私は2014年8月に法人を立ち上げて、その後2つ法人口座を作りました。
参考:PayPay銀行の法人口座開設のやり方、初回ログインまでの手順まとめ
今回、中小企業退職金共済を申し込もうと思ってたのですが、掛金の引き落とし先の口座はネット銀行に対応していません。
普通に店舗がある銀行でしかなぜか対応できないので、しかたなく口座開設することに・・・。
口座開設に選んだのは、地元の信用金庫です。私は兵庫県に住んでいるので、家の近くにあった兵庫信用金庫を選びました。
個人でも全く信用金庫を使っていなかったので、今回が人生初の信用金庫口座開設ですね。
地元での信用づくりも大切だと思っていたので、ちょうどいい機会でした。
このページでは、法人が信用金庫に口座開設する時のやり方、口座維持手数料やATMの手数料について詳しく説明していきます。
口座開設に必要な書類と手続きの流れ
兵庫信用金庫の口座開設に必要なものは以下の通りです。
- 登記簿謄本
- 代表者の本人確認書類
- 会社の実印
これは、口座開設に行く前、銀行に電話して確認したので、これだけあればおそらくどこの銀行でも大丈夫だろうと思います。
信用金庫にいきなり行くのではなく、あらかじめ電話確認する方がいいですよ。
電話確認後、実際に信用金庫に行って、口座開設したいことを伝えました。
必要な書類を受付の方に渡して、コピーを取ってもらいます。
コピーを取ってる途中に口座開設に必要な紙への記入をしました。その際に会社の実印がいりますよ!
普通の銀行のように、今すぐに口座開設が完了する訳ではありません。
1回目に行った時は、口座開設の受付だけになりました。
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後日(翌営業日)、信用金庫から電話が掛かってきて、口座開設の準備ができたとのことなので、再び信用金庫の店舗に足を運ぶことに。
これで初めての信用金庫の口座開設が完了しました!
通帳も渡してもらって、ネット銀行以外で初めての口座を作りましたよ。いずれはネット銀行以外の口座も持っておきたいと思っていたので、ようやく念願叶って良かったです。
口座開設時の入金額は0円では無理みたいなので、とりあえず1,000円入れておきました。
インターネットバンキングは月1,080円もかかる
口座開設のタイミングで、受付の方にインターネットバンキングについて聞いてみました。
私が口座開設した兵庫信用金庫は、インターネットバンキングには対応しているものの、毎月1,080円の手数料がかかるという話なので、断念することに。
使っても使わなくてもお金がかかるので、もったいないんですよね・・・。
基本的に、経営セーフティ共済(倒産防止共済)と中小企業退職金共済(中退共)の掛金を引き落とすためだけに作っている口座なので、余計な手数料は一切払いたくありません。
ATMの手数料は、平日お昼なら全国どこの信用金庫でも無料
インターネットバンキングは手数料が掛かってしまいますが、普通にATMでのお金の出し入れであれば、時間帯によって無料にできますよ。
法人・個人関係なく知っておくとお得なことがあります。
信用金庫の口座を持っていると、全国どこの信用金庫でも平日のお昼の時間(8:45〜18:00)・土曜日の午前中(9:00〜14:00)であればATM手数料無料で下ろせるんですよ。
1つ信用金庫の口座を持っておくと、全国どこの信用金庫ATMでも同じように使えるのがいいですね。
ネット銀行のように、いつでも手数料無料という訳にはいかないですが、信用金庫の口座を使うなら、このことは知っておくと、遠くに出かけた時に役立つと思います。
さいごに
人生で初めて信用金庫の口座を作ることができてホッとしています。
地元で仕事をして、融資を受けることを考えている方は、信用金庫に口座を持っているといいという話を知り合いから聞きました。
口座を使っているという実績も少しではありますが、信頼につながると思うので、今後自分で事業を始めようと思っている方は、ぜひ最寄りの信用金庫の口座を持つことをおすすめします。
私は特に融資を受ける予定もないので、ひとまずは中小企業退職金共済の掛金を引き落とすために使っていく予定です。
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法人口座を考えている方は、まずPayPay銀行がおすすめです。私も一番最初に作りました。