電車に乗るために改札内に入るのは当然ですが、人を見送ったり迎えに行ったりするためにたまに改札の中まで行きたい時もありますよね。
電車には乗らないけど改札の中に入りたいという時は、入場券が必要です。
ただこの入場券をいざ購入するとなると、Suicaで購入できるのか、はたまたSuica自体が入場券の代わりになるのかなど、いろいろと疑問が出てくるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Suicaで入場券が買えるのか、またSuicaは入場券の代わりとして使えるのかについて説明していきますね。
入場券は券売機で購入可能、Suicaで支払えます
入場券は駅の券売機で購入することができますよ。
▼画面に「入場券」のボタンがあるのでそれを押します。
▼支払いには、現金やSuicaを始めとする交通系ICカードが使用できますよ。
簡単に入場券を購入することができました!
入場券にはこのような注意書きがされていましたよ。
- 旅客車内に立ち入ることはできません
- 発売時刻から2時間以内1回限り有効
有効なのは発売時刻から2時間以内とのことなので、入場券の購入は改札に入る直前にするのが良さそうですね。
入場券の料金
今回私が購入した大宮駅では入場券は140円でしたが、エリアによって入場券の料金が少し異なります。
入場券発売エリア | おとな | こども |
---|---|---|
本州3社内及び小倉駅・博多駅 | 140円 | 70円 |
東京の電車特定区間内 | 140円 | 70円 |
大阪の電車特定区間内 | 120円 | 60円 |
JR四国・JR九州内 | 160円 | 80円 |
JR北海道 | 170円 | 80円 |
参考:JR きっぷのあれこれ
入場の際は切符と同じ要領で改札に通します
改札の中に入る時は、切符で改札を通る時と同様に、改札機の切符挿入口に入場券を通すだけです。
出てきた入場券は丸い穴が開けられるので、改札を通ったことが分かるようになっていますね。
また、入場券は改札から外に出る時も通すので、なくさないように注意です。
入場券はその時に回収されますよ。
Suicaを入場券代わりとして使用することはできません
Suicaそのものを入場券として使用することはできないので、必ず入場券を購入する必要があります。
いつもSuicaで改札を通っているなら、ついそのままSuicaで通りたくなってしまいそうですが、JR東日本によると入場券を所持しないで入場した場合は規定の普通入場料金を収受するとのことなので、忘れずに入場券を購入しましょう。
Suicaなどの交通系ICカードは、あくまで乗車する際に使うものということですね。
ちなみに、同じ駅で入場してそのまま出場しようとすると、出場時に改札で引っかかります。
その場合は窓口に行って通してもらうようにしてくださいね。
お金はしっかりと引かれたままですが…。
参考:JR東日本 旅客営業規則
さいごに
普段電車を利用する時はSuicaでスイスイっと改札を通過しているので、切符を購入する機会もほとんどなくなりました。
そんな便利な日々を過ごしていると、券売機で入場券を購入するのは少し手間だと感じてしまうかもしれませんが、たまにはそんな時も良いのではないでしょうか。
昔はこうやって切符を買うのが当たり前だったなぁ…としみじみ感じるかもしれません。
とはいえ入場券の購入にはSuicaも使えますし、早ければ10秒くらいで簡単に購入できますので実際そんな手間ではないですよ。
入場券が必要な時はぜひ参考にしてください!