SBI証券IPOの申込方法や抽選までの流れ・チャレンジポイントについて解説

SBI証券は取扱商品やサービスが豊富なネット証券で、IPO(新規株式公開)にも対応しています。

IPO株は上場後に株価が値上がりすることが多く、個人投資家を中心に人気が高い投資方法です。

SBI証券はIPOの取扱数が証券業界No.1で、抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が貯まるなど、サービス内容が充実していますよ。

私もSBI証券でIPO抽選に参加しています。

そこでこのページでは、SBI証券でIPO抽選に参加するときに知っておくとお得になることや、抽選申込の手順を画像付きで詳しく解説していきますね。

SBI証券IPOの申し込み方法や抽選までの流れについて徹底解説

SBI証券のIPOに参加する流れ

まずは、SBI証券のIPO抽選に参加する場合、どのような手順で手続きをすればいいのかをざっくり紹介していきます。

  1. SBI証券の口座開設を行う
  2. ログイン後画面でIPO抽選の申込を行う
  3. 抽選日までに口座へ入金しておく
  4. 抽選結果を確認する
  5. 当選していれば購入手続きを行う

SBI証券の口座がないとIPO抽選に参加できないので、最初に口座開設を済ませておきましょう。

口座開設が完了するまで少し時間がかかるので、参加したいIPOを見つけてから口座開設をすると、抽選に間に合わない可能性があります。

いつでも抽選に申込できるように、先に口座開設を済ませておくのがおすすめですよ。

口座開設後の手順については、あとで詳しく説明しますね。

参考:SBI証券の口座開設はこちら

SBI証券はIPOの取扱数が証券業界No.1

SBI証券はIPOの取扱数が証券業界No.1です。

2017年は85銘柄、2016年は76銘柄の取扱実績がありますよ。

IPOの当選確率を上げるには、抽選に参加する回数を少しでも増やすことが大切です。

IPOの取扱数は証券会社によって差があるので、取扱数が少ない証券会社を選んでしまうと、抽選に参加できる回数が少なくなってしまいます。

当選確率を少しでも上げたいなら、取扱数が豊富なSBI証券を利用して、多くのIPO抽選に参加するのがおすすめですよ。

SBI証券のIPO抽選に参加するときの入金タイミングについて

多くの証券会社では、IPO抽選の申込時点で資金が拘束されてしまいます。

しかし、SBI証券は抽選の申込時点では資金拘束されないので、口座に資金がなくても抽選に申込できますよ。

ただし、抽選日時の時点で応募した買付金額以上の買付余力がないと、抽選対象外になってしまいます。

SBI証券では、申込したIPOの抽選日時までに口座に入金しておく必要があるので注意してくださいね。

SBI証券は同一資金で複数のIPO抽選に申込可能

多くの証券会社では抽選申込の時点で資金が拘束されるので、複数のIPO抽選に参加する場合は、それぞれ資金を用意しなくてはなりません。

しかし、SBI証券は抽選日時の時点で買付余力があれば抽選対象になるので、抽選日時が違う銘柄なら同一資金で複数のIPO抽選に申込できますよ。

たとえば、口座の買付余力が30万円の場合、買付金額20万円のA銘柄と買付金額25万円のB銘柄は、抽選日時が同じでなければ両方とも申込可能です。

SBI証券は、少ない資金で多くのIPO抽選に参加できるメリットがありますよ。

SBI証券IPOの抽選ルール

SBI証券のIPOには「口数比例抽選」「IPOチャレンジポイント」など、他の証券会社にはない独特のルールがあります。

ここでは、SBI証券IPOの抽選ルールについて説明していきますね。

資金が多いほど有利な口数比例抽選

SBI証券のIPO抽選では、個人配分の70%が口数比例抽選により配分されます。

申し込んだ単元株数ごとに番号を付し、その番号を対象に抽選を行うので、資金が多いほど有利な抽選方法です。

たとえば、申込株数単位が100株で1株1,000円の場合、100株申し込むのに必要な資金は10万円(100株×1,000円)ですね。

このとき資金が10万円なら100株(1口)しか申込できませんが、100万円あれば1,000株(10口)申込できます。

このように、資金が多いほど申込口数が多くなるため、当選する確率が高くなりますよ。

ただし、抽選は公平に行われるので、申込株数が少なくても当選のチャンスはあります。

抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貯まる

SBI証券は、抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が貯まるポイントプログラムがあります。

抽選に1回外れるごとに1ポイント貯まり、次回以降のIPO抽選で貯まったポイントを利用すると当選しやすくなる仕組みです。

SBI証券のIPO抽選では、個人配分の30%がIPOチャレンジポイントに基づく方法で配分されますよ。

IPOチャレンジポイントの使用数が多い参加者から順番に配分していくので、ポイントをたくさん使うと高い確率で当選できます。

ただし、IPOチャレンジポイントを使って当選するには、最低でも200~300ポイントは必要です。

ポイントが十分に貯まらないうちに使ってしまうと、ポイントを捨てることになるので注意してくださいね。

SBI証券のIPO抽選の申込手順(画像付きで説明)

ここからは、SBI証券のIPO抽選に申込する手順を紹介していきますね。

▼SBI証券のトップページにある「国内株式」メニューを押すと手続きが進められます。

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▼「国内株式」のサービス一覧が表示されるので、「IPO-PO」を押しましょう。

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▼ブックビルディング情報の一覧から参加したいIPOがあるかを確認し、「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」ボタンを押します。

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▼購入意思表示画面が表示されたら、抽選に参加するIPOの内容を確認して「申込」ボタンを押しましょう。

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▼申込画面が表示されたら、申込株数と価格を入力します。

価格は「ストライクプライス」にチェックを入れると、どの価格でも購入意思があることを伝えられますよ。

取引パスワードを入力したら、「購入確認画面へ」ボタンを押して先に進みましょう。

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▼申込内容の確認画面が表示されるので、もう一度内容を確認して問題なければ「申込」ボタンを押します。

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▼これでIPO抽選の申込ができました。

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このあとは、抽選結果が出るまでしばらく待ちましょう。

抽選結果はログイン後画面で確認する

SBI証券のIPO抽選結果は、ログイン後画面で確認できますよ。

抽選結果の確認方法について説明していきますね。

▼SBI証券のトップページにある「取引」ボタンを押します。

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▼「国内株式」のサービス内容が表示されるので、「新規上場 公募増資・売出」を押しましょう。

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▼ブックビルディングの購入意思表示画面が表示されます。

抽選結果の日時になると、抽選結果が確認できますよ。

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当選または補欠当選の場合はメールで通知してもらうことも可能

抽選結果が当選または補欠当選の場合は、「Eメール通知サービス」を設定するとメールで通知してもらえますよ。

「Eメール通知サービス」の設定方法を説明していきますね。

▼SBI証券のトップページにある「口座管理」ボタンを押しましょう。

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▼口座管理のサービス内容が表示されるので、「お客さま情報設定・変更」を押します。

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▼登録情報画面が表示されたら「Eメール通知サービス」を押しましょう。

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▼「各種サービスメールご利用状況」の中から新規上場(IPO)を探して「変更」を押します。

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▼通知設定の「通知」にチェックを入れて「設定」ボタンを押すと設定は完了です。

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当選または補欠当選をメールで知らせてもらえれば、購入申込を忘れずに済むので安心ですね。

購入申込をしないで当選が取り消されるのはもったいないので、SBI証券ではEメール通知サービスを設定しておくのがおすすめですよ。

当選または補欠当選していたら購入申込を行う

抽選結果が「当選」または「補欠当選」の場合は購入申込を行いましょう。

購入意思表示期限までに購入申込をしないと、当選が取り消されてしまうので注意してくださいね。

補欠当選は当選ではないので、購入申込をしても購入できるとは限りません。

しかし、当選者の中から購入申込の辞退があると「繰上当選」になる可能性があるので、補欠当選でも必ず購入申込を行いましょう。

NISA口座からも購入申込できます

SBI証券では、NISA口座からもIPO株の購入申込ができます。

NISA口座で購入する場合は、購入申込のときに預り区分を「NISA預り」にしましょう。

当選したIPO株が上場後に値上がりすれば、売却益にかかる税金が非課税になるので手取り額が増えますよ。

SBI証券でNISA口座を開設しているなら、IPO株はNISAで購入申込するのがおすすめです。

さいごに

このページで紹介した手順通りに進めると、SBI証券でIPO抽選に申込できます。

SBI証券はIPOの取扱数が証券業界No.1である上に、IPOチャレンジポイントなど他の証券会社にはないサービスもあるので、IPO投資に取り組むならおすすめですよ。

SBI証券で積極的にIPO抽選に参加して、IPOチャレンジポイントを貯めながら当選を狙ってみましょう。

IPOにチャレンジするためにも、まずはSBI証券の口座を用意しておくのが最初です。以下のボタンからSBI証券の公式サイトに移動できますよ!

参考:SBI証券の口座開設キャンペーンを見てみる

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この記事を書いた人

1979年生まれ、千葉県在住の金融ライターです。もともとはお金が苦手で、まったく貯金できませんでしたが、結婚をきっかけにお金について勉強するようになりました。保有資格は2級FP技能士・AFP。投資経験は10年以上で、インデックス投資と不動産投資で資産形成中。ノマド的節約術では、資産形成に関する記事を中心に執筆しています。

大西カツシのプロフィール