お菓子を食べたら、必ずお菓子の空き缶が残りますよね。
私は主婦魂の現れか、見た目がかわいい空き缶や空き箱を見ると、つい「何かに使えそう」と思って、捨てずにいくつもストックしておきます。
日常使いにも、手土産のひとつとしても、実はいろいろな使い道がある空き缶を、フル活用する方法があるのです。
このページでは、簡単で過剰な包装を防げる、我が家の空き缶の使い方をご紹介します。
(1) ハギレや裁縫道具をひとつにまとめる
空き缶は、針と糸はもちろん、布切バサミやハギレなどを収納しておくための「裁縫道具入れ」にぴったりです。
とにかく細かいモノが多いのが裁縫道具の特徴ですが、他にもごちゃごちゃしたものを一箇所にがっつりまとめるのに、空き缶は向いています。
外れたボタンを収納しておくための「ボタン入れ」、絡まったり、ペアになっているものの片方が無くなりがちなアクセサリーやヘアピンを入れておくのにも、空き缶はぴったりですね。
他にも薬や文房具なども、まとめておくのに活用できます。
空き箱でも良いのですが、缶の方が刃物や尖ったものがうっかり内側から容器を壊してしまうという心配がないので、空き缶がおすすめです。
(2) 毎日のお弁当箱に
空き缶の中には、デザインが本当にかわいくて、凝ったものがありますね。
ただ小物を収納するだけではもったいない!
そんな、かわいいお気に入りの空き缶は、ぜひ普段づかいするお弁当箱として使ってみてください。
そのままおかずやごはんを入れるのはちょっと抵抗がある場合は、缶の中にオーブンペーパーを敷いて、その上にお弁当を詰めましょう。
サンドイッチも断面がきれいに見えるように入れやすく、おにぎらずも二分割して立てれば気持ち良く収まります。
時には、おかずだけを入れたり、小腹が空いた時のためのおやつを入れても良いですね。
見た目はかわいい空き缶だけれど、「開けたらお弁当だった!」という小さな驚きも、遊び心があって良いですよ。
(3) お菓子やケーキを詰めて手土産に
お弁当箱としてはもちろん、お菓子をつくる時にも使えるのが空き缶のありがたいところです。
例えば、パウンドケーキを焼く時に、オーブンペーパーを型の大きさに切って内側にセットしてから生地を流し込みます。
すると、ケーキの型として、空き缶を活用できるのです。
外側の塗装がオーブンで使えるかどうか心配な場合は、アルミホイルで包んで熱が直接当たらないようにします。
焼き上がって冷ましたら、梱包し直す手間がなく、このまま持っていけるのでとても便利ですよ。
(4) 弁当ピックをまとめる
日常的にお弁当を作る我が家では、空き缶にはお弁当に使うピックをまとめておくのに、空き缶を活用しています。
収納に困るような、ふかふかした大きな白いメラミンスポンジを切って、ピック収納に活用することで、バラバラに入れっぱなしにしておくだけよりも取り出しやすくなりますよ。
スポンジが穴だらけになってしまったら、そのまま捨ててしまうのではなく、ちぎって細かいところのお掃除に再利用しましょう。
かわいい空き缶は、しまっておくのではなくどんどん活用!
かわいい空き箱や空き缶は、「いつか使うかもしれない」とムダに置いておくより、缶のかわいさを活かす方向で楽しんで使うと、新しい容器を買う必要もありません。
しかもお気に入りのものを普段遣いできることで、毎日の家事やもらった人も、既製品をもらうよりちょっとほっこりした気分になれるものです。
ちなみに、空き箱も空き缶と同じようにたくさんストックすることがあるかと思います。
今回は水回りや調理で再利用する例でしたので、湿ったり型が崩れてしまう紙製の空き箱よりは、ステンレスなどの金属でできた空き缶のほうが、活用するのには向いているかと思います。
空き缶が溜まってきたけど、使い道がわからない・・・という場合は、ぜひ身の回りで収納に困っているものを入れてみて、一度空き缶のチカラを借りてみましょう。