転職に失敗し、うつ病になったことで開かれたフリーランスの道

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こんにちは!
小林敏徳です。

ぼくは現在フリーランスですが、会社員として働いていたこともあり、そのときは何度か転職をしました。

転職は成功するのが理想ですが、そうはいかない場合もあります。
ぼくも残念ながら転職に失敗し、うつ病になってしまいました。

ただ、転職失敗から得たものは、悪いことばかりではありませんでした。
転職に失敗したことで、「フリーランス」という予期せぬ道が開けたからです。

このページでは、ぼくの転職失敗経験を紹介しつつ、そこからフリーランスになるまでの体験談を綴ります。

転職に失敗し、うつ病になったことで開かれたフリーランスの道

本当は言いたくない、転職に失敗した過去のこと

実は、ぼくには転職に失敗した過去があります。

本当はあまり言いたくないのですが・・・。

上司とケンカをしてしまったり、今まで培ってきたスキルがまったく通用しなかったり。

あまり思い出したくはありませんが、ここであらためて失敗経験をまとめてみようと思います。

上司とケンカをして会社を飛び出してしまった

転職先で上司とケンカをして、そのまま会社を辞めてしまったことがあります。

本当に無礼というか、世間知らずというか、不誠実というか。

意見の相違はあってあたり前なのに、それを受け入れられない。

子供じみた行動だったと思います。

「異業種への転職」が失敗

「異業種への転職」でも失敗しました。

30歳前後で新しい仕事にチャレンジしたのですが、転職先がまったくの異分野だっため、うまくなじむことができなかったのです。

器用なタイプでもないのに、何を考えていたのでしょうか。

ぼくは傲慢にも、自分のことを「どんな業界でも活躍できる人材」だと信じていたので、このときは本当に落ち込みました。

「経験を生かせる転職」でも失敗

異業種への転職でも失敗したのに、今度は「経験を生かせる転職」でも失敗してしまいました。

経験のある仕事だからとタカをくくっていたこと、または早く結果を出さなければと焦っていたことが失敗の原因だと思います。

経験を買われて転職したのに、トラブルばかり起こしてしまう。

やることなすことが裏目に出てしまう。

そんな苦しい毎日でした。

理想と現実のギャップに苦しみ、うつ病になってしまった

会社員生活がうまくいかなかったぼくは、最後の最後でうつ病になってしまいました。

知らない間にストレスを溜めていたようですが、自分の家系に精神疾患患者がいなかったため、対策を怠ってしまいました。

転職失敗がうつ病の原因とは限りませんが、原因の1つになったのは間違いありません。

華々しい転職を夢見ていたのに、そうならなかったこと。
会社から重宝される人間になるはずだったのに、そうはなれなかったこと。

そんな理想と現実のギャップに疲れ果ててしまったのです。
病院で鬱を宣告されたあと、仕事をどうしようか悩みました。

鬱を宣告されてから、帰宅するまでに悩んだこと

うつ病と診断された当時、ぼくの体調はひどいものでした。
オフィスに近づくだけで汗だくになり、同僚と話をするだけで脚が震える。

食事も喉を通らず、ろくに眠れませんでした。

簡単にいうと、会社で働けるような状態ではなかったのです。

病院で診察を受けてから、薬局で安定剤をもらい、帰路につきました。

その道中、とぼとぼ歩きながら葛藤しました。

もう会社を辞めようか。
いや、いきなり会社を辞めて無収入になったら、家族はどうするんだ。

でも、このまま働いていたら、もっとひどい状態になるかも。
考えれば考えるほど、足取りが重くなったのを覚えています。

会社を辞めようか悩んでいるときに、妻が言った「独立」という言葉

そのまま家に着き、妻にうつ病のことを伝えたら、予想もしない答えが返ってきました。

「じゃあ会社を辞めよう!」
「しばらく休養して、元気になったらフリーランスになろう!」

最初は意味がわかりませんでした。

会社を辞めようというだけでも驚きなのに、独立してフリーランスになる?

ぼくは独立志向ではありませんでしたし、妻とそんな話をしたこともありませんでした。

ところが妻に言わせると、会社員として働くぼくは「自分を押さえ込んでいる」ように見えたそうです。

だから、うつ病はいいきっかけだと。

もちろん今はしんどいし、休養するべきだし、お金のことも心配だけれど、私は全力でサポートするから。

それで元気になったら、今度は自分の才能を発揮できるような仕事をしてほしいと、前向きに考えてくれたのです。

うつ病と診断されてから、約2週間で退職

ぼくは結局、うつ病と診断された2週間後に会社を辞めました。

どうしてここまで早く退職できたのかというと、会社のみなさんが事情を考慮し、協力してくださったからです。

仕事の引き継ぎを最小限にし、心身への負担を軽くしてくださったので、本当に助かりました。

このことについては、今でも感謝しています。

さて、これで会社を辞められたので、まずは休養です。

お金の心配はありましたが、とりあえずは考えないようにして、生活リズムを整え、ストレスの原因になりそうなものは排除しました。

すると体調は数ヶ月で回復。

医師からも「もう仕事をしてもいいですよ」と言われました。

じゃあいよいよ独立か。

でも、フリーランスになるための準備は「ゼロ」と言っても過言ではない状態でした。

仕事なし・資金なし・業務内容不明の状態でフリーランスに

うつ病が回復して、まずやったことは開業届を出すこと。

これで晴れて個人事業主(フリーランス)になりました。

ところが仕事がありません!

もちろん顧客もいません!

そもそも事業内容も決まっていません!

そのような状態で独立したので、しばらくは苦しい日々が続きました。

金欠にビクビクしながら、いろんな仕事に取り組んだ

貯金は潤沢ではなかったので、常にお金の不安がつきまといました。

だから稼ぐしかない。

知人の起業家に教えてもらったり、ネットで情報収集をしたりしながら、次のような仕事にチャレンジしました。

  • スニーカーの輸入販売
  • DVD・CD・フィギュア等の通信販売
  • 化粧品の卸売
  • 化粧品の企画
  • 企画書の添削・編集
  • ブログ(アフィリエイト)
  • ライター
  • フォトグラファー

まったくもって仕事内容に一貫性がありませんが、この時期にいろんな仕事を経験できてよかったです。

いろんな仕事をやりながら、自分には何ができて何ができないのか、あるいはやりたいことは何なのかを見極められたからです。

ちなみに今もやり続けている仕事は、「化粧品の企画」「ブログ(アフィリエイト)」「ライター」「フォトグラファー」の4つ。

独立当初、これらの仕事をやるとは想像もしていませんでした。

▼実はこの記事も、自宅の仕事場で執筆しています。

小林敏徳の仕事場の風景

紆余曲折ありながら、独立から4年が経った今も元気です

紆余曲折ありましたが、おかげさまで独立から4年が経った今も元気です。

そして、会社員には戻らず、今もフリーランスとして仕事をしています。

そろそろ法人化しようかとか、どこかの会社に出資しようかとか、いろんな希望も生まれてきました。

本当にありがたいです。

転職に失敗してうつ病になったときは絶望しかありませんでしたが、今は少なくとも前向きに生きていられる。

それだけでもありがたいのに、楽しく仕事をさせてもらえるなんて、まさに夢のようです。

「向いている・向いていない」は単なる決めつけでしかない

ぼくの会社員生活は13年でした。
その間に独立を志向したことはありませんでしたし、誰かと独立について相談したこともありません。

なぜかはわかりませんが、「自分はずっと組織に雇われて生きていくのだろう」と勝手に決めつけていたからです。

ところが現在の状況はその正反対なので、本当に人生はわからないものですね。

仕事を選ぶときは、どうしても「向いている・向いていない」の基準に縛られるものですが、それは過去の経験から導き出されたものに過ぎません。

ですから、思い切ってチャレンジすれば新しい可能性が開けることもあるのです。

不安が先立ってしまい、どうしても保守的に考えている人は、試しに第三者の意見を聞いてみましょう。

ぼくが妻から「独立」を勧められたように、思いもよらない意見が聞けるかもしれませんよ。

さいごに

転職は、成功することもあれば失敗することもあります。
失敗したときは大変ですが、挽回のチャンスは必ずある。

一度や二度の失敗で可能性に蓋をしないように、前向きに生きていきましょう!

この記事を書いた人

小林敏徳(こばやし としのり)です。1980年生。大阪府在住。フリーランスです。独身時代は浪費家でしたが、今は「必要なものを、必要なだけ」を意識しています。主にコストコ、メルカリ、お金の考え方を発信しています。

小林 敏徳のプロフィール