icscaの払い戻し場所はどこ?イクスカ返却・解約のやり方・手数料220円を無料にする方法まとめ

icsca(イクスカ)

電車やバスなどの公共交通機関を頻繁に利用する人にとって、交通系IC乗車券は欠かせないですよね。

私が今住んでいる宮城県では、Suica(スイカ)icsca(イクスカ)が使えます。

複数使えたとしても、なるべくひとつのカードで多くの交通機関を利用したいものです。

これまで、宮城県内の路線バス、仙台市内の地下鉄を利用できるのはicscaだけでした。

移動手段として電車・バス・地下鉄のいずれも利用する私にとっては、IC乗車券で運賃支払いするためには2枚のカードを携帯する必要がありました。

Suicaとicsca

しかし2016年3月26日より、ついにSuicaとicscaの相互利用がスタート!

これでSuicaでもバスや地下鉄を利用することが可能に。
日々携帯するカードも1枚にまとめられるようになりました。

私の場合、仕事で東京などに出張することも多いため、より広いエリアで利用できるSuicaのほうが便利に使えます。

そこで先日、icscaを返却し、払い戻してきました。
使い始めるのは簡単でも、やめる方法はわかりにくいですよね。

このページでは、icscaを払い戻すやり方と手数料を無料にするコツについてまとめてみました。

icsca払い戻しの方法

icscaを払い戻しできる場所

使わなくなったicscaを返却するときに、どこで払い戻しできるのかが気になりますよね。

払い戻し場所は、icsca取り扱い窓口になります。

主に、以下のような場所で払い戻しができますよ。

  • 泉中央駅
  • 勾当台公園駅
  • 仙台駅
  • 長町南駅
  • 八木山動物公園駅
  • 薬師堂駅
  • 荒井駅
  • 旭ヶ丘バスターミナル
  • 交通局庁舎
  • 仙台駅西口案内書
  • 仙台高速バスセンター
  • 石巻駅前乗車券発売所

バスの営業所や出張所でも払い戻しできます。(定期券の払い戻しは不可)

  • 実沢
  • 東仙台
  • 霞の目
  • 白沢
  • 川内
  • 長町
  • 七北田
  • その他宮城交通・ミヤコーバスのバス営業所

基本的にicscaが使える範囲の取り扱い窓口で払い戻し可能です。

ただし、駅の券売機ではicscaの払い戻しはできないので注意しましょう。

icscaの払い戻し方法・解約の手順

解約するときは、払い戻しするicscaカードを忘れずに持っていきましょう。

今回は外出のついでに、仙台駅内にある乗車券発売所で手続きを行なうことに。

場所は仙台駅の地下、仙台駅とあおば通りを結ぶ間にあります。

駅側(下の写真の奥側が仙台駅側)から券売機を通り過ぎた先に仕切られているスペースが仙台駅の乗車券発売所です。

仙台駅の乗車券発売所

仙台駅の乗車券発売所

窓口に行き、担当者さんにicscaを払い戻したいことを伝えましょう。
払い戻しに必要となる記入用紙をもらえますよ。

icscaの払い戻し請求書

あとはこの用紙の「使用されている方」の欄に、使用者の情報を記入して提出してください。

たったこれだけで手続きが完了です!

icscaの払い戻し請求書

記名式icscaの場合は、本人確認のための証明書が必要になるので運転免許証や健康保険証なども持参してくださいね。

無記名icscaの解約時は、本人確認はされません。

icsca定期券も払い戻しできる

icsca定期券は、定期券販売所で払い戻しができます。

払い戻しに必要なものは以下の通り。

  • 利用中の定期券
  • icsca払戻し等申込書
  • 本人確認のための証明書

代理人が払い戻し手続きをする場合は、定期券所有者と代理人の本人確認のための証明書が必要になります。

解約手順は、通常のicscaとほぼ同じですよ。

icsca定期券の場合、利用相当額を差し引いた金額が払い戻しになります。

払い戻し手数料が220円かかることに注意!

icscaの払い戻し手続きをして返ってくるお金は、icscaチャージ残高と、最初のデポジットで払っている500円です。

それに加え、カードに残っているポイントはその場でカード残高に交換してくれます。

ポイントがチャージされたあとの残高が払い戻しになるので、今まで貯まってたポイントがムダになりません。

icscaチャージ残高が0円の場合は、デポジットだけ返金されますよ。

ただ、払い戻しするためにも手数料が必要になります。
220円を払わないといけないんですよね。

実際に返金される金額は【カード残高+280円】です。

払い戻してもらったお金は、その場で現金で受け取り可能です。
また、払い戻し請求書の控えも併せてもらえますよ。

icscaの払い戻し

ただし、カード残高だけ払い戻して現金化することはできないので気をつけましょう。

icsca定期券を解約する場合も、払い戻し手数料として220円がかかります。

払い戻し手数料を安くする方法

icscaを払い戻しすると、手数料が220円かかるのがネックですよね。

でも、やり方しだいでは、手数料をもっと安くできます。

それはズバリ、払い戻し時のカード残高を220円以下にしておくこと

icscaの払い戻し手数料は、チャージ残高から差し引かれる仕組みで、ここにはデポジット500円は含みません。

チャージ残高が220円未満の場合は、残っているチャージ残高分が払い戻し手数料として差し引かれます。

icscaのチャージ残高が0円で払い戻しすれば、払い戻し手数料は発生せず、デポジットの500円がそのまま戻ってきますよ。

解約前に残高を0円に近づけるコツ

券売機に行けば、貯まってるポイントをいつでもicscaにチャージできます。

この仕組みを利用して、払い戻ししてもらう前に、ポイントも含めて、残高をできるだけ0円に近づけましょう。

ポイントが貯まるのは、以下の路線でicsca払いしたときです。

  • 仙台市営地下鉄
  • 仙台市営バス
  • 宮城交通
  • ミヤコーバス

ポイントをicscaにチャージして、ポイントの貯まらない仙台SuicaエリアのJR線仙台空港アクセス線の利用でチャージ残高を使い切るといいですね。

そうすれば、チャージ残高もポイントも、きれいにゼロにできます。

払い戻す前に確認しておきたいポイント

払い戻しの手順は簡単ですけど、すぐに払い戻しするのがいいのかどうか、そこが問題です。

行動に移す前にチェックしておきたいところを見ていきましょう。

Suicaとicsca、どっちがお得?

まず確認しておきたいのは、本当にicscaを解約していいのか、です。

私の場合は、宮城県外などでもIC乗車券を利用する頻度がそこそこあるので、手荷物の整理を兼ねてSuicaに一本化することにしました。

ただ、icscaエリアで利用すると乗継ポイントや特定区間ポイントが貯まるメリットがあります。

貯まったポイントは1ポイント=1円で、翌月以降にチャージ残高として利用できる仕組みになってるんですよね。

日常での行動エリアがほぼ宮城県内で、icscaエリアの利用がほとんどなら解約する必要はないと思います。

相互利用開始に伴いSuicaがバスや地下鉄でも利用可能となりましたが、icscaも同じようにJRと仙台空港アクセス線で使えるようになりました。

ICカードの利用明細は払い戻し前に発行を

もうひとつ大切なのは、ICカードの利用明細が必要な場合は、必ず払い戻しの前に発行を済ませておくことです。

家計簿をつけていてメモとして明細をもらっていたり、確定申告のために明細を保存していたり・・・。

このような場合は、icscaを払い戻す前に利用明細を忘れずにプリントしておきましょう。

利用明細のプリントは、券売機でicscaを通せば、簡単に手続きできますよ。

icscaの利用明細

明細を利用する機会があるかわからない場合でも、あとあと面倒にならないためにも事前に券売機に立ち寄ってプリントを済ませておくといいですよ。

払い戻し後にicscaを使いたい場合は普通に発行できます

ここまでの手順で払い戻ししたけど、やっぱりicscaを使いたいと思った場合は、普通に発行できますよ。

icsca発行手順は以下のページで説明しています。

さいごに

ポイントでの還元分も含めると、使った分以上が金額として返ってくるicscaは便利です。

でも、行動範囲が仙台に限らない場合は、私のようにSuicaに一本化するのもアリだと思います。

一本化できたことで気持ちがスッキリしましたよ!

Suicaを使うなら、仙台駅にあるエスパル仙台でポイントが貯まりやすくなるJRE CARDもありますよね。

Suicaに一本化するなら、便利なカードを使うようにしましょう!

ノマド的節約術の裏話

ブログでは公開していない情報をメールやLINEで受け取れます。無料で登録可能ですので、下記のボタンよりお気軽にご登録ください!

 

無料でライフプランニングします!

 

ノマド的節約術と提携しているFP(ファイナンシャルプランナー)さんに無料でライフプランニングをしてもらえます。もし将来のお金の不安があるなら、一度お金の流れを見てもらうのがおすすめです。詳しくは以下のリンクをチェックしてみてください!

この記事を書いた人

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心が強いフリーランスのブロガー/ライター。海外からの個人輸入を通じて気になる製品をおトクに入手する方法を追いかけるかたわら、購入費用の捻出に活きる“日常での節制・節約”を日々勉強中です。得意分野の「モバイル関連」情報をメインに、実体験から得た知識・経験をわかりやすく噛み砕いてお届けします。