「たまにエステ」と「日々のスキンケア」肌の手入れはどちらがおすすめ?敏感肌の美容ミニマリストが節約しつつキレイでいられる理由

キレイでいるには、エステにお金を使うよりも日々のスキンケアに力を入れるべき

そう言われることが多いものです。
しかし、わたしの考えは違います。

日々のスキンケアよりも、たまのエステにこそお金と時間をかけるべき

そう思っています。

なぜ、そう思えるようになったのか、その理由をこのページで詳しく説明していきますね。

敏感肌の美容方法 お金を掛けずに

日々のスキンケアによって肌を傷める

日々のスキンケアがあなたの肌をむしばんでいるとしたら、あなたはそれでもスキンケアを続けますか?

  • 化粧水をこれでもかと大量にパシャパシャつける
  • 毎日のようにスクラブ洗顔やパックをする
  • 高級な美容液やアイクリームを使う
  • 日中はミストで保湿する

いずれも、肌に負担を与える行為です。

基礎化粧品には、本来肌にとって良くないものもたくさん含まれています。

防腐剤や香料などの添加剤がそれ。

とはいえ、防腐剤が入っていないとあっという間に品質が劣化してしまいかえって肌に悪くなってしまうので、「必要悪」と考えるしかありません。

そして、わたしたちは雑誌やテレビの宣伝に乗せられて、必要悪をせっせと肌に塗り続けることになります。

もちろん肌にとって良い成分もありますから、健康な肌であれば悪影響を最小限にとどめることはできます。

しかし毎日大量の化粧品を使うこと自体が肌の健康を損ねることにつながるので、使いすぎないようにしなければなりません。

わたしのような敏感肌の場合は、せっせとスキンケアをすればするほど、みるみる肌の調子が悪くなってしまいます。

肌のコンディションは100%ではなく80%を標準に

信頼できるエステサロンに行ってフェイシャルのコースを受けると、肌が見違えたようにきれいになります。

毛穴の汚れはすべて取り去られ、肌のキメがこまかくなり、ゆで卵のようなつるんとした肌に出会うことができるでしょう。

この肌の状態を100%のベストの状態だとした場合、この状態を常に維持することはできるでしょうか?

日々のスキンケアに力を入れている人だと、自宅でもスチーマーで毛穴をひらかせて汚れが溜まらないようにしたり、高級な化粧品を使って肌のコンディションを100%に近付けようとしているはずです。

でも、毎日せっせとスキンケアをしていると、それだけ肌にとって悪い成分も一緒に与えることになり、どうしても肌は弱ってきます。

若いうちはそれで良くても、お肌の曲がり角をまがった頃からは乾燥などの肌トラブルに悩まされるようになるものです。

つねにベストの肌でいようと思えば思うほど、100%の状態からは遠ざかっていくというパラドックスに陥ることになります。

日々のスキンケアにしろフェイシャルエステにしろ、こまめにやりすぎるとかえって肌を傷めるということですね。

肌に必要悪を塗りつけることなく、普段は80%程度の肌質を維持している方が肌トラブルとは無縁のきれいな肌を長期間維持できます。

スッピン状態の肌
↑すっぴんのわたし↑

日々のスキンケアに力を入れた結果起こること

スキンケアを続けた場合の肌質

あくまでもイメージです。

が、徐々に肌は老化していき、化粧品や紫外線の刺激を受けやすくなります。

高額な化粧品に変えても、エステに行く回数を増やしてみても、弱った肌を回復させることはできません。

基礎化粧品にかけるお金もバカになりませんよね。1か月に1万円分の基礎化粧品を使っているなら、1年間で12万円、30年間では360万円にもなります。

たまにエステに行くだけのスキンケアは

エステに行く場合の肌質

エステに行ったときだけ肌の調子がベストコンディションになりますが、普段は80%程度の状態です。

日々のスキンケアであれこれ化粧品を付けることをしないで過ごせば、肌が弱るのを防ぐことができ、結果的には肌の老化を遅くすることが可能になります。

10年後も20年後もきれいな肌でいたいなら、こちらの方が断然おすすめです。

2か月に1回、15,000円のフェイシャルエステに行くとしたら、1年間で9万円、30年間では270万円です。わたしの場合は2~3か月に1回のペースです。

エステは本当に必要なのか?

かと言って、わたしは「日々のスキンケアは一切せず、たまにエステに行けばそれでいい」と言いたいわけではありません。

エステサロンに行くのは、「ベストコンディションで過ごしたい日」だけです。

  • 結婚式(自分自身の結婚式やお呼ばれ)
  • クリスマスデートや記念日デートなど大事なデート
  • 気合いを入れたい同窓会

などなど、「この日はフルメイクでキレイな状態で過ごしたい!」という日に照準を合わせてエステに行きましょう。

普段から肌を傷めつけている人だとエステに行っても余計に肌が荒れてしまったりしますが、日頃肌をいたわっている人ならエステの効果は絶大ですよ。

留袖

エステといえば、勧誘が多いですよね。
断りたい場合は、以下のページでやり方を知っておきましょう。

日々のスキンケアとしてすべきこと

わたしみたいな敏感肌タイプの人には、毎日基礎化粧品を使うというスキンケアはおすすめしません。

でも、イコール「肌のために何もしなくていい」という意味ではありません。
日々のスキンケアとしてやるべきことは、基礎化粧品を浴びることではなく、こんなことです。

  • 紫外線対策
  • 良質な睡眠
  • 肌に良い食生活

紫外線対策

紫外線は、肌にかなりの悪影響を与えます。紫外線対策をきちんとしているだけでも、若々しい肌を保つことができますよ。

とは言え、日焼け止めを毎日欠かさず朝から晩まで塗るべき、とも思いません。

日焼け止めクリーム自体も肌にとっては刺激になるからです。

基本的には服や帽子、日傘などで肌をガードし、長時間紫外線にあたるときだけ日焼け止めクリームを塗ることにしています。

毎日通勤などで外に出る機会が多い人だと毎日塗ったほうがいい場合もありますよ。

良質な睡眠

寝ているあいだに細胞の修復などがおこなわれますから、肌にとっても睡眠はとても重要です。

なるべく睡眠時間を削らないことと、睡眠の質を高める工夫が必要ですね。

睡眠の質を高める工夫とは、以下の方法などいろいろあります。

  • 寝る前にはスマホやテレビを見るのをやめる
  • 寝る前に軽くストレッチをして体をリラックスさせる
  • シーツや枕カバーはオーガニックコットンなど肌への負担が少ないものにする
  • 朝ちゃんと起きて体内時計を整える

肌に良い食生活

一番大切なのは、食べるものだと思っています。
肌は、化粧品によってではなく、自分が食べたものによって作られているからです。

  • 脂っこいものや甘いものは少なめに
  • 和食中心の食生活に
  • 刺激物を控えめに
  • 腸内環境を整える

「たまにエステ」が一番いい

毎日のスキンケアをしっかり真面目にしていると、普段の肌のコンディションは100%に近い状態を保てますが、肌の老化は早くなり、肌トラブルに悩まされることになります。

一方、たまにフェイシャルエステなどできれいにする程度で普段は最低限のケア(=食生活など)のみにしていると、いつでもつるぴかの肌というわけにはいきません。

しかし、80%程度のコンディションを保ちながら、たまにエステできれいに磨いてもらう、というスキンケアが一番肌質にダメージを与えない方法でもあります。

日々のスキンケアに重点を置いていると、肌のコンディションが悪くなるたびにどんどん高額な基礎化粧品に手を出すことになってしまい、美容代もどんどんかさみますよね。

たまのエステだけであれば、奮発したとしても1回2万円程度で十分良いコースがあります。

わたしは、基礎化粧品を真面目に使い続けているよりも、たまにエステに行く程度で普段は特に基礎化粧品を使うケアをしない、という方法の方がきれいな肌を保てています。

節約したい人だと「エステなんて高いから無理!」と思っている方も多いと思いますが、1本数千円の基礎化粧品を使うことに比べれば、たまにフェイシャルエステに行くぐらいの金額の方が安いものです。

「肌のためには基礎化粧品が必要」という固定概念を捨てて、肌にダメージを与えることをやめてみませんか。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

節約はするけど好きなことにお金を使うのが大好きなWebライター・webライティング講師。節約に関する知識が豊富な反面、必要なものにはどんどんお金を使っていく性格のため「メリハリあるお金の使い方」を発信していきます!

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