時間がないを解消!子供3人を育てながら仕事を両立させる8つの方法と効率よくする考え方のまとめ

現在、私はフリーランスとして3人の子どもを育てながら、在宅で仕事をしています。

子どもを抱えながら在宅で仕事をするのって、結構大変ですよね。
外で働くのとは、またちがった大変さがあるのではないでしょうか。

「どうやって仕事時間を確保しているの?」「育児や家事とのバランスは?」と聞かれることもよくあります。

中には、「ゆうらさん、分身の術が使えるんですか?」と聞かれることも。
もちろんそんなことはなく、自分なりに考えて仕事もしています。

そこでこのページでは、仕事をする上で意識している考え方や効率化する方法について、紹介していきますね。

育児や家事をしながら、仕事の効率を高めたい!というときの、ヒントになれば幸いです。

一日のタイムスケジュールについて

まず最初に、わが家の一日の流れを大まかにお伝えしますね。

家族構成や家庭環境は以下の通り。

  • 旦那は単身赴任中(ほぼ家にはいない)
  • 私はフリーランスのライター(在宅勤務メイン)
  • 子どもは3人(小学校3年生の男児・小学校2年生の男児・年中の女児)
  • 平日の子どもがいない時間に仕事をすることが多い
  • 実家の協力あり

旦那が単身赴任中なので、基本的にワンオペで家事・育児をしている状態ですね。
実家が協力的なため、なんとかまわせている部分はあります。頭が上がりません。

一日のタイムスケジュールは、大体以下のような感じです。

仕事をする日【平日の場合】
時間帯内容
6:30起床・子どもたちを起こす
6:40長男・次男の朝ごはん、着替え
7:05長男・次男が登校する、見送り
7:30メールチェック・仕事
8:30園に行く準備
8:40娘を園まで送る
9:10洗濯・洗濯物たたむ・掃除機かけるなどの家事や掃除
10:00仕事
13:00お昼
14:00仕事
15:00次男が帰宅・宿題をさせる
15:30次男の宿題チェック
15:50長男が帰宅・宿題をさせる
16:00娘のお迎え
17:00長男・次男の宿題答え合わせ
17:30子どもたちが遊んでいる中で仕事
18:30夕飯
19:30お風呂
20:30ハミガキ・明日の準備・寝る準備
21:00~21:30子どもたち就寝
22:00~23:00仕事をするときもある(眠いときは子どもと一緒に寝ることも)
23:00~マンガ読んだり、動画を見たり、趣味タイム
00:30就寝

仕事をしている時間は、平均すると3~5時間ぐらい。

ちなみに私は朝ごはんを食べていません。
空腹時のほうが集中できるため、午前中にまとめて仕事をしてひと段落ついてからお昼ごはんを食べることが多いですね。

特に、7:30〜8:30までを自分の中でのゴールデンタイムと勝手によんでいます。
この時間に集中できると、あとの仕事もスムーズになる気がするんですよね。

自分にとって集中できる時間を知っておくのは、強みになると思いますよ。

締め切りのある仕事は今していませんが、月末に向けてゆるやかになるよう調整しているので、月初のほうが忙しいです。
この時間は仕事する!とは決めていなくて、できるときにできることを進めている感じですね。

土日は基本的に家族と過ごすこと・朝ゆっくりすることを優先しているので、パソコンはつけないことが多いです。

遊ぶときは遊ぶ!仕事するときは仕事する!という感じで、メリハリをつけるようにしていますね。
休む日を意識したことで、平日になるとスイッチが入りやすくなったような気がします。

平日は仕事をする日というように日常的なものとして習慣づけておくと、仕事スイッチが入りやすくなりますよ。

出かける用事などがあるときは、逆算して動くようにしています。
○時には家を出るから、それまでにやることを済ませるという形で時間配分していますね。

このとき、仕事→準備→出かける、ではなく、準備→仕事→出かけるといった流れになるように動きます。

先に準備を済ませておくと、出かける時間ギリギリまで仕事ができるので余裕が生まれますよ。

子どもを育てながら効率よく仕事をする8つの方法と考え方

ここからは、実際にどんなことを意識しながら仕事をしているのか、効率化する方法や考え方について説明していきますね。

たまたまこの方法が自分には合っていたというだけなので、絶対こうすべき!というわけではありません。
何かひとつでも、ヒントになるようなことがあればうれしいです。

仕事のタイムスケジュールは決めない

先ほどもちょっと触れましたが、この時間は仕事する!というのは、特に決めていません。
できるときにできることを進めています。

よく聞かれますが、月に何本書くというのも決めていません。
自分の中でぼんやりしたラインはありますが、○本書くと決めるとそれが上限のように思えてしまうんですよね。

なので、今は目の前にある仕事をひたすら続けているだけ。
続けた分だけ仕事が自分の中で日常化するので、むしろやりやすくなります。

「やらなきゃ」という気持ちでいるよりは、「やろう」という気持ちで取り組んだほうがスムーズにいきます。

スキマ時間があったら少しでもいいから仕事を進める。できるときにできることをやる。
これを意識するだけで、仕事の進み具合は変わっていくと思います。

タイムスケジュールは自分では決めていませんが、子どものお迎え時間までとか、タイムリミットが存在するからこそ捗る部分はあると思います。

そういった場合は、本当に家を出る時間ギリギリまで取り組んでいることがほとんどですね。

家事は午前中に済ませる

洗濯物

基本的に、家事は午前中に済ませちゃいます。
在宅で仕事をしていると、家の中のことっていつでもできる分、ちょこちょこ家事をしたくなっちゃいますよね。

私の場合、仕事の時間は決めていませんが、そのかわり家事をする時間を決めています。
こうすることで、仕事だけに集中できる時間と空間が生まれやすくなると思います。

午前中に済ませるようにしているのは、部屋が整っている状態で仕事をしたいから。
あと、家事をしている内に脳がさえてくるから。

家事をしてリフレッシュした頭で、そのまま仕事に取り掛かるとスムーズに行くような気がします。

よくパソコンを立ち上げるまでの時間に、洗濯物を畳んだり干したりしてますよ。
いつでもできる家事こそ時間を決めて、手早く済ませるほうが一日の流れがスムーズになると思います。

「10分だけ」を「10分もある」と考える

たとえば、子どものお迎えまであと10分あるとき。

「10分だけ」しかないと考えるか、「10分もある」と考えるかで、時間の使い方は変わってくると思います。
私の場合は、後者ですね。

10分もあれば、記事の構成を考えたり、写真の編集をできたり、できることはいろいろあります。

この10分間ですべてを完結しようと思うと「10分だけ」に感じてしまいますが、次につながることをすれば「10分もある」に変わると思いますよ。

子どもを育てながら仕事をしていると、この10分間が意外と大事。
10分を積み重ねていけば、1時間分のことができたりもしますからね。

「10分もあるから、ちょっと見出しだけ考えよう」
「10分もあるから、写真を編集しよう」

そんな風にコツコツ、スキマ時間を積み重ねていくと、後の作業が楽になりますよ。

区切りの良いところまでやる

一日の仕事時間は決めていませんが、「区切りの良いところまでやる」というのは意識しています。

たとえば、朝取りかかった仕事は、その日の夜には仕上げるイメージですね。

別に仕上げきらなくても、写真の編集だけは終わらせるとか、自分にとって区切りが良ければOK。
これは、仕事を早く終わらせるためというより、自分のリズムを崩さないためです。

仕事をしているうちに気分がノッてくる場合は、特にこのリズムが崩れないよう、一気にいけるところまでいくようにしています。
今ノッていても、後で気分がノッているとは限らないので。

区切りの良いラインは、自分が納得いく範囲で構いません。
常に、明日の自分が楽になるイメージを持っていると、「後でやる」という後回し癖がつかなくなると思います。

メッセージはすぐ返す

クライアントさんとメッセージのやりとりや、仕事のメールをする場合、すぐ返信するように心がけています。

これもまた、「リズムを崩さない」ため。

相手側からメッセージがきた場合、相手の意識が仕事へと向いている状況だと思います。
ある意味、ノッている状態ですね。

「連絡はいつでも大丈夫です」と連絡くれる場合もあると思いますが、返信はなるべくすぐ返します。
レスポンスが早いと、それだけで相手も気持ちが良いはず。

逆に、返事が遅いと不安に思ったりしますよね。
メッセージのやりとりで不安が生まれると、仕事をしていく上での信頼関係もなかなか築かれません。

すぐに返信できない内容でも、「確認してのちほどご連絡します!」と一言返信するようにしていますよ。
無反応よりはずっと良い印象になりますからね。

お互いに気持ちよく仕事をするためにも、レスポンスの早さって大事だと思います。

スマホでも仕事はできる

iphone

基本的にはパソコンで仕事をしていますが、スマホでも仕事ができないわけではありません。
むしろ、育児をしながら仕事をしていく上で、スマホは欠かせない存在です。

子どもがテレビを観てるときにスマホで情報収集したり、見出しだけ考えてEvernoteにメモしておいたり活用法はいろいろとありますよ。

仕事でTwitter運用もしていますが、更新用の文章を考えて下書きにしておいたり、短い時間でもできることをしています。

文章を考えておけば、あとで送信ボタンを押せばいいだけの状態になるので、時短更新にもなりますよ。

おみやで買いたいお土産リストも、大体こういうスキマ時間にリサーチしてメモしてます。
スキマ時間で集めた情報は、Evernoteなどわかりやすいところにメモしておくと、大事な資料にもなりますよ。

▼こんな感じにメモしています。Evernoteは写真なども貼れるので便利。

evernote画面

どこかにメモしておけば、自分だけでなくほかの誰かに役立つこともあります。
「こんなの知りませんか?」「あります!」というやりとりにつながることも。

普段から、「情報を集める→アウトプットしておく」という流れを癖づけるようにしています。

Evernoteだけでなく、iPhoneのメモアプリも使い勝手が良いのでよく使っていますよ。

まとめてできる仕事はまとめてやる

仕事によっては、記事を書いたり、撮影をしたり、編集をしたりと、やることが変わってきます。

集中力を切らさないためにも、まとめてできる仕事はなるべく一気にやるようにしていますよ。

たとえば、以下のような感じですね。

【1日目】
午前:写真撮影
午後:写真編集

【2日目】
午前:記事の下書き
午後:記事の編集と仕上げ

写真を撮るときはその日のうちに編集まで終わらせる、記事を書くときはその日のうちに書き上げるようにしています。

必要な材料をまとめて揃えておいて一気に完成させる、というイメージですね。

撮影するときはそれこそ200枚~300枚ぐらい撮って、記事も5記事ぐらい書き上げる感じ。
あまり集中力が持続するタイプではないので、まとめてできるときにガッと仕上げるのが、私には合っています。

全部に手をつけてしまってなかなか完成しないという場合は、同じジャンルごとにカテゴリーわけして、取り掛かると集中できますよ。

気持ちの切り替えスイッチをつくる

もちろん、毎日ちゃんと仕事ができるわけでもなく、なんとなく集中力が途切れがちだったり、やる気が起きないときもあります。

仕事をする気が起きないときは、思い切って「やらない」というのもひとつの手。
何もやらないのではなく、モチベーションの回復期だと思って、別のことをするようにしています。

やる気が起きないときは、気分を変えたり、環境を変えたりするのがおすすめ。

私は集中力が途切れたとき、以下のようなことをしていますよ。

  • 部屋の掃除をする
  • 好きな音楽を聴く
  • 好きな本を読む
  • 外に出る
  • 買い物をする
  • 外食をする
  • からだを動かす

仕事が手につかないときは、インプット不足もあるかもしれませんね。
音楽や本など、好きなもので自分を満たしたり、おいしいものを食べると心も元気になりますよ。

また、外へ出てからだを動かしたりすると、帰宅したときに集中力が高まり、仕事がスムーズに進むこともあります。

▼写真を撮るのが好きなので、カメラ片手に散歩するだけでも気分転換に。

写真散歩

とはいえ、子どもが小さいうちは外出すること自体がストレスになることもあると思います。
そんなときは、家中をピカピカに磨き上げるのがおすすめですね。

部屋が綺麗になるので環境も整い、からだを動かすので脳もさえますよ。私が一番お世話になっている対処法です。

集中力が途切れたときは、「掃除チャンス!」と思って逆に楽しんでいますよ。
もし集中力が戻らなくても、部屋は綺麗になるので結果オーライです。

また、どうしても在宅仕事をしていると、子どもが「遊んで~!」とくっついてくることがよくあります。
そういうときは潔く作業を中断して、子どもと一緒に遊ぶようにしていますよ。

「あとでね」「ちょっと待ってね」といっても、子どもが遊びたいのは今この瞬間。
待たせるほうがぐずってしまい、結果的に仕事どころではなくなってしまいます。

思い切って遊んでしまったほうが子どもは満足するし、遊び疲れてお昼寝してくれたらしめしめですね。
最終的に、仕事をする時間が増えることにもつながりやすいです。

気分が乗らないときも、あえて子どもと一緒に遊んだりしていますよ。
適度にからだを動かすことにもつながるので、子どもと遊ぶ=リフレッシュになるのかもしれません。

こんな風に、仕事に集中できないときは、「気分を変える」「環境を変える」ことを意識しています。

さいごに

育児をしながら仕事を効率よくするための考え方について説明してきましたが、大きなポイントとしては以下の通り。

  • スキマ時間を積み重ねること
  • 自分のリズムを崩さないこと
  • 家事は手早く簡単に
  • 手を抜けるところは手を抜く

子どもを育児しながら仕事をする上で、「時間は有限」という考え方が一番大切ではないでしょうか。

10分あったら何ができるか、何をするか。
自分の中で優先順位を決めて、できることをできるときにしてみてください。

限られた時間をどう使っていくかが、効率化につながると思いますよ。

私はよく「省エネ育児してます」と言うのですが、手を抜けるところはどんどん手を抜いていいと思っています。
これもある意味では、効率化につながります。

育児と家事に加え、仕事までしていたら、全部に全力でいると疲れてしまいますよね。
手の抜きどころを覚えておくと、心にもゆとりが生まれます。

必要なところにだけ力を入れて、ムダなものには力を注がない。
ある意味、節約と同じ考え方かもしれませんね。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール