Airbnbの優良ゲストであり続けるために、利用歴2年の私が気をつけていること【伊佐知美の世界一周とお金の話 #18】

伊佐 知美の画像

こんにちは! 2016年4月から固定の住居を持たず、国内外を旅しながら暮らしている伊佐知美です。

旅をしている間、おもに寝泊まりしているのは世界各国の「Airbnb」のおうち! これまで、約15カ国60軒以上のAirbnbの家に宿泊してきました。

そして自分で言うのも何ですが、私はこれまで受け入れを拒否されたことが一度もなく、また予約したい宿を即予約できていて、その上ホストに軒並みよい評価=レビューをいただいています。

なのできっと(自分で言ってしまいますが)これは「優良ゲスト」と評していいレベルなはず……!

ということで、この記事では、Airbnbのホスト(ゲストを受け入れる側=家を提供する側)ではなく、ゲスト(Airbnbを利用する側=宿泊するユーザー)……しかもヘビーユーザーとして、私が気をつけていることをまとめたいと思います。

といっても、まぁ普通のことを普通に守っているだけなのですが。

意外に見落としがちなこともあるかと思いますので、Airbnbの利用をあまりしたことがない!という方や、なぜか自分に対する評価やレビューが辛口め!という方はぜひ参考にしてみてください。

Airbnbは、ホストもゲストも評価し合う仕組みである

まずそもそもの話なのですが、Airbnbは、基本的には「まだ会ったことも話したこともないホストとゲストが、互いに信頼し合うことにより、部屋の貸し借りという契約が成り立つサービス」です。

そこで大切になるのは、以下の2つ。

  • 個人プロフィールの拡充
  • 過去のAirbnb利用数と、その際のホストのレビュー

というのも、ホストは「見ず知らずのゲスト」に自分の家を貸すのですから、まずはゲスト自身がどんな人物であるかを確認したいと思うはず。その際に参照できるのは、Airbnb上では上記2つだけといっても過言ではないからです。

個人プロフィールの拡充

これは、評価というよりも自分の事前準備の問題なので、ぜひやれることはやりましょう。

伊佐知美の世界一周とお金の話

正面から撮った鮮明な顔写真は、ホストとゲストが互いを知る上でとても重要です。風景写真の人をなんの抵抗もなく受け入れられる人は少数派です! 写真は顔がはっきりわかるものを選び、個人情報や、先方のホストやゲストに伏せておきたい情報が写っていないことを確かめましょう。(画像・テキストともに引用元:Airbnb

Airbnbの公式文章でも謳われていますが、まず一番に大切なのは、プロフィール画像をきちんと顔が確認できるものにすること。

「自分がホストになったら?」と想像すれば容易いと思うのですが、やっぱり後ろ姿や、かわいいけれどペットの写真とかですと、人となりは……分かりませんよね!

あとは、任意記入になっている箇所の、プロフィール欄をきちんと埋めておくこと。とはいえ私は、かなりシンプルな記述にとどめていて、それよりも予約時のコメントを充実させるようにしています。

プロフィールの例

伊佐知美の世界一周とお金の話

予約時の「ホストに一言ご挨拶を」の画面例
伊佐知美の世界一周とお金の話

私が実際に入力している、挨拶(英語版)の例

伊佐知美の世界一周とお金の話
私が実際に入力している、挨拶(日本語版)の例
伊佐知美の世界一周とお金の話

この予約時のコメントは意外に大切だと思っていて、その後のホストとのコメントのやりとりや、当日実際にお会いした時の話のきっかけにもなるので、ぜひリアルタイムの情報をフレンドリーに書くことをおすすめします。

過去のAirbnb利用数と、その際のホストのレビュー

こちらは相手に評価してもらうところなので、やれるべきことをやって天啓を待つ、的なところはありますが……。

普通のホテルに宿泊したり、親戚や友人の家に泊まらせてもらうときのことを想定して利用すれば、大体のことはOK!だと思っています!

具体的に、私が気をつけていることは以下。

[1]やりとりはスムーズに!

なんといってもインターネット上のやりとりです。相手が気持ちよくやりとりできるように、できるだけ自分でやりとりを止めず、即レスを心がけるようにしています。

予約が成立した場合、ホストが気になるのは「何時に到着する?」「どこから来る?」「ピックアップサービスは必要?」「詳細の住所や行き方を説明したいのだけれど、アクセス方法は何にする予定?車?公共交通機関?」……などなどです。

なので私は、なるべく自分からその情報を送るようにしています。

伊佐知美の世界一周とお金の話

ホストによってはやりとりをAirbnbではなく、メールやLINEなどの方法がいい、という方もいらっしゃるので、その場合は適宜アドレスやアカウントを伝えるようにしましょう。

もちろん基本的にはAirbnb上でやりとりを完結させることがルールになっているので、これはNGであれば断っても評価には響かないと思います。

[2]チェックインしたら、まず挨拶

実際にチェックインする段階になったら、ここからはもう血の通った人間同士のコミュニケーション! 無事会えた喜びを分かち合いながら、きちんと礼儀正しく挨拶をしましょう。

笑顔で「はじめまして!◯日間、どうぞよろしくおねがいいたします」。最低限、これで十分です。

[3]セルフチェックインの場合は、チェックイン後すぐに一報を入れる

とはいえ最近は、部屋にホストがおらず、自分ひとりで鍵を入手して、セルフでチェックインするスタイルのAirbnbも増えてきました。

その場合ホストには会えないケースが多いです。が、「ちゃんとチェックインできたかな……?」「部屋は、気に入ってくれたかな……?」などと気にしてくれるホストがほとんどなので、できれば自分から連絡を入れましょう。

「無事にチェックインできました!」「すごくきれいな部屋ですね。道も分かりやすかったです」。そんな簡単なやりとりで◎だと思います。

伊佐知美の世界一周とお金の話
あまりかしこまらず、カジュアルなやりとりであることも多いです

[4]ハウスルールを守って滞在しよう

Airbnbは、ホストが決めたルールが、その部屋のルールです。

たとえば門限は何時、キッチンの使用は不可、レンジはOK、など細かいハウスルールは部屋の紹介ページに詳細が書いてあるため、ぜひ事前にそれを確認して滞在を始めましょう。

ホストによっては、ハウスルールを印刷して、ファイルにまとめていることもあります。

「部屋を離れるときは、電気を消してね」など、当たり前のことが書いてあることも多いですが、何かしらの理由があってホストもそのルールを設定しているはず。できる限り、守りましょう! 人とひととの信頼関係は、日々の積み重ねです。

[5]もしハウスルールを破ってしまったら、素直に謝る

でも、時おりそのハウスルールを忘れてしまったり、海外だったら英語表記だったりして、勘違いして受け取ってしまうこともありえます。

私は以前、オーストラリアのゴールドコーストという街で、ベジタリアンカップルの家に滞在させてもらっていたのですが、肉の調理がNGになっていることに気付けず、ベーコンを焼いてしまったことがあります……。

そのときホストは「NO! Tomomi!」と叫んで困った表情をしたものの、「ごめんなさい」と謝ると「仕方がないわ」と言ってキッチンの消毒を始めてくれました(肉を調理したら、全部消毒しないと気がすまないそう!)。

「本当にごめんなさい」と思ったのですが、ときにはこんなこともあります……。ハウスルールを破ってしまったら、どうして破ってしまったのかを伝えて、素直に謝りましょう。

ちなみにこのときのホストは、結果きちんと高評価をしてくださいました……。

[6]コミュニケーションをめんどくさがらない

もしホストが同じ家の中にいる場合は、「ただいま」「おかえり」というシンプルなコミュニケーションを都度とったり、「今日はどんな一日だった?」などの会話をぜひ交わしましょう。

同じゲストでも、会話があったかないかで、印象はかなり左右されます。

少し余談になりますが、チェコのプラハに滞在したときに、夜遅く戻ったことがありました。

そのときに、ホストが「おかえりなさい」と声をかけてくれたのですが、「こんばんは。遅くなっちゃった。けど、プラハはとても素敵な街ね。つい長くお散歩をしたくなっちゃう」と返したら、「本当にそう思うの!」と、プラハに移住してきたらしいそのホストは、熱を持って街について語りだしてくれました。

話してみるとホストとは同年代であることが分かり、旅がもともと好きだということも相まって、意気投合。

そこから毎日話すようになったのですが、じつは私は最終日にiPhoneの盗難に遭ってしまい……。しかもその日が別の国に旅立つフライトの日でかなりバタバタしたのですが、一緒に警察にきてくれたり、空港までのタクシーをチェコ語で手配してくれたりと、本当に力になってくれました。

そのときの私たちのレビューは、こんな感じ。

伊佐知美の世界一周とお金の話_チェコ

伊佐知美の世界一周とお金の話

もちろんその後もやりとりは続いていますし、もし今度プラハに行くことがある際には、ぜひナンシーに会いに行きたいと思っています。

このように、Airbnbでのコミュニケーションは、互いの評価やレビューに影響するだけでなく、その後の人間関係にもよい影響があることが多いです。

ぜひぜひ、Airbnbでのコミュニケーション、積極的に行ってみてくださいね。

[7]立つ鳥跡を濁さず

……さて。もうこれが、評価のほとんどを占めているといっても過言ではないと思います。

「きれいに利用しましょう」。

もはやこれに尽きます……!

とはいえ、日本人は基本的に部屋をきれいに使う国のひとのようです。「立つ鳥跡を濁さず」という言葉もありますし、使う前よりきれいにして帰るつもりで、美しく利用しましょう。

  • 備品がなくなったら勝手に補充しようとしないで、まずは聞く
  • キッチンを使ったら、きちんと後片付けをする
  • ドライヤーの定位置があるなら、利用後は必ず元の位置に戻す

……そんな一つひとつの積み重ねが、大切! ゴミもあんまり、無造作に捨てるのはやめましょうね〜。

[8]チェックアウト時は、お礼とレビューを忘れずに

チェックアウトの日は、極力会えるときにお礼を言う。言えなければ、メモか何かを残していく。そして、最後は必ずレビューを書く!この3点を気をつけています。

ホストより先にレビューを書くと、相手にはAribnb上で通知がいきます。「伊佐さんがレビューを書いてくれたので、ホストさんもレビューを残しましょう」というような形でリマインドが飛ぶので、自分のレビューを書いてもらえる可能性も高まります。

レビューの例

伊佐知美の世界一周とお金の話

伊佐知美の世界一周とお金の話

伊佐知美の世界一周とお金の話

人間関係で大切にしたいことを、そのままAirbnbにも

以上が、私がAribnb利用の際に気をつけていることです。羅列すると、「なんだそんな基本的なこと!」と思うかもしれませんが、意外と「お金を払ったんだから!」「私、お客さんだし!」と思ってしまう瞬間は正直多いものです(私はあります……!)。

けれど、ホテルではなくAribnbのよいところは、お金が介在するとしても、やはりそこには人とひとのやり取りが存在すること。

できれば、互いに気持ちよく今後もAirbnbというプラットフォームで過ごしていくためにも、一回いっかいの利用を大切にしたいものです。

どなたかの参考になれば嬉しいです。ではまた、次回!

(Airbnb上のコメントのやりとりは、すべて伊佐自身のAirbnbより引用しています)

この記事を書いた人

1986年生まれ、新潟県出身のライター・編集者。これまでに仕事をしながら世界を2周、47都道府県55ヶ国200都市以上を巡る。これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』創刊編集長、オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」「#EnglishChallenge」オーナー。