電子マネーサービスのau WALLET(エーユーウォレット)が話題を集めていますが、auウォレットと同時期に同様の別の電子マネーサービスが登場しています。
auウォレットと同様にMasterCardとして利用できるプリペイドカードの「WebMoney Card(ウェブマネーカード)」です。
ウェブマネーカードは、auウォレットほどインパクトのあるカードではないですが、使い方次第ではお得にできるプリペイドカードとなります。
2種類のカードがある
ウェブマネーカードには、2種類のカードがあります。「WebMoney Card(ウェブマネーカード)」と「WebMoney Card Lite(ウェブマネーカードライト)」です。
ここからは、それぞれのカードの特徴について見ていきましょう。
WebMoney Card
ウェブマネーカードは見た感じゴールドカードと思ってしまうような金色のカードです。
このカードは、誰でも申込できて、年会費も一切かかりません。発送する時に手数料が650円かかるだけです。これも期間限定で無料になります。唯一かかる費用が無料のうちに申し込んでおくのがいいですね。
カードの有効期限は5年間で、5年経てば自動で更新されます。カードの残高上限は100,000POINT(100,000円)までです。
また、カードが家に届く時は「本人受取限定郵便」で届きます。本人確認書類の提示が必要です。免許証・パスポート・健康保険証などを用意しておきましょう。
WebMoney Card Lite
ウェブマネーカードライトは、ほとんどがウェブマネーカードと同じ機能ですが、少し違うところがいくつかあります。
発送手数料はわずか100円です。こちらは本人受取限定郵便という縛りがないので、郵送コストを安くできているからこのようになっているのだと思います。
ウェブマネーカードライトは有効期限5年ですが、カードの更新はありません。有効期限が切れても残高が残っていた場合、それが無駄になってしまいます。
1日3万円、月に5万円が利用の上限になります。あまりお金を使うことに慣れていない学生向けに良いカードだと思います。
ちなみに、カードの色は銀色です。
クレジットカードでのチャージができる
ウェブマネーカードを使えるようにするためには、あらゆる方法でチャージする必要があります。
チャージ方法は以下の4種類があります。
- WebMoneyプリペイド番号
- auショップ
- クレジットカード
- ネットバンク
WebMoneyプリペイド番号、auショップは、2種類ともチャージ可能です。クレジットカードとネットバンクはウェブマネーカードしかチャージできません。
MasterCardブランドのクレジットカードからチャージすると、クレジットカードのポイントも付きます。ウェブマネーカードを使うことによるポイントと二重で獲得できるのがいい感じです。
このサイトで紹介しているカードだと、ドコモのdカードや楽天カードがMasterCardに対応しています。
ウェブマネーカードが使えるところ
ウェブマネーカードが使えるお店は、現在WebMoneyが使えるお店と、ウェブマネーカードのブランドであるMasterCard加盟店です。
auウォレットはMasterCard加盟店だけですが、ウェブマネーカードはそれに加えてWebMoneyに対応しているお店でも使える特徴があります。
ポイントの仕組み
ウェブマネーカードを使うことによるメリットの1つに、ポイントを貯めることがあります。貯めたポイントは買い物の時に使えます。
ウェブマネーカードのポイントの仕組みは、普通のポイントカードやクレジットカードとは少し異なります。
(2016年1月追記)
以下、横線をひいているところは、現在は行われていないサービスとなります。
累計の支払額が11万円(11万POINT)を超えると、121ポイント還元されます。33万、55万、77万、99万と使えば使うほど、還元されるポイントが増えます。
一番お得になるのは、ちょうど99万POINT使った時ですね。この時は還元率が2.01%になります。2%を超えるカードはクレジットカードでも余程のことがない限りないので、使えば使うほどお得なカードといえます。
大きなお金を使うことが前提というのは、デメリットにもなり得るので、使うなら、徹底的に使い倒すぐらいの気持ちの方がいいと思います。
クレジットカードでチャージすることによるポイント還元を合わせると、もう少しお得にすることもできます。
ウェブマネーカードの申込はアプリから
ウェブマネーカード、ウェブマネーカードライトを申し込む場合はアプリからになります。iOS、Androidどちらの端末でも申込できます。
auウォレットとは違って、申し込みできる人に制限はありません。誰でも申込できます。