大学生になると華やかな学生生活に希望を抱く半面、社会人の一歩手前として社会の様子が気になるもの。
しかし、新聞やネットを通してニュースを見るものの、政治や経済、国際情勢といった話題はなれないと中々読み解くのが難しいのではないでしょうか。
そんな少しハードルの高い情報収集に一石を投じたのがソーシャル経済メディア「NewsPicks(ニュースピックス)」です。
NewsPicksは、学生でも使いやすいようにデザインされていますが、初めてだと使い方がよくわからないですよね。
また、料金がかかるかどうかや割引があるのかも気になるかと思います。
そこでこのページでは、NewsPicksの利用方法や料金の割引方法などに学生に向けに紹介していきますね。
NewsPicksとは?
NewsPicksとは「経済を、もっとおもしろく。」というコンセプトで経済ニュースを提供しているメディアです。
単に経済ニュースを寄せ集めたキュレーションメディアではなく、各ニュースに対する専門家のコメントやNewsPicks独自の特集、またイベントを通じて世の中への理解を深める場を提供しています。
2018年には利用者数が300万人を突破し、学生のみならずビジネスパーソンからも注目されていますよ。
有料会員でできること
NewsPicksでは、日経新聞やBloomberg、ロイター通信など通常のニュースを読める無料会員に加えて、NewsPicksの独自の特集や動画を利用できるプレミアム会員という有料会員制度が利用可能です。
プレミアム会員の特徴であるNewsPicks独自の特集では時代の最先端を先取りするテーマが取り上げられ、社会を読み解くための示唆をあたえてくれます。
NewsPicksは就職活動対策におすすめ
「お金」や「働き方」、特定の職業といったテーマを取り上げたり、著名人へのインタビューをまとめたこれらの特集は、すでに働いている社会人のみならず、学生にもおすすめのサービスです。特に就活を控えた大学3、4年生。
就職活動では企業の情報収集が欠かせません。企業の説明会に足を運んだり、OBOG訪問を通して情報収集したりするのは大切です。
しかし、その場でただ話を聞くだけでなく企業や業界のことをより深く知るための時間にするためには事前に情報を仕入れて一度自分の中でかみ砕いたうえで質問を考えておくことがさらに重要でしょう。
例えば、就活生に人気の商社業界。企業によってはOBOG訪問を通して高く評価された学生は別ルートで案内されることもしばしば。
そこで、NewsPicksを利用するのはいかがでしょう。NewsPicksでは商社の歴史から将来の展望まで各社の幹部やOBを取り上げた特集が組まれました。
このような体系立てられていて、かつ業界の行方を見据えている特集を事前に読んでおくことで就職活動の時間をより有意義な時間にできるのではないでしょうか。
また、学生にもう一つ役立つ機能がニュースに対する「コメント」です。これはNewsPicksの大きな特徴の一つと言って良いでしょう。
Newspicksではユーザーがニュースに対してコメントをするのですが、このコメントが大変有意義なんです。
例えば、中東のニュースに対して日本側の意見を聞くだけでなく、中東の駐在員の方がコメントをつけることで、現地ではどのような反応なのか知ることができます。
どのような背景からニュースに取り上げられた出来事が起こったのかなどの情報が足され、より深くニュースを考察する機会を得られるのです。
また、ニュースに対して様々な立場の意見が飛び交うことでメディアに左右されない自分ならではの立場を考えるきっかけになるのではないでしょうか。
実は、「就活」について書いたわたしの個人ブログの記事がNewspicksに掲載されたことがあります。
そのコメント欄で自分と同じ意見から反対の意見まで飛び交って、いかに自分の見方が一面的なものであるか見つめ直すきっかけになりとても参考になったことがありました。
さらには、NewsPicksには「プロピッカー」と呼ばれる、テクノロジーや経済、国際政治などのプロフェッショナルが選出されており、弁護士や大学教授、各社社長などのニュースの見方を垣間見ることができます。
彼らの社会に対する視点から学ぶことで、社会人になる前にものごとをみる視座を高くすることができるのではないでしょうか。
学生は500円で利用可能
そして、このプレミアム会員、通常は月額1,500円のところ、学割プランとよばれる学生限定のプランでは月額500円で利用可能なんです。
しかも、最初の10日間は無料でお試し利用ができますよ。
申込みのやり方はとても簡単です。
こちらのページからNewsPicksプレミアム会員申込みページにアクセスし、一番左の「学割プラン」を選択。
次のページで学割プランの利用条件を読んだ上で「学生の方」を選択します。
その後、FacebookやTwitter、メールアドレスなどを用いて登録をすすめ、大学名や学籍番号、クレジットカード番号などを入力して申請すれば登録完了です。
学割ですと、一部ウォールストリート・ジャーナルやNewsPicksマガジンと呼ばれる季刊誌は通常のプレミアム会員と異なり利用が制限されてしまいますが、特集だけでも十分な読み応えがあるので申し込む価値はあると思います。
学割プランの契約をしたあとは解約がなされるまで自動的に毎月更新され、「卒業(予定)年月」の次の3月31日を超える最初の更新日まで学割が適用されます。
その後は自動的に1,500円の通常プランに移行されますが、解約もNewspicksの設定画面から簡単に行なえます。
さいごに
NewsPicksの佐々木紀彦さんは、以下のように学生時代の情報収集の重要性を語っています。
「何を食べるか」が、その人の肉体を形作るのと同じように、「どのメディアに接するか」が、その人の知や価値観を形作ります。とりわけ、多感な学生時代にどんな情報を摂取するかは、その後の人生を大きく左右します。
大学の授業で経済や政治、科学など学ぶかたわら、社会でそのような勉強がどのように生きているのか接点を作ってくれるのがニュースだと思います。
わたしもニュースの見方がいまいちわからず試行錯誤していたことがありましたが、Newspicksの特集やコメントといった機能を活用することでニュースを見ることが楽しくなりました。
学生だからこそ、響くニュースもあるでしょうし、自分でもコメントをつけながら社会との接点を深めていくのもいいと思います。