東京から長野はたった3,000円で行ける高速バスがお得!観光やビジネスにも使えそう

こんにちは、灯台もと暮らし編集部のタクロコマです。

長野県の小鳥ヵ池
↑長野県・小鳥ヵ池↑

長野って、意外と近いんだなあ

先日長野県に遊びに行ったときに、素直にそう思いました。

北アルプスの奥穂高岳や槍ヶ岳といった日本百名山の山々が連なり、千曲川や姫川は日本海へ流れ込む、豊かな水源がある長野県。

洗練された雰囲気のある市街中心地を出ると、風景はガラリと変わり、大きな自然が広がります。

ですから東京からとても離れている場所だと錯覚してしまう。

けれどびっくり、片道わずか3,000円で、たったの3時間半で長野駅に到着しました。

このページでは、新宿(東京)から長野へ費用を抑えて行ける高速バスを紹介していきますね。

観光やビジネスで気軽に利用したくなってきますよ!

3,000円で、長野駅まで行こう

東京の新宿駅から出る高速バスを利用して、長野駅まで行きました。
価格は3,000円。今回の一番の驚いたのは、価格が想像しているよりも安かったこと。

長野って、もっと遠い場所だと思っていました。

長野駅まではアルピコ交通の高速バスに乗ります。ウェブ予約限定のキャンペーンやダイヤの改正の情報をサイト上で確認できます。

運賃は乗車した期間によって異なり、S〜D運賃で構成。長野駅ほか、善光寺大門〜長野インター前間に下車します。

  • A運賃:4,800円
  • B運賃:4,200円
  • C運賃:3,900円
  • 特定日:4,800円
  • 小児・福祉運賃:2,200円

次に繁忙期と閑散期によって変わるA〜Cと特別運賃についてイメージしましょう。

アルピコ交通バス長野〜東京スケジュール

こちらは2019年11月の運賃カレンダーです。

基本的に、休日がA、金曜日がB、平日がC、年末年始などの特別休暇が特別運賃になります。

朝7時に東京を出れば、10時には長野駅に

長野まで一眠りしているあっという間に到着したのも、”近いな”と感じる出来事でした。

新宿駅西口の高速バスターミナルから長野駅までは、約3時間半です。

具体的にいうと朝6時50分に出発して10時28分に長野駅に到着。

これからいざ観光!
という時間帯ぴったりですね。

なお、新宿から1時間ごとにバスが運行しているので、到着時間の細かい調整できる、充実した運行です。

高速バスで嬉しいポイントだと感じたのは、独立シートでかつ電源コンセントがあること。

スマートフォンの充電とネットサーフィン、そしてPCでも作業できました。

ときどきバス乗り場までの道を迷ったり遅刻したりしてしまう方がいるので、場所と最寄り駅からかかる時間を書いておきますね。

  • 新宿駅西口:新宿高速バスターミナル(MY新宿第二ビル1階)。JR新宿駅西口改札口より,徒歩約2分。
  • 長野駅:JR長野駅善光寺口7番のりば(長野駅前総合案内所前)。駅前広場から横断歩道を渡り左へ30m。JR改札口から徒歩5分。

ぼく自身が電車よりもバスに揺られることが好きな人間です。
(言い換えれば、電車があまり好きではないということですが)

同じようにバスに乗ることに対して「嫌だ」という気持ちがないのであれば、交通手段としてとてもお得な選択と言えるでしょう。

新幹線だと価格は2倍、時間は半分に

新幹線で東京から長野へ行くにはいくらかかるのでしょうか?

その差額にそれほど差分がなければ、新幹線を選ぶべきでしょう。

長野駅まで北陸新幹線で行く場合
引用:新宿→長野|乗換案内|ジョルダン

先述した条件と同じ朝6時50分に、新宿から長野に新幹線で向かう場合、新宿〜東京〜長野の経路①となります。

東京から新幹線に乗換え、北陸新幹線「かがやき503号(金沢行)」に乗車するのです。

新幹線代は総額で8,200円です。

さらに安くするためには、新宿から埼玉県の大宮駅まで行き、新幹線に乗り換える経路②です。こちらは総額7,110円。

長野駅まで北陸新幹線で行く場合
引用:新宿→長野|乗換案内|ジョルダン

どちらの経路でも所要時間は約2時間です。
価格は2倍以上になりますが、到着までの時間は半分になる。

「安さ」か「時間」を取るかはトレードオフの関係なので、自分の優先順位を明確にしておくと選択のストレスがなくなるでしょう。

新幹線を使う場合は、以下のページで安くする方法を紹介しています。
少し安くなっても、高速バスにはかなわないですが・・・。

東京にはない自然のスケールに圧倒される土地へ

新宿駅から長野駅までは距離にすると200km弱。
距離だけで考えると、東京からはそれほど遠いわけではありません。

たとえば栃木県の那須塩原駅までも200kmないくらいです。

この距離感は東京と適度に離れていながらも、東京にはないものの質が高いから人気を博しているのかもしれません。

その代表は言うまでもなく「自然」です。スケールが大きいのです。
森や山、川はダイナミックに生き生きと迎えてくれます。

長野駅の駅舎

北陸新幹線の開通に合わせて、長野駅の駅舎は2015年の3月に改築されました。

地上3階建ての善光寺口駅前広場「大庇(おおびさし)・列柱(れっちゅう)」の迫力に、「長野ってすごいなあ」と、入り口で納得させられるのです。

長野駅の駅舎

なお、この大庇・列柱には593点の応募から「門前回廊(もんぜんかいろう)」という愛称が付けられています。

長野の歴史、伝統を門という形で表現した大庇・列柱は長野駅善光寺口にあり、その位置から多くの観光客にも覚えやすくインパクトを持たせるために門前としました。

そして、その空間はイベント時や市民によるアート活動などを通じて訪れる人々に長野らしさ、信州らしさをアピールし、演出をしていくための回廊施設として利活用できる。作品はそのような理由からネーミングしました。(応募から抜粋)

引用:長野駅善光寺口駅前広場「大庇・列柱」の愛称が決定しました! – 長野市ホームページ

今回の長野県訪問では、知人に会いに戸隠地区へ行きました。

戸隠神社・奥社の参道
↑戸隠神社・奥社の参道↑

参考:【今日の一枚】樹齢400年のクマスギの並木道は静寂の空間|長野県戸隠 – 灯台もと暮らし

霊山、戸隠山の麓にある戸隠神社への参拝、おいしい戸隠蕎麦が記憶に残っています。

長野県は流行に沿ったショッピングやアクティビティを楽しめるし、東京からのアクセスもいいですよ。

北陸新幹線の開通による途中下車地として注目されているので、高速バスで向かう方が穴をつく選択でしょう。

観光やビジネスで安く、お得に長野に訪れたいなら高速バスを利用してみてはいかがでしょうか。

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電車で移動する場合は、回数券を使って特急に乗ると時間もお金も安くできますよ。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

編集者/フォトグラファー。ベルリン在住、茨城県龍ケ崎市出身。「灯台もと暮らし」をはじめ、暮らしをテーマに活動しています。