむろにバスタブで洗濯をし始めたんですね。

「何やってんの!?」と聞いてみると、「荷物を減らすために、こうして自分で洗濯してるんだよ。洗濯のコストも節約できるしね。」とのこと。

ちょっとだけ手間はかかりますが、移動中の大変さや、ランドリーサービスのコストを考えれば、安いものかもしれないと思い、真似をするようになりました。

必要なものは洗剤と洗濯紐だけ・コストも安い

ホテルの手洗い洗濯に使う洗剤

ホテルのバスタブを使った「手洗い洗濯」に必要な物は、洗剤と洗濯紐の2つだけで、いずれもダイソーやキャンドゥなどの100均で購入できます。

ものを用意するなら洗濯板もおすすめです。

ホテルの手洗い洗濯に使う紐

1回あたりのコストは以下の通りです。

  • 洗剤(1回あたりの必要量1/2):15円
  • 洗濯紐:100円

合計すると115円ですが、洗濯紐はずっと使い続けられますので、実質は15円でできます。

ホテルの高額なランドリーサービスに比べて格安ですよね。

バスタブを使った「手洗い洗濯」の手順

つい先日も家族で東京ディズニーリゾートに行ってきました。

その時にも、宿泊先のホテルで手洗い洗濯をやりましたので、手順を写真で紹介しますね。

残り湯に洗剤を溶かして手洗いする

ホテルで手洗い洗濯(衣類を投入)

まずはバズタブの残り湯に洗剤を溶かして、衣類を入れます。

ホテルの水道が使い放題だとは言っても、できるだけ残り湯を活用して、ムダ使いを減らしましょう。

服に水分がしみこんだ状態で洗い始め、汚れているところは入念に手洗いします。

ぼくは”醤油のシミ”レベルの汚れについては諦めて、帰ってから漂白しています。

衣類をしっかりすすぐ

ホテルで手洗い洗濯(衣類をすすぎ)

手洗いが終わったら、バズタブのお湯を流し、すすいでいきましょう。

ぼく自身がそうなのですが、洗剤が残っていると肌荒れする人もいますので、入念にすすいでくださいね。

シワに注意しながら衣類をしぼる

ホテルで手洗い洗濯(衣類を脱水)

すすぎが終了したら、洋服のシワに注意しながらしぼっていきましょう。

雑巾をしぼるようにすると、洋服がいたみ、シワがよりますので注意してくださいね。

ぼくはキレイに畳んだ状態で、両手で上下からプレスするようにして水気を切っています。

設備をフル活用して部屋干しする

ホテルで手洗い洗濯(室内に干す)

ある程度の水気を切ったら、設備をフル活用して部屋干ししていきましょう。

最近はビジネスホテルでもバスルームにロープがあり、洗濯物を干せるようになっている所が増えています。

手洗い洗濯を教えてくれた友人は、折りたたみ式のハンガーと洗濯バサミを持っていましたが、ぼくはできるだけ部屋の設備で代用しています。

春先でも24時間で完全乾燥

春先の3月でも、24時間で乾きました。
ホテルの部屋はめちゃくちゃ乾燥していますので、加湿器代わりになるのも良いです。

部屋干しした翌日の夜、ホテルに帰ったときにはカラカラに乾いていました!

30分で家族4人分の洗濯が完了

ホテルで手洗い洗濯(風呂場に干す)

洗濯機に慣れていると、「手洗いって時間がかかりそう・・・」と思ってしまいますよね。

でも、今回は30分で家族4人分の服を洗濯できました。

基本的には汗の臭いとかんたんな汚れを落とすだけなので、サラッと洗えばOKです。

下着・シャツは手洗いで十分きれいになる

ホテルで手洗い洗濯(ハンガーで干す)

手洗いで毎回実感することなのですが、下着やシャツは手洗いで十分なんですよね。

今回はTシャツ、下着、長袖シャツあたりが中心でしたが、汚れと臭いがなくなり、旅行中にもう一度着用できました。

ちょっとした手間と時間はかかりますが、1回あたり15円のコストで洗濯できて、しかも旅行の荷物を減らせるメリットは大きいと思います。

旅行や出張の大きな荷物に悩んでいる方は、ぜひ実践してくださいね。

さいごに

ぼくはこれまで「手洗い=めんどくさい」と考えていましたが、短時間で洗濯する友人を見て考え方が変わりました。

旅行に慣れている人は、荷物を最小限にする術を心得ているものですが、たまにしか旅行しない人は、つい荷物が多くなってしまうと思います。

「ホテルのバスタブで洗濯する」という選択肢があれば、もっと荷物を減らせるかもしれませんよ!

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

小林敏徳(こばやし としのり)です。1980年生。大阪府在住。フリーランスです。独身時代は浪費家でしたが、今は「必要なものを、必要なだけ」を意識しています。主にコストコ、メルカリ、お金の考え方を発信しています。

小林 敏徳のプロフィール