引っ越しで火災保険の解約を忘れてない?賃貸物件で引き継ぎはできる?火災保険の手続きのやり方まとめ

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火災保険の手続きのやり方まとめ

こんにちは!
ライターをする前は損害保険会社に約8年勤務していました、朝子です。

引っ越しって、やることが盛りだくさんで、いろいろと忙しいですよね。

やっと新居に荷物を運び終えたと思ったら、光熱費関係や銀行・クレジットカードの住所変更に通勤交通費の再計算など、今度はたくさんの手続きが待っています。

必要にせまられるものから先に手続きをしていくので、どうしても忘れられがちなのが火災保険の手続きです。

新居の入居手続きのときに新たな火災保険を契約して、引っ越し前の家に付けていた火災保険はそのまま放置…という方が実はとっても多いんです。

でも、手続きをしないと損をしてしまうかもしれません。
引っ越したときに、火災保険の解約をしていなかった場合は要チェックですよ!

こちらのページでは、賃貸物件から引っ越しをしたときの、火災保険の手続きについてまとめました。

火災保険のパンフレットと通帳、印鑑

引っ越し先も賃貸物件のときに行う火災保険の手続き

「賃貸 → 賃貸」へ引っ越すときの火災保険の手続きは2つあります。
ひとつは解約、もうひとつは変更手続きです。

すでに新居の火災保険を契約している場合

ほとんどの方は、新居の入居手続きと同時に新しい火災保険を契約しています。

ひとつの物件に、同じ内容の火災保険をふたつ契約しても補償が2倍になるわけではありません。

新居は新しい火災保険で十分に補償されますので、前の家に付けていた火災保険は不要となります。

ですので、すでに新居の火災保険を契約しているなら、前の家の火災保険は解約しましょう。

すでに新居に火災保険を新たに契約している場合の図

このとき、前の家の火災保険料を一括払いで支払っている方は、解約すると残りの保険期間分の保険料が戻ってきます。

この、戻ってくる保険料のことを解約返戻金といいます。

保険会社によって異なりますが、残りの保険期間が1ヶ月以上あれば解約返戻金がありますよ。

たとえば、2年契約で保険料を2万円支払っていて、残りの保険期間が1年ある場合、解約返戻金は約1万円です。

解約返戻金は、解約日と残りの保険期間によって金額が変わりますが、残りの保険期間とは、解約日から保険が終わる日(保険満期日)までのことを指します。

火災保険の解約返戻金についての図

解約日は、退去日をベースに決められます。
たとえば、退去日以前に解約手続きをしたときは、解約日=退去日で設定することがほとんどです。

また、基本的に解約日は遡ることができませんので、もし、退去日以降に解約手続きをした場合、解約日=解約手続きをした日となります。

火災保険の解約日の設定についての図

残りの保険期間が短くなればなるほど、解約返戻金は減りますので、解約すると決めたら早めに解約手続きをするようにしましょうね。

たとえ引っ越し前であっても、退去日が決まっていれば、あらかじめ解約手続きをしておくことができますよ。

また、少ないケースですが、保険会社や契約内容によっては、過去に遡って解約日=退去日としてくれるところもあります。

もし退去日以降に解約手続きをすることになったときは、解約日はいつになるのか、念のため確認してみましょう。

まだ新居の火災保険を契約していない場合

まだ新居の火災保険を契約していない場合、住所変更などの手続きをして、引き続き契約を続けることが可能です。

まだ新居の火災保険を契約していない場合の図

もちろん、前の家の火災保険を解約して、新しく火災保険に入り直すこともできます。

ですが、変更手続きをして、前の家の火災保険契約をそのまま使用すると、あらためて火災保険料を支払う必要がないというメリットがあるのです(一括払いの場合)。

ただし、火災保険料は建物の構造や地域によって決まっています。

災害に強い・少ないとされるほうが保険料が安くなり、逆に災害の被害を受けやすいと保険料が高くなります。

ですから、鉄筋のマンションから木造に引っ越した場合などは、追加の保険料を支払う必要が出る可能性がありますので、代理店や保険会社へ確認が必要です。

持ち家へ引越すときに必要な火災保険の手続き

持ち家に引っ越すときは、前の家の火災保険は解約しなければなりません。

賃貸物件用の火災保険は、「借家人賠償責任特約」や「個人賠償責任特約」などがセットされており、賃貸特有の契約になっています。

これらの特約は、持ち家には必要ありません。

まれに、前の家の火災保険を引き続き、持ち家で使用できることがあります。

しかしその場合、家の構造や家財の保険金額などが大きく変わるため、契約内容を大幅に変更しなければならず、ほとんどのケースで追加保険料が必要となりますよ。

火災保険の解約・変更手続きの方法

火災保険の解約・変更は代理店や保険会社のコールセンターから手続きをすることが可能です。

代理店とは、火災保険契約の手続きを行った会社のことで、入居手続きと同時に契約したのであれば、不動産業者や前の家の管理会社であることが多いです。

連絡先は保険証券表面の「取り扱い代理店」という欄に記載があります。

もし代理店の連絡先がわからなかったり、前の家の関係先に連絡するのはちょっと…というときは、保険会社のコールセンターへ連絡しましょう。

連絡先は保険会社HPの「お問い合わせ」ページから確認してくださいね。

▼HPトップ画面の「お問い合わせ」ボタンをクリックすると、このような画面になります。

火災保険契約者専用問い合わせ番号の場所

▼「契約者さま向けの窓口」というボタンをクリックすると、契約内容の変更・確認の問い合わせ電話番号が出てくるので、こちらへ連絡しましょう。

今回は火災保険なので「自動車保険以外」の番号ですね。

火災保険契約者専用問い合わせ電話番号

このほかにも、インターネットで手続きをすることが可能な保険会社もあります。
▼ほとんどの保険会社HPには「契約者専用サイト」というボタンがありますので、こちらから解約や変更手続きの受付が可能です。

保険会社HPの契約者専用サイトの場所

解約・変更手続きの方法は保険会社によって異なります。

電話一本、インターネット上で完結するところもありますが、書面での手続きが必要な保険会社はまだまだ多いです。

電話やインターネットから代理店または保険会社へ解約・変更希望の連絡をすると、数日後に手続き書類が送られてきます。

書類に署名・捺印、返金先の口座情報を記入して返送すると、解約返戻金があるときは約1〜2週間で指定した口座に返金され、解約手続きは完了です。

ここで注意したいのは、保険会社から送られてくる書類の送付先住所をよく確認することです。
すでに新居に入居しているなら新居の住所を忘れずに伝えましょう。

また、これから転居を控えているなら、転居日以降に新居に送ってもらったり、書類の発送日を確認して現住所に送ってもらうなど、確実に書類が受け取れるように手配してくださいね。

さいごに

今回、こちらでお話した内容は一般的な賃貸物件向けの火災保険の内容です。
手続きの方法や詳細については契約内容や保険会社ごとに変わります。

疑問に感じることがあれば、契約している保険会社に一度確認してみてくださいね。
引っ越しで新たに契約する場合は、火災保険一括見積などの比較サービスを検討してみるのもいいかもしれません。

引っ越しは、なにかとお金が掛かりますので、少しのお金も大切にしたいですよね。
もしよければこちらの記事も参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

朝子

北海道に住む、Webライターで一児の母。ライターを始める前は損害保険会社に約8年勤務しており、損保関連の記事執筆を中心に活動しています。個人ブログ「あさこのゆ」もゆったり更新中。

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