ANAスーパーフライヤーズカードの名前を聞いたことはありますか?
厳しい条件を満たした人だけが持てる特別なクレジットカードです。
一部では、憧れのカードとして、これを目指してANAの飛行機に頻繁に乗ったりすることもあるそう。
私も2016年はANAスーパーフライヤーズカードが狙えそうで、知れば知るほどワクワクしてきますよ。
ANAスーパーフライヤーズカードの入手条件
ANAスーパーフライヤーズカードを手に入れるためにはいくつか条件があります。それを満たさないといけません。
条件は以下の通りです。
- プラチナ or ダイヤモンドのメンバーになる
- 100万ライフタイムマイルに到達
一番簡単な条件は、ANAプレミアムポイントを1年間で50,000ポイント以上貯めて、プラチナメンバーになることです。
この条件なら1年以内でANAスーパーフライヤーズカードが目指せますからね。
ANAスーパーフライヤーズカードの申込は電話から
では、どうやってANAスーパーフライヤーズカードに申し込めばいいのかが気になりますよね。
ANAスーパーフライヤーズカードに申し込むには、ANAプラチナサービスデスクに電話して、マイレージ問い合わせから、スーパーフライヤーズカードが欲しいことを伝えます。
ANAマイレージクラブの番号、氏名、住所、電話番号を聞かれますので、質問に答えるだけでOK。
受付の方が言うには、10日ほどで申込用紙が届くとのことです。
スーパーフライヤーズカードの申し込み完了。電話が必要だとは。
— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2016年11月9日
ANAスーパーフライヤーズカードを持つことで得られるメリット
条件がそれなりに厳しいANAスーパーフライヤーズカードですが、カードを持つことでどんなメリットがあるのかが気になりますよね。
そのメリットにお得さがなければ、ANAスーパーフライヤーズカードを目指す意味もありません。
これから、ANAスーパーフライヤーズカードを持つことによるメリットを一覧にしますね。
- プレミアムメンバー専用サービスデスク
- ANAラウンジが使える
- 座席のアップグレード
- 空席があれば追加料金なしで国際線プレミアムエコノミーに変更
- 国内線座席指定の優先予約
- 空席待ちの優先予約
- 国際線アップグレードの優先予約
- 優先チェックインカウンターが使える
- 手荷物優先受け取り
- 手荷物容量の制限が増える
- 専用保安検査場が使える
- 優先搭乗できる
- 空港での空席待ち優先案内
- (成田空港)提携駐車場を優待料金で使える
- (羽田空港)第3駐車場の優先予約
- 香港国際空港で優先レーンが使える
- アップグレードポイント付与
- 35〜50%のボーナスマイル付与
- ANA SKYコインへの交換倍率がアップ
- アップグレードポイントをANA SKYコインにできる
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパンが10%割引
- オリジナルネームタグのプレゼント
- プレミアムメンバー限定ANAセレクション
- ライフスタイルマガジンが届く
- 会員限定手帳とカレンダーが届く
ANAプレミアムポイントを貯めてプラチナメンバーになったときの特典内容に近いです。
特に、専用保安検査場・優先搭乗・手荷物優先受取がありがたいサービスですね。
あとは、ANAラウンジが使えるのも楽しみです。
ANAスーパーフライヤーズカードの一覧で比較してみよう
これだけの特典があるANAスーパーフライヤーズカードですが、カードの種類はどれぐらいあるのかは気になるところですよね。
名前からすると、1枚だけのクレジットカードかと思いますが、複数のカード券種があります。
8枚のANAスーパーフライヤーズカードがあるので、1つ1つ特徴を紹介していきますね。
ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)
ANAスーパーフライヤーズカード一般カードは、ANAの一般カードのスーパーフライヤーズカード版です。
年会費が思いのほか高いのが気になるところ。
年会費 | 11,275円 |
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家族年会費 | 5,610円 |
マイル移行手数料 | 5,500円(JCB) 6,600円(VISA・Master) |
搭乗ボーナスマイル | +35% |
継続マイル | 2,000マイル |
一般カードなのに、搭乗ボーナスマイルが35%も上乗せになるのは魅力的ですね。
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード
一般カードの上位版にあたるカードです。
ワイドゴールドカードのスーパーフライヤーズカード版になります。
年会費 | 16,500円 |
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家族年会費 | 8,250円 |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +40% |
継続マイル | 4,000マイル |
年会費は高くなりますが、搭乗ボーナスマイルが40%上乗せになるメリットがあります。
VISAやMasterCardブランドで、普通のワイドゴールドカードなら年会費を安くできるので、ちょっと損した気分も・・・。
ANA便をよく使う方にとっては、マイルが貯まりやすくなってる分だけ元が取れそうですね。
ただ、年会費をあまりかけたくない方にとっては、最もおすすめのスーパーフライヤーズカードには変わりありません。
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
ANAダイナースカードのスーパーフライヤーズカードがこちら。
普通のANAダイナースカードより1,000円年会費が高くなっています。
こちらも搭乗ボーナスマイルが40%上乗せになり、普通のANAダイナースカードよりも15%お得です。
年会費 | 30,800円 |
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家族年会費 | 11,550円 |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +40% |
継続マイル | 4,000マイル |
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
アメックスゴールドカードのスーパーフライヤーズカード版がこちら。
ANAグループでのカード利用は100円ごとに2マイル貯まるのがうれしいですね。
その他では100円ごとに1マイルの計算になります。
年会費 | 34,100円 |
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家族年会費 | 17,050円 |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +40% |
継続マイル | 4,000マイル |
ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
JCBブランドの最上位版のスーパーフライヤーズカードです。
毎年の継続で10,000マイル+特別ボーナスが2,000マイルで12,000マイルもらえます。
年会費 | 77,000円 |
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家族年会費 | 4,400円 |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +50% |
継続マイル | 12,000マイル |
これ以外には、入会するだけで10,000マイルがもらえます。
ここから先で紹介するカードはすべて入会で10,000マイルがもらえますよ。
ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード
個人的に一番おすすめなのが、ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードです。
年会費の高さには驚きますが、家族年会費は無料になります。
家族で使ってマイルを貯めていきましょう。
100円ごとに2マイル貯まります。
年会費 | 170,500円 |
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家族年会費 | 無料 |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +50% |
継続マイル | 12,000マイル |
ダイナースなので、使えるお店が他のブランドよりも少なくなるのがデメリットですね。
ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
ANA VISAカードの最上位ランクのスーパーフライヤーズカードです。
1,000円ごとに15マイル貯まる仕組みで、マイル還元率は1.5%。
還元率はANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードより劣りますが、年会費はその分安いです。
年会費 | 88,000円 |
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家族年会費 | 4,400円 |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +50% |
継続マイル | 12,000マイル |
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード
アメックス最上位ランクのスーパーフライヤーズカードがこちら。
ANAグループでの利用に限り、100円ごとに2.5マイル貯まる計算です。他は100円で1マイルですけどね。
ANAグループでしかカードを使わないのなら、このカードが一番還元率が高いですよ!
家族カードも4枚までは無料で作れます。
年会費 | 165,000円 |
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家族年会費 | 無料(4枚まで) |
マイル移行手数料 | 無料 |
搭乗ボーナスマイル | +50% |
継続マイル | 12,000マイル |
自分の生活スタイルに合うカードがおすすめ
スーパーフライヤーズカードにも、いろいろとな種類がありますが、結局どれがおすすめなのかが知りたいですよね。
ただし、一般カードは年会費が高すぎるし、マイル移行手数料を加えるとゴールドカードとほとんど年会費が変わりません。
最低でもゴールドカード以上を持つようにしましょう。
個人的には、いつでもどこでも2%のANAマイルが貯まるANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードが欲しいですね〜。
ただ、ダイナースカードは使える店が限られるのと、年会費が高すぎることもあり、個人事業主か法人経営者向けとなります。
一般向けにおすすめなのはANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードですね。
年会費もそこまで高くなく、100円ごとに1マイル貯まるのが魅力的です。
まずは、ANA VISAワイドゴールドカードを持っておくようにしましょう。
さいごに
ANAスーパーフライヤーズカードは8種類のカードがあります。
スーパーフライヤーズカードとしての特典は同じですが、クレジットカードごとにサービスの差が出てきますよ。
クレジットカードとしての機能は、スーパーフライヤーズカードの名前がついていないANAカードと同じです。
詳しくはANAカードの記事も合わせて読んでみてくださいね。