ネット銀行で有名なPayPay銀行は、個人だけでなく法人口座も作れます。
私は2014年8月に法人を作ったことで、法人用の口座が必要になりました。
また、2019年11月にも新しい会社を作り、そのときにもPayPay銀行の口座を作りましたよ。
このページでは、PayPay銀行を法人口座にするメリットや、気になる手数料を安くするコツなどを紹介していきますね。
PayPay銀行の法人口座を作るメリットは作りやすさ
PayPay銀行の法人口座を作るメリットは、なんと言っても申し込みのしやすさや作りやすさです。
私が初めて法人口座を作ったのもPayPay銀行でした。
起業したてで、なかなか口座を作るのが難しいというときでも、ちゃんと入力フォームや案内に従って進めていけば無事に口座開設できましたよ。
そのおかげで、2014年8月に作った会社では、未だにPayPay銀行をメインで使っています。
初めてでも口座開設しやすいってのは、めちゃくちゃ大きなメリットだなと思いましたね。
振込手数料は一般的な銀行より安い
PayPay銀行の法人口座を使うと、一般的な法人口座よりは振込手数料が安くなります。
法人口座になると、支払いするときの振込がかなり増えますよね。
そのため、振込手数料は安ければ安いほど節約になります!
PayPay銀行の振込手数料は以下の通り。
PayPay銀行宛 | 振込金額3万円未満 | 55円 |
PayPay銀行宛 | 振込金額3万円以上 | 55円 |
他の金融機関宛 | 振込金額3万円未満 | 176円 |
他の金融機関宛 | 振込金額3万円以上 | 275円 |
3000万円以上あれば、月5回までは振込手数料無料です。
なるべくPayPay銀行同士で振込するほうが手数料は節約になります。
もし、相手にも口座を作ってもらえそうなら、PayPay銀行を作ってもらってから振り込むようにすれば、経費削減できますよ!
個人のPayPay銀行については、以下のページが詳しいです。
ただし、住信SBIネット銀行と比較すると、振込手数料は高いです。
これもチリツモで変わってくるところなので、徹底的にこだわるなら、最安のところを選んだほうがいいですね。
ATM手数料は3万円以上の入出金なら無料になる!
PayPay銀行のいいところは、ATMで入出金するときに、1回3万円以上なら手数料無料になることです。
法人口座になると、ATM手数料無料にしづらいのですが、PayPay銀行は簡単に無料にできますよ!
ATMを利用する時に、金額関係なく月1回は必ず手数料無料になります。
ちなみに対応しているATMは以下の通りです。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- E-net
- 三井住友銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
余談ですが、個人的には法人口座で現金のやり取りをしたことがないので、1回も下ろしたことはありません…。
PayPayからの入金手数料が無料になる
もう1つ、法人のPayPay銀行口座を使う最大のメリットは、スマホ決済のPayPayを導入したあと、売上を入金するときの手数料が無料になることです。
2020年7月以降も入金手数料が無料になるため、利益を最大化するならPayPay銀行を使うほうがおすすめですよ!
もし、PayPayを導入することを考えているなら、PayPay銀行もセットで持っておくのがいいですね。
クレジットカードの引き落とし口座にも使える
PayPay銀行の法人口座は、クレジットカードの引き落としにも対応していますよ。
すべてのクレジットカードが対応しているというわけではないと思いますが、私が使っている法人カードはちゃんとPayPay銀行で引き落としできています。
おかげで、法人カードを使った分は、あとでちゃんとPayPay銀行から引き落としされているので、経理の処理もやりやすくて助かっていますよ!
PayPay銀行の法人口座開設に必要な書類
PayPay銀行の法人口座開設で印刷しないといけない書類は以下の3種類です。
口座開設完了の画面に、それぞれの書類を印刷するためのボタンがありますよ。
- ビジネスアカウント口座開設申込書類送付チェック表(法人用)
- 普通預金口座開設申込書(法人用)
- 送付先住所が書かれたラベル
ここにあげた書類に加え、法人かどうかを確認するための書類が必要になります。必要な書類は以下の通りです。
先ほど紹介した「ビジネスアカウント口座開設申込書類送付チェック表」にも書いていますので、参考にしてみてくださいね。
- 普通預金口座開設申込書
- 商業登記簿謄本
- 法人の印鑑証明書
- 取引ご担当者様の本人確認資料(運転免許証など)
- 必要に応じた書類
必要に応じた書類は、ホームページを持ってて設立6ヶ月以内だと必要になります。
法人設立届出書(控)や青色申告承認申請書(控)などのコピーが必要です。
全部の書類が揃ったら、封筒に全部入れてください。封筒には送付先住所が書かれたラベルを貼り付けます。
あとはポストに投函するだけですね。慣れないこともあり、結構大変な手続きに感じましたが、無事に手続きを終えることができました。
ポストに投函したのは2014/8/15の金曜日です。
その後、無事に口座開設完了!
ポストに投函して6日後の朝に、無事に口座開設完了できたというメールが届いていました。これにはほっと一安心です。
これだけ準備して、口座開設の審査に落ちたら凹みますので、本当に良かった!届いてたメールは以下の内容です。
休日を挟んでいるので、ポストに投函してから3営業日後に口座開設できたことになります。
書類が家に届きました
その後、口座開設完了できたということで、キャッシュカードやトークンが入った書類が届きました。ちょっと厚みのある封筒で簡易書留で届きます。
封筒を開けてみると、口座情報が書かれた紙とキャッシュカード・トークンがありました。
トークンは、PayPay銀行で取引する時に使いますので、大事に保管しておきましょう。これがあることで、セキュリティを高めることができます。
この番号は1分ごとに自動的に変わります。
PayPay銀行の口座にログインしてみよう
PayPay銀行の法人口座にログインするには、専用のログイン画面から手続きします。
店番号、口座番号、初期設定番号の入力し、下の「ログイン」ボタンを押してください。
次の画面では、ログインパスワード・暗証番号・トークンのワンタイムパスワード登録を行います。画面にしたがって入力していってください。
トークンのシリアル番号は、裏面に書かれています。
全部入力が終われば、一番下の「設定」ボタンを押して次へ進んでください。
これで初回ログイン設定は完了です。下にある「Welcome Pageへ」ボタンを押すと、ネットバンキングの画面になります。
ウェルカムページはこんな感じです。
これでひとまず法人口座が無事に作れました。今後、仕事のお金の出入りはここでしていくことになりそうです。
あとは、自分の思いのままにPayPay銀行の法人口座を使っていくことができます。
さいごに:口座開設はネットから
印刷したり、書類の準備に時間がかかるのは仕方ないですが、ネットからの口座開設申込はとても簡単でした。画面遷移も少なく、入力画面も1回だけなので、楽に感じました。
PayPay銀行の法人口座は月1回ATMが無料で使えるし、振込手数料もかなり安くなっているので、おそらく今後メインで使っていく口座の1つになると思っています。
法人になったのなら、まずは持っておきたい銀行口座の1つです。ぜひ口座開設してみてください。