マタニティジーンズの手作りは意外と簡単!作り方の手順と注意点まとめ

森山愛美夏の画像

子供が大きくなって着られなくなった小さな服は、義妹宅や友人宅に譲るために基本的には押入れの中に眠っています。

その中に「たしか一緒にマタニティジーンズも入れてあったはず・・・」と思って探したら、11年前の妊娠期に履いていたジーパンを発掘しました。

だけど・・・まさかのベルボトム。時代を感じますね。

マタニティージーンズを作ろうと思った理由

履き心地はとてもいいですが、10歳になる娘にも「ママ、裾がすごくバサバサしてるね」と冷静な顔で言われましたし、今これを着て外を歩くのはちょっと勇気が必要です・・・。

ベルボトム

検索してみると、どの会社から出ているマタニティジーンズも薄い生地のものが多く、これでは冬を越せない気がしました。

いつか温かい生地のマタニティジーンズも発売されるかもしれませんが、あてもなく待つことはできません。

そのためとりあえず以前から持っていて履き慣れていたジーパンをリメイクして、マタニティジーンズを作ってみることにしました。ユニクロのヒートテック、22インチです。

古いジーンズ

実際にリメイクマタニティジーンズを作ってみよう

(1)古いジーパンのお腹部分をくりぬく

マタニティジーンズは、足とお尻部分は普通のジーパンですが、お腹の部分だけがよく伸びる生地になっています。ですので、同じようにお腹の部分を切り取ります。両ポケットとジッパーまわり。

なるべくほつれないように、思い切ってぐるりと切り抜いていきましょう。

左にまだついているポケットの内部の布(写真でいうと白い布です)も、写真右側のようにきれいに切り取ります。

カットしたジーンズ

(2)腹帯の下のゴム部分を切り抜く

「くりぬいたジーパンと縫い付ける、収縮自在な布といったら何がいいだろう?」と見回したら、腹帯以外ぴったりなものが思い当たりませんでした。

妊娠したお腹にぴったりフィットして、サポートしてくれる。内側にお守りポケットもついてる。

色は薄いピンクなので全体のバランスを考えるとちょっと合わないのですが、着る時はお腹をチュニックやセーターで隠しますから、ここでは目をつぶります。

今回はこの腹帯の下のゴムの部分を切り取ります。そうすることで、切り抜いたジーパンの下部分にやわらかくフィットするようになります。

腹帯をカットする

(3)腹帯とジーパンを試着しながらマチ針で留めて仮縫いする

下のゴム部分がなくなった腹帯を装着してみます。そしてその上からジーパンを履いてみて、お腹のラインに少し余裕をもたせた状態でマチ針を留めていきます。この時、ジーパンの中心部分と腹帯の中心部分を合わせることを、お忘れなく。

ジーパンの前部分を全てマチ針で留めたら、後ろ部分はそのままで、針が刺さらないよう注意しながらそっとジーパンを脱ぎます。そしてマチ針で留めた部分をザクザク手縫いで仮縫いしましょう。

後ろ側はだいぶ腹帯を伸ばさないと、幅が合わない状態になっていると思います。

でもここで慌てないでくださいね。前面と同じで中心部分を合わせたら、腹帯を伸ばした状態でマチ針で留めていきます。そして仮縫い。これで簡単にミシンで縫うことができるようになりました。

仮縫いしたジーンズ

(4)実際にミシンで縫っていこう

仮縫いした部分をジーパンの生地の端を小さく折り込みながらミシンで縫っていきます。実際やってみたら「股の部分を切り抜きすぎたかもしれない」と感じました。

そのため、以下の記事に書いた無印のマタニティジーンズを裾上げした時に出た余り生地を縫い付けて、股上の長さを足してみました。
参考:3人目にして感じた、妊娠中まったく必要ないもの&買わなきゃいけないもの

このように、余ったストレッチジーンズの生地を縫い付ける時は、中心を合わせてまっすぐに縫えばいいだけ。もし「切り抜きすぎた!」「端の始末が雑になりすぎてしまった」という時にはおためしください。

写真は縫い終わってすぐの状態です。

縫い終わり

また、マタニティジーンズは1枚だけだと心もとないですから、1本は買ったほうがいいかもしれません。

以下の記事にもガイドを書いていますので、買い方や選び方などもしよろしかったらご参考になさってください。

縫い終わって眺めていると、糸の白い色や黄色い色が少し目立つ気がしました。「どうしようかな」と思ったそんな時に目に入ったのが「油性ペン」。

縫い目を軽くなぞるように塗っていくだけで、まったく目立たなくなりました。荒技ではありますが、洗っても意外と色が落ちないので試してみてよかったです。

ジーンズ、油性ペンで色を塗る

両端の部分も布で覆って見た目的にきれいにしようと思いましたが、一度やってみたらゴツゴツしてしまって着心地が悪くなってしまったのでやめました。ジーパンの前面部分までしか切り抜いていないので、後面部分がほつれることはありません。

以下の写真は、できあがったところです。

できあがったマタニティージーンズ

腹帯部分の色が明るいので見た目は格好悪いですが、今のところ市販のマタニティージーンズよりも履き心地がいいです。それも元々履いていたジーパンだから当たり前かもしれませんね。

全体像は以下のような感じ。

マタニティージーンズのアイキャッチ

マタニティジーンズを縫ってみて 今後の改良点とまとめ

腹帯とジーンズをドッキングさせただけなので、履き心地はサポート力もありながらぴったり。ですが、トップスをぺらっとめくると見た目はどうしても「腹帯からジーンズが生えたもの」という印象が否めません。

そのためもう少し寒くなってきたら、この腹帯生地の上に黒か灰色の伸びるカットソー素材を縫い重ねてみようと思います。そうすれば防寒にもなりますし、より着やすくなりそうです。

自作してみたマタニティージーンズは、市販のもののように、「妊娠5ヶ月くらいの頃は布が余ったりブカブカな部分がある」ということがありません。

だから体の線が出るようなトップスを着ても、まったくゴツゴツせず、ラインがとてもきれいです。これは想定外にうれしいことでした。

「少しお腹が出てるけど、なんかきれい」と家族に言われてほっとしています。

現在わたしは、妊娠5ヶ月です。これからもっとお腹が大きくなっていきますが、暖かく過ごせそうです。

この記事を書いた人

CM音楽、作詞作曲、歌手、翻訳、ライター、料理講師。 卵乳アレルギーの8歳と1歳の母。出産を機に自分も同じアレルギーを持っていたと知り、卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲業、執筆業のかたわら、さまざまな自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期の食事、菜食と肉食ごはんの同時レシピ、アレルギー対応食などを専門としている。