特急ソニック(ソニックにちりん)は、博多駅から大分県の佐伯駅までを走っている特急列車です。
途中で別府駅や大分駅にも停車するため、九州の観光で使われています。
このページでは、特急ソニックの料金や停車駅・特急券の買い方や乗り方までを紹介していきます。
特急ソニックの料金はいくら?
特急ソニックの料金や主な停車駅は以下の通りです。
区間 | 自由席運賃 | 指定席運賃 | グリーン席運賃 |
---|---|---|---|
博多 – 中津 | 3,970円 | 4,700円 | 6,970円 |
小倉 – 中津 | 2,130円 | 2,860円 | 3,630円 |
博多 – 別府 | 5,940円 | 6,670円 | 8,940円 |
小倉 – 別府 | 4,330円 | 5,060円 | 7,330円 |
博多 – 大分 | 7,920円 | 8,650円 | 10,920円 |
小倉 – 大分 | 6,310円 | 7,040円 | 9,310円 |
もちろん自由席が一番安いです。
ただし、混雑しているときは座れない可能性もあります。
指定席・グリーン席は予約さえできれば確実に座れますよ。
また、繁忙期に特急ソニックを使った場合は、これらの料金に200円が加算されます。
特急ソニックに安く乗る方法
特急ソニックでは、料金を安くできる買い方があります。
知っていることで料金を節約してお得に乗れますよ。
- JR九州インターネット予約を使う
- JR九州の株主優待券を使う
JR九州インターネット予約を使って安くする
確実に特急ソニックを安くしたいのであれば、JR九州インターネット予約を使いましょう。
九州ネットきっぷ・九州ネット早特3など、大幅に料金が安くなるサービスがありますので、事前に特急ソニックに乗ることがわかっているのなら使いたいです。
特に九州ネット早特3は、3日前までの予約が必要ですが、もっとも割引率の高い乗車方法です。
JR九州の株主優待券を使って安くする
JR九州の株主優待券は、JR九州エリアで使える1日乗車券となっています。
特急券は別途購入する必要はありますが、乗車券を買う必要がなくなるためその分だけお得です。
特急ソニックを使って長距離移動するときにもJR九州の株主優待券は便利です。
ただし、博多駅から小倉駅の区間で山陽新幹線に乗ることはできません。特急ソニックに乗るのであれば問題ないです。
特急ソニック自由席の買い方
特急ソニックは、名前にもあるように特急列車になります。
乗車券だけで乗ることはできず、特急券が別途必要です。
特急券は自由席・指定席など座席の種類に関わらず必要になります。座席の種類によって特急券の料金が異なる仕組みですね。
特急ソニックの特急券が必要なときは、駅の券売機・みどりの窓口・JR九州インターネット予約などで買いましょう。
当日すぐに特急ソニックに乗りたいときは、駅の券売機で自由席を買うのがおすすめです。休日でよほど混雑しない限りは自由席でも座れることが多いです。
確実に座りたいのであれば、指定席券を買いましょう。指定席・グリーン席であれば確実に座れます。
みどりの窓口は混雑しているので、他に選択肢がない限りは使うのをおすすめしません。
参考:ソニックの予約方法
特急ソニックの乗り方
特急ソニックの乗車券と特急券が手に入ったら、あとは電車に乗るだけです。
指定席やグリーン席の場合は、号車と座席番号が書かれているためどこに座ればいいかが一目瞭然ですね。
特急ソニックが来たら、特急券に書かれている座席に向かいましょう。
自由席の場合は、自由席にしている号車や座席であればどこに座っても大丈夫です。
指定席やグリーン席はコンセントがある
仕事する人にとっては、特急ソニックにコンセントがついているかも気になると思います。
窓側の指定席やグリーン席であればコンセントがついていますよ。コンセントがあれば、長時間利用でも安心ですね。
車内販売はありません
特急ソニックに車内販売はありません。
もし特急ソニックに乗る時間が長くなるのであれば、乗車前に飲み物や食べ物を用意しておくのがいいですね。
Suicaなどの交通系ICカードは使えるの?
特急ソニックの多くの停車駅では、Suicaなど交通系ICカードでの支払いに対応しています。別府駅や大分駅でも使えるのを確認しました。
乗車駅・降車駅ともに交通系ICカードが使えるところであれば、特急券だけ買って乗車時はいつものようにタッチして乗るという方法も使えます。
ただ、臼杵・津久見・佐伯では交通系ICカードに対応していません。もしこれらの駅で乗車・下車する場合は切符を買ってから乗るようにしましょう。