20代はキャリアプランにおいて、重要な時期です。
ある程度の会社員経験を積むと「もっとスキルアップしたい・他の会社に挑戦してみたい」と考えて、転職を希望するかもしれません。
ただ転職活動はなかなかうまくいかず、どんどん時間が過ぎていくこともあります。
「本当に転職できるだろうか?」という不安や焦りが日に日に増していく感覚は、とても辛いものですよね。
私も転職が決まらなかった経験があるので、その辛さはよく分かります。
社会から自分の居場所がなく、「自分の価値ってないのでは?」と心が折れそうになりました。
今自分が働いている会社に黙って転職活動をしている場合は、周りの人に相談もできず、ひとりで抱え込むしかありません。
ひとりで悩んでいると「一生転職できないかもしれない」と落ち込んでしまいますが、転職はあるポイントさえ気をつければ攻略できます!
そこで、このページでは転職がなかなか決まらない人に向けて、気をつけるポイントや対策などを説明します。
転職が決まらないと不安・焦りが出てくる
転職が決まらないと、どんどん不安や焦りが出てきます。
私も転職活動をして、ぜんぜん転職先が決まらなかった経験があるのでよく分かります。
不採用の通知をもらうたびに、イライラしたり、不安になったりして精神的に辛くなっていきますよね。
私は一番ひどいときに、1時間ぐらいウロウロ歩いて「これで決まらないと人生終わってしまうのかな?」と落ち込んでいました。
転職活動って履歴書を作ったり、わざわざ面接を受けたりと、手間もかかって大変です。
そんな大変な活動をしたのに不採用になった場合、自分の価値や活動を否定されている気分になりますよね。私はそうでした。
周りの友人は有名企業でバリバリ働いているのに、自分は転職さえうまくいかないと、周りと比較してヘコんだこともあります。
転職活動って軽く見られがちですが、本当に大変です。やっている本人は人生がかかっているので消耗もしますよね。
転職が決まらなくて不安でも自分を追い込みすぎない
転職が決まらなくて不安になるのは、避けられません。
必死に自分を売り込んで、不採用になるたびに、どんどん不安な気持ちが膨れあがっていくものです。
私もそうでしたし、ネットを見ても「転職が決まらなくて、不安・焦りが出ている」という声があったりしますよ。
なので、転職が決まらなくて不安になっても、自分を必要以上に追い込まないでくださいね。
特に転職活動は、今の職場の同僚にも相談できないこともあり、ひとりでやるしかありません。
私も「誰かに相談したいけど、今の職場の人にはいえない」と悩んでいました。
今の環境を変えようと行動していることは、それ自体がすごいことだと思います。
自分を追い込まずに、自分の不安な気持ちを認めて、受け入れることが大切ですね。
転職が決まらないときに振り返ってみること
自分の不安や焦りを受け入れて、冷静になってきたら、転職活動を振り返ってみましょう。
- ビジネスマナーは守れているか
- 仕事を選んでいないか
- 転職の理由をうまく説明できている
転職活動は自分ひとりでやることが多いので、客観的に振り返ることが大切ですね。
ビジネスマナーは守れているか
ビジネスマナーは面接の基本になります。
採用担当者は履歴書の書き方から、面接での礼儀作法まで細かくチェックしています。
マナーは「知っているかどうか」で身につけることができるので、インターネットなどでビジネスマナーをチェックしてみましょう。
私もビジネスマナーが全然分からずに、転職活動中に困った経験がありました。
インターネットでビジネスマナーを調べたり、転職支援している団体で面接練習をしたりして、身につけることができましたよ。
「ビジネスマナーを知らないから不安だ」と思うかもしれませんが、知識を身につければ大丈夫なので、安心してくださいね。
仕事を選んでいないか
転職が決まらないときに「無意識に仕事を選んでいないか?」を振り返るといいですよ。
私は営業職からWeb業界に転職したのですが、そのとき無意識に営業を避けていました。笑
営業の求人数は多かったので、営業を避けたら応募できる求人もその分少なくなりますよね。
応募できる求人の数が少なければ、応募数が減ってしまうので職種関係なく転職活動している人に比べて、採用確率は減ってしまいます。
自分の中に「〇〇の職種は絶対にやりたくない」という思いがあれば避けるべきですが、なんとなく特定の職種を避けていると決まりにくいですね。
特に未経験の職種だと不安になりますが、20代のうちにスキルの幅を広げるいいチャンスなので、トライしてみるのもいいと思います。
転職の理由をうまく説明できているか
企業の採用担当者にとって「前職をどうして辞めたのか」はかなり気になるポイントです。
事実であったとしてもマイナスな要素を出さず、言い方を工夫した方が良いでしょう。
もし「上司との人間関係が合わずに仕事を辞めてしまった」と言う理由を採用担当者に正直に話したとしても、「また上司と折り合いがつかなかったら辞めてしまうのか?」と不安になりますよね。
他にも転職理由として「残業が少ない方が良い」「収入アップがしたい」「仕事が楽そうだから」そう言った本音は採用担当者も分かっていますが、素直にそれを言うと印象が悪くなるかもしれません。
20代の転職であれば「スキルアップしたい」「未経験の仕事にチャレンジして、幅を広げたい」などは、定番で使いやすい理由なので、参考にしてみてくださいね。
せっかく書類選考を通過して面接まで進んだのに、言い方だけで印象が悪くなってしまうと、もったいないですよ。
少し難しいですが、面接官が聞いても印象が悪くならないような説明をするほうがいいです。
20代で転職が決まらない人の対策
自分の転職活動を振り返れば、よくなかったポイントは発見できると思います。
自分を見つめて反省するのって大変ですが、それを乗り越えれば成長するチャンスですよね。
私も面接練習をして面接官役の人にダメ出しをもらっていました。
精神的には辛いときもありましたが、そのダメ出しのおかげで、うまく改善することもできましたよ。
ただ自分のよくないポイントが分かっても「具体的にどうやって対策すればいいの?」と思うかもしれません。
そこで、ここからは20代で転職が決まらない人がどうやって対策すればいいのかを説明します。
- 転職の理由を上手く説明する
- 「若さ」をアピールする
- 転職エージェントを利用する
ぜひ参考にしてみてくださいね。
転職の理由を上手く説明する
転職の理由は、面接官に悪印象をもたれないように気をつけてくださいね。
本音をいってしまえば「給料をアップさせたい」とか「人間関係が悪かったから」になると思います。
ただそのまま伝えてしまうと、印象が悪くなってしまう可能性もあります。
転職の理由は絶対に聞かれる質問なので、事前に答えを作っておきましょう。
私の場合は未経験のジャンルに挑戦してみたい、という理由で転職を説明しました。
本音をいうと「もう二度と営業をしたくない」が理由でしたが、どうすれば面接官に悪い印象を持たれないか考えた結果でしたね。笑
転職の理由は角度を変えたり、伝え方を変えるだけで、説得力が出たり前向きな理由になります。
なるだけポジティブな印象を与えるように、前向きな理由として伝えてみるといいですよ。
「若さ」をアピールする
実績やスキルも大切ですが、年齢はやはり大きな武器になります。
採用担当者が20代を採用する場合、「実績・スキル」よりも「これからの可能性」に期待しているかもしれません。
もし即戦力として働く人材を雇うとしてら、20代を採用するよりも、実績・スキルのある30代を採用する方が現実的ですよね。
ただそれでも20代の採用を検討している会社は、若手を育てようと思っている可能性が高いです。
そういう会社を受ける場合は、自分は年齢が若く「未経験のことにもチャレンジしてみたい」を伝えてみるといいですよ。
20代のうちは「自分の年齢なんて武器になるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、若さは立派な武器になります。
転職エージェントを利用する
転職エージェントに登録すればプロに相談する事ができ、転職活動の正しい情報を手に入りますよ。
他にも面接までのスケジュール調整・自分の転職市場での価値を正確に判断してもらう事ができます。
ひとりで転職活用すると不安になりますが、プロに一緒にやるなら心強いですよね。
20代の転職者が陥るビジネスマナーでの失敗や転職理由を上手くまとめられない時でも、転職エージェントならプロに相談し対応してもらえます。
質問されて理由づけが弱い部分の補強や採用担当者側の視点など、プロならではのアドバイスを受ける事ができます。
中々転職が決まらない20代は転職エージェントへの登録がおすすめですよ。
さいごに
転職が決まらないと、不安や焦りが出てきますよね。
私も転職活動がうまくいなかったときは「自分って価値がないのかな?」と心が折れそうになった経験があります。
転職活動は時間・手間がかかって面倒だし、今の仕事と同時にやると余裕もなくなるでしょう。
それでも環境を変えたいと思って行動しているのは、すごいことだと思います。
このページではいろんな対策を紹介しましたが、一番のおすすめは転職エージェントですね。
転職エージェントを使えば、転職のプロを味方につけて、有利に転職活動ができますよ。