子供が本好きになる!図書館とフィンランド・メソッドを活用して読書を継続する方法

こんにちは!
本をよく読む小林敏徳です。

インターネットやゲーム機器が発達した時代ではありますが、子供には「本」も読んでほしいですよね。

古くから愛されてきた本には、大切なことが詰まっているからです。

でも、いきなり難しそうな本を渡して、「読みなさい!」では子供は本好きになれません。

ぼくたちがそうであったように、読書の楽しさに気付くところから全ては始まります。

このページでは、図書館とフィンランド・メソッドを活用して、できるだけコストをかけずに子供に読書習慣をつける方法を紹介します。

この方法を実践したことで、それまでYouTubeを観ていた子供たちが読書をするようになりました。

本からたくさんのことを学んだ

棚に収めた本

ぼくは本からたくさんのことを学びました。

もちろん人や経験から学んだことも多いですが、「師匠」と呼べるのは本かもしれません。

ぼくが読んでいる本は、次のようなものです。

  • ビジネス書
  • 小説
  • 実用書
  • 雑誌
  • 漫画

あまりジャンルを限定せず、気になったものを読む、というスタイルですね。

子供にも本好きになってほしい

ぼくは本からたくさんのことを学んだ自覚がありますので、できれば子供にも本好きになって欲しい。

親が読書をしている姿を見せることで、子供も自然と本に興味をもつのかもしれませんが、やはり早いうちから本に慣れて欲しいと思いました。

どうすれば子供たちが本に興味をもつのか。

そして、どうすれば読書を継続してくれるのか。

そんなことを考えながら、久しぶりに市立図書館に行ってみました。

地域の図書館を活用すれば、無料で本を読める

図書館で借りた本

久しぶりに図書館に行って驚いたのは、その本の数!

まぁあたり前なのですが、図書館にはいろんな本が揃っています。

整備が行き届いた図書館なら、最近のベストセラーや週刊誌も貸出しているそうです。

このままでは一日中図書館にいてしまいそうなので、子供たちに本を選んでもらい、足早に帰ってきました。

図書館のよいところ

図書館の素晴らしさに気づいてからは、継続的に利用させてもらっています。

ここでは、図書館の優れているところを2つ紹介しますね。

登録費用、レンタル料等が一切かからない

図書館の素晴らしいところは、コストが一切かからないことです。

たとえばレンタルビデオ屋さんなら、会員登録費用とレンタル料がかかりますが、図書館はすべて無料。

万が一本を失くしたり、損傷させたり場合の補償はありますが、まれなケースと考えていいでしょう。

1冊1,000円〜1,500円の本が無料で読めるなんて、素晴らしいですよね。

図鑑やイラスト本の名作がそろっている

もうひとつ図書館のいいところは、子供向けの図鑑やイラスト本がそろっているところです。

子育て中の方はご存じだと思いますが、図鑑やイラスト本って高いんですよね・・・。

図鑑は2,000円〜3,000円、イラスト本も1,300円〜2,000円程度はしますので、買うにはちょっと勇気がいる。

でも、図書館にあれば無料で読めてしまいます。

これからも図書館を徹底的に活用することで、コストを削減するつもりです。

さて、これで読書の体制は整いましたので、次に読書を習慣化する方法を探しました。

子供に読書を継続させたいなら「フィンランド・メソッド」がオススメ

子供が本に慣れるまでは、けっこう大変ですよね。

写真やイラストが多い本でもすぐに飽きてしまうのに、文字が多くなると余計に退屈してしまいます。

そこで、わが家は「フィンランド・メソッド」という方法に目をつけました。

フィンランド・メソッドとは、フィンランドの学校で用いられている教育手法のこと。

発想力、論理力、表現力、批判的思考力、コミュニケーション力の5つを養うのに効果的だそうです。

どこか堅苦しいものをイメージしていましたが、実際に本を購入してみると、子供向けにアレンジされていました。

▼画像左が小学生向け、右が4歳〜幼稚園児向けです。

読書の継続に便利なフィンランド・メソッド

フィンランド・メソッドの本があることで、ゲーム感覚で読書を楽しめます。

また、読了後に感想を書くために、目的意識を持って読書をするようになりました。

読みたい本を事前に見つけられる

フィンランド・メソッドの本には、年齢に合った本が掲載されていますので、読みたい本を事前に見つけられます。

▼本のパッケージがシールになっており、感想を書くときに使用します。

読書の継続に便利なフィンランド・メソッド

通常であれば図書館に行ってから「何を読もうか?」になりますが、最初から借りる本が決まっている状態ですね。

目的意識を持って選んだ本と、なんとなく手にした本とでは、吸収できる知識の深さが異なります。

本を読んだらシールを貼り、感想を書く

お目当ての本を読み終わったら、感想を書きます。

▼感想を書くときに、先ほどのシールを貼り付けます。

読書の継続に便利なフィンランド・メソッド

本の感想も読書感想文のレベルではなく、「一言コメント」くらいの文量ですから、苦痛になる心配もありません。

子供たちが言うには、ノートを埋めていく達成感があるようです。

YouTubeを観ていた時間が読書タイムに変わった

子供が読書している光景

図書館とフィンランド・メソッド。

この2つを活用したことで、わが子たちに読書の習慣が身につきました。

以前までは1日に何時間もYouTubeを観ていたのに、今ではそれがすっかり読書タイムに変わったのです。

今のうちに本に慣れていれば、文字が読めるようになってからも本を読んでくれるかな。

まぁ将来のことは誰にもわかりませんが、子供たちには少しずつでも本を読んでほしいです。

ぼく自身も読みたい本がまだまだたくさんあります!

さいごに

食い入るようにiPadを見つめている幼児を、外出先でよく見かけるようになりました。

インターネットによって広がる世界もありますが、子供たちにはアナログな情報収集も大切にして欲しいです。

名著と呼ばれる本がいつまでも愛されるのは、それだけ大切なことが書かれている証拠ですから!

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この記事を書いた人

小林敏徳(こばやし としのり)です。1980年生。大阪府在住。フリーランスです。独身時代は浪費家でしたが、今は「必要なものを、必要なだけ」を意識しています。主にコストコ、メルカリ、お金の考え方を発信しています。

小林 敏徳のプロフィール