派遣の給料や手取りはどのくらい?1ヶ月のリアルな明細と手取り・職種ごとの時給相場も紹介

派遣で働くことに興味はあるけれど、実際お給料はどのくらいもらえるんだろうと気になることってありますよね。

だいたいの目安が分かっていれば、派遣で働くことも想像しやすいかと思います。

そこでこのページでは、私が派遣として働いていたときの実際の給料や手取りについて、また派遣の時給の大まかな相場について紹介していきますね。

もちろん勤務地や職種内容などによって条件は様々なので一概には言えませんが、あくまで一例として参考にしていただけると幸いです!

派遣の給料はどのくらい?職種ごとの時給相場も紹介

派遣で働いていたときの給料や手取り額

私が派遣で働いていたときは、一般的な8時間×週5日での勤務より少ない時間で勤務していたので、月のトータル金額はあまり多くありません。

▼こんな感じで働いていました。

  • 時給:1,800円台
  • 勤務時間:7時間/1日
  • 勤務日数:14〜17日間/月

都内勤務で時給がそこそこ良かったので助かりましたね。

これで給料がだいたい18〜22万円です。
あまりありませんでしたが、ちょっと残業があった月は24万円くらいでした。

ここから控除分が引かれるので、手取りはだいたい14〜18万円ですね。

▼とある月の給料明細は具体的にこんな感じでした。

派遣の給与明細

  • 支給額:199,030円
  • 健康保険:8,470円
  • 厚生年金:20,130円
  • 雇用保険:597円
  • 所得税:3,690円
  • 差引支給額:166,143円

この時は月15日勤務、残業が数時間といった具合でしたね。

ちなみに生活自体は、この収入+他からの収入でまかなっていましたよ。

もしこの条件でフルタイム勤務(1日8時間×20〜22日勤務)したとして計算すると、給料が29〜33万円くらいになるので決して悪くないですよね。

派遣ってボーナスがなかったり、交通費が出なかったり、といったデメリットもあるけれど、意外と給料が高かったりするんだなと、実際に働いてみて思いました。

給料に対する満足度は?

私は月の就業日数が少なかったため、1ヶ月分の額として見れば給料は当然少なかったです。

それでも時給がそこそこの金額だったので、給料に関してはそれほど不満はありませんでした

欠点を挙げるとすれば、交通費が出ないことです。

職場が遠ければ遠いほど交通費がかかってしまい、実質の給料も下がってしまいますからね。

とはいえ過去に正社員として8時間×週5日働いていたときの給料と比べれば、派遣で同じ時間働いたとして計算すると派遣の方が給料が高いことになったので、決して悪くはない時給でした。

同じ派遣会社を通して同じ職場に勤務していた人も、給料面では特に不満はないようでしたね。

「この仕事内容でこのくらいの時給をもらえるなら全然悪くない。単に生活のためになどと割り切って働けば悪くない条件だと思う。」というような話をしていました。

もちろん私は自分以外の人の時給は分かりませんが、そんなに大きな差はないだろうと捉えた上で話を聞いていましたよ。

派遣の時給の相場はどのくらい?(東京勤務の場合)

一般的に派遣の給料の相場ってどのくらいなんだろうということで、今回は東京で勤務する場合での相場を職種ごとに調べてみました。

都内勤務だとやはり他の地域に比べて時給が高いですね。

一般事務の派遣の時給

一般事務は求人も多くあって選択肢が広いですよね。
見た限りでは1,500〜1,700円の求人が多かったので、だいたいの相場はそのくらいかと思います。

結構高いと思うのは私だけでしょうか。
私の地元だと、一般事務の派遣で時給800〜900円とかがザラなので、改めて地域格差を痛感しますね…。

また、英語などの語学を活かした事務の仕事になると2,000円以上の求人もありましたよ。

▼参考例
一般事務の派遣の求人例

販売・接客の派遣の時給

お店の販売スタッフなどの接客業は、だいたい1,300円〜1,500円が相場のようです。

扱う商品はアパレルやジュエリー、食品など様々ですね。
家電やスマホなどの販売だと、もう少し相場は高くなっている印象です。

▼参考例はこちら。

販売・接客業の派遣の求人例

営業の派遣の時給

営業職の時給は1,800円前後が多いようでした。

2,000円以上の求人もありましたし、時給の他にインセンティブがもらえる求人もありましたよ。

イメージ的に派遣の営業というのはあまり聞いたことがなかったですが、最近は営業の派遣もあるんですね。

▼参考例はこちら。

営業の派遣の求人例

テレマーケティングの派遣の時給

電話の受発信業務などを行うテレマーケティングは1,500円〜1,700円が多い印象です。

ただ、私が見た中では時給1,100円代のものから2,000円越えのものもあったので、時給の幅がかなり広いなと感じました。

▼参考例はこちら。

テレマーケティングの派遣の求人例

webデザイン・コーディング系

webデザイナーやコーダーなどのクリエイティブ職は、1,700円〜1,900円くらいがだいたいの相場です。

中には2,000円以上のものもありますが、そういった求人は相当のスキルや経験が必要ですね。

▼参考例はこちら。

webクリエイターの派遣の求人例

SE・エンジニア系の派遣の時給

プログラマーなど専門的な仕事はやはり時給が高いですね。

ほとんどの求人が時給2,000円以上で、高いものでは3,000円以上のものもありました。
見た感じだと、だいたい2,500円前後が相場でしょうか。

手に職はやはり強いです。

▼参考例はこちら。

SE・エンジニアの派遣の求人例

派遣会社は複数登録するのがおすすめ

私が派遣の仕事を探した時は5社くらいの派遣会社に登録して、いろいろと求人を探しました。

派遣会社によって紹介している求人内容は違うので、多くの求人を目にするのがいいですね。

たまに同じ派遣先の求人を複数の派遣会社が仲介していることもあり、派遣会社によって時給が違うこともあるので要チェックですよ。

参考:
参考:

さいごに

派遣の給料事情について、私の事例を含めて紹介してきました。

稼ぎたい人向けの残業多めの仕事や、家庭と両立したい人向けの時短勤務の仕事など、最近は同じ派遣でも様々な条件の求人があります。

もし派遣での仕事を考えているなら、複数の派遣会社に登録して多くの選択肢の中から自分に合った仕事を見つけて下さいね!

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この記事を書いた人

ライター&デザイナー。大学卒業後に1人暮らしを始め、同時に節約生活を開始。その後目的のために貯めては使い、貯めては使いで貯金がなかなか増えなかった20代ですが、もう30代なのでしっかり貯金を増やしていこうと思っています。今までの極貧経験を踏まえた節約方法や家計簿の付け方などの記事が多めです。

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