こんにちは!
教習所で危険予測ディスカッションをしてきた(@yzk0829)です。
第二段階の後半で行う「危険予測ディスカッション」ですが、一体どんなことをするのか緊張しますよね。
「どんなことをするの?何人でするの?」
「ディスカッションって何を言えばいいの?」
そんな疑問や不安があるかもしれません。
今回は、危険予測ディスカッションをしてきた感想と実際に行った内容について紹介していきますね。
教習所に通おうと思った理由や申し込み時の様子については、以下で紹介しています。
危険予測ディスカッションってどんなことをするの?
第二段階の後半で出てくる危険予測ディスカッションという項目…どんなことをするのかドキドキしますよね。
「危険」という名前がついているので、なんとなくデンジャラスな予感がするかもしれません。
危険予測ディスカッションは、技能教習と学科教習がセットになっているものです。
セット教習なので、2時間続けて行う形になりますよ。
このあたりは応急救護の講習や高速教習に似ていますね。
場合によっては予約が必要になるので、どんどん教習を進めたい場合は早めに予約しておきましょう。
流れとしては以下のような感じになります。
- 1時限目:危険予測をしながらの技能教習
- 2時限目:危険予測についてのディスカッションをする学科教習
薄々感じているかもしれませんが、危険予測ディスカッションは複数教習になります。
住宅街や狭い道など、いわゆる「危険」が多そうな道を2~3人で交代しながら運転するというもの。
危険予測しながらの運転という時点でハードルが高いのに、ほかの教習生に運転を見られるので緊張感がありますね…。
コミュ障にはなかなかハードな内容です。
ここからは、それぞれの項目ごとに詳しく説明していきますね。
教習所によって進め方は多少異なると思うので、あくまでも目安として参考にしてみてください。
1時限目:危険予測をしながらの技能教習
まず、最初の時間は危険予測をしながらの技能教習です。
危険予測ディスカッションは複数教習になるので、2~3人ほどで同じ車に乗ってx運転を交代しつつ、教習を進めていきます。
私のときは大学生ぐらいの男の子が2人いたので、ちょうど3人で教習を受けました。
車に乗る前に運転する順番を決めるのですが、大体じゃんけんか話し合いになると思います。
私(1番がいいな~早く終わらせて後部座席でゆっくりしたいな~!…っあ。)
じゃんけんの結果、見事に負けた私はラストを飾る3番手になってしまいました…。無念。
運転準備が整ったら、1番の人からスタート。
2番目の人は運転席の後ろ、3番目の私は助手席の後ろに乗り込み、教習がはじまりました。
ただ、後ろに座っている間もぼーっとしているわけにはいきません。
あらかじめ渡された教習資料に、運転している人のよかった点や改善点などを書き込んでいきます。
なぜならそのメモを元にディスカッションするから!
どんなことをメモすればいいのか悩んだ場合は、教官が指摘したポイントや乗車していてひやっとした場面などを書いておけばいいかと思います。
ちなみに、コースは教官が口頭で案内してくれるので地図は覚えなくても大丈夫。
駐停車したタイミングで、運転手を交代します。
交代するときは後続車や自転車を見つつ、すばやく行いましょう!
3人で運転するので、いつもの教習よりも1人あたりが運転する距離は短めです。
▼危険予測ディスカッション1時限目のまとめ。
- 複数教習なのでほかの教習生と一緒にやることが多い
- コースの途中で駐停車して運転を交代する
- 交代するときは周りをみてすばやく行う
- 運転している人のよいところ・改善点などをメモしておく
2時限目:危険予測についてのディスカッション
2時限目は、いよいよ危険予測ディスカッションです。
一緒に車に乗ったメンバーで引き続き行いますよ。
危険予測ディスカッションは学科教習になるので、いつも学科を受ける教室で行いました。
ディスカッションに入る前に、危険運転によって引き起こされた事故の映像を見ましたよ。
これがなかなかにリアル。
血とか普通に出てきたので苦手な人は薄目でやりすごしましょう…。
映像を見終わったら、いよいよディスカッションタイムです。
教官「1番の人の運転はどうでした?よかったところや改善点などは?」
みたいな感じで進行してくれるので、メモった内容を見つつ、答えていきましょう。
ここで改善点ばかり話すと気まずい空気になるので、1つ指摘するなら3つぐらいよかったところをいうのがおすすめです。
ちなみに私はめっちゃ褒めました。
私「1番の方は目視と安全確認がしっかりしていて、危険を察知しやすいなと思いました。障害物をよけるときもスムーズでよかったです!」
私「2番の方はほどよくリラックスして運転していたので、乗っていて安心感がありました。巻き込み確認もしっかりできていたと思います!」
みたいな!
例文などはありませんが、何を言うかの参考になればうれしいです。
指摘する点は、運転技術についてとかではなく、危険な道についてや見逃しそうな危険についてそれとなーく触れたぐらい。
あと、教官に指摘されていた点を例にして「私も気をつけようと思いました」みたいな感じで話しましたね。
そんな感じのコメントをしたおかげか、青年たちもマイルドに褒めてくれたのでよかったです。ほっ。
……教官からはしっかり指摘されたけどね!
指摘されたのは以下のようなところ。
- 一時停止のところでもっと強めにブレーキを踏んでほしかった
- 危険が予測できるところを走るときはもっとスピードを落としてもいい
- 車線変更のときに若干迷いがみえた
指摘されたところを意識しつつ、次の運転に生かしていきたいですね。
▼危険予測ディスカッション2時限目のまとめ。
- 危険予測の技能教習と同じメンバーで引き続き行う
- ディスカッションタイムは20分ぐらい
- 運転技術より危険な箇所や道について話すとギスギスしない
- 1つ指摘するなら3つぐらい褒める勢いで!
危険予測ディスカッションをした感想について
危険予測ディスカッションをする前は、「どんなこと言われるのかな~、怖いな~」と思っていましたが、終わってみればそうでもありませんでした。
これはメンバーによるのかもしれませんが、ディスカッション前に教官が言っていたセリフも大きかったんじゃないかと思います。
教官「この時間では危険予測ディスカッションをするけど、ディスカッションというよりも相談だから。あの時どうすればよかったかな?自分ならどうする?みたいなことを相談していきましょう~」
こんな感じで、あえて”相談”という言葉を使ってくれたのがよかったですね!
ほかの教習生に運転を見られるのも緊張しましたが、安全確認のタイミングだったり、ハンドルの持ち方だったり、いろいろ勉強になる点も多かったです。
誰かの運転を体験することで、自分の運転のクセにも気づけますしね。
指摘された点や気づいた点を意識して運転していこうと、改めて気が引き締まりましたよ。
さいごに
教習所で行う危険予測ディスカッションって、実際にやってみるまで内容がわかりづらい部分もあるので緊張しますよね。
ましてや、ほかの教習生を交えての複数教習になるので、不安になってしまうものです。
ディスカッションという名前がついていますが、意見を言い合って「何が危険か」「どんな危険があるか」に気づくための時間だと思いました。
また、ほかの教習生の運転が上手いと感じたら、どこが上手いのか理由を探すと自分の改善点につながることも多いです。
複数教習では、ほかの教習生の運転を体験することで「自分より運転が上手い…」と微妙にへこんだりするかもしれません。
ただ、こんな機会があるのは教習所に通っている今だけ。
ほかの人のいいところにもどんどん気づいて、自分の運転の糧にしていきたいですね。
おまけ:教習日記まとめ
今回は、危険予測ディスカッションを受けた感想について紹介しました。
教習日記を最初から読みたい場合は、以下もチェックしてみてくださいね。