最近、いろいろな方と初めてお会いすることがあります。初対面ということもあり、そこでは自分の考え方を自然と話す流れになっていくんですよね・・・。
自分の考え方を文章化するのはとても難しいのですが、自分のことを話していくうちにいろいろと気付いたことがあったので、まとめておきます。
結論からいうと、私は数字に対する異常なこだわりを持っているんだろうな〜ということです。
自分自身の過去を振り返りながら、1つ1つの内容がその裏付けになればと思います。
幼少期1:手書きで数字を書いてた
小さい頃の記憶ってほとんど残っていないのですが、数少ない覚えていることの1つに、よく数字を書いていたというのがあります。
1から順番に連番をひたすらノートに書き続けるという、何かの修行のようなことを私自身はひたすら楽しくやっていました。
頭おかしいですよね?
自分でもよくこんなことをやっていたと思います。1から書き続けて、1,000を超えるのは当たり前で、ノート何冊にも渡っていました。
覚えている限りでは、12万ぐらいまでは書いてたような・・・。つまり、1から連番で12万までは1つずつ数字を書いていたということですよ。
冷静に考えても、意味の分からない遊びです。
幼少期2:4歳頃にカレンダーを手作りしていた
普段見るカレンダーって、法則性があります。月によって28〜31日まで変わるのも面白くて、毎月1日は何曜日になるのかといったデータを見つけるのが楽しかったです。
カレンダーの数字の並びに妙に興味を持って、何年後か先のカレンダーを画用紙に手作りしていたことがありました。
当時はまだ1980年代後半だったと思うので、頑張って2000年ぐらいまで作ってたかな。具体的には覚えていませんが、何年か先のカレンダーを手作りしたことだけは覚えています。
当時の私は、それが大発見だと思い込んでて、子供ながらに自分でカレンダーが作れるなんてすごいかも!と思っていたような。カレンダーをカゴに入れた自転車に乗って、近所の人に買ってもらおうとしてたこともありました。
今と同じで、自分から全く声をかけず、来た人に興味を持ってもらう販売スタイルだったので、対面では1つも売れなかったですけどね^^;
幼少期3:自作のサイコロを作って統計をとってた
もう1つ、小さい頃に遊んでいたことで覚えていたことがあります。
何を思ったのか、自分でサイコロを作って、それをひたすら振り続ける遊びをしていました。サイコロを振るだけではなくて、1つ1つの出た目の結果を記録し続けていましたね。
1〜6まで、それぞれ何回出るのか、どの目が一番出やすいのかをなぜか真剣に考えてひたすらサイコロを振り続けていました。
当時の私は「正」の字でカウントすることを知らなかったので、カウントアップするごとに消しゴムで数字を消しては書いてを繰り返していたのを覚えています。
すぐに消しゴムのカスだらけになったのはすぐに想像できますよね。
サイコロ遊びも、全ての数字が200回以上になるまでは続けていました。つまり、最低1,200回以上サイコロを振り続けていたということです。
意味の分からない子供です。
テレビゲームでの異常なこだわり
小学生になった頃には、家にテレビゲームがやってきました。友達の家で遊んでて、憧れだったテレビゲーム。
単純に楽しんでいたのはもちろんですが、それだけでは飽き足らなくなったのか、オリジナルの遊び方を見つけては楽しんでいました。
数字あそびと化したマリオカート
私が小学生の頃は、マリオカートが流行っていました。まだスーパーファミコン(SFC)の時代です。
レースで競うのが面白くて、操作自体の腕はあっという間に上達して、すぐに極めてしまいました。要は簡単すぎたんです。
普通に走ってもぶっちぎりで1位になるので、それ以上の楽しみがなくなるんですよね。でも、マリオカートは面白い。
その時にとった行動は、やはり数字への異常なこだわりから来るものでした。
マリオカートって、1〜4位までに入賞すると、順位に応じてポイントが加算されていきます。その合計点で競うゲームです。
SFC版のマリオカートって、普通に走ってたら、同じキャラクターばかりが同じ順位に入賞して、ポイントが分散されないんですよね。
5レースあるのに、ポイントが加算されているのは4人だけで、あとの4人は全部0ポイントが普通でした。
数字マニアの私としては、そんな状況がおもしろくなくて、なんとか全員にポイントが加算されて、かつ分散されるようにするにはどうすればいいのかを考えるようになりました。
これを実現するためにとった行動は、敵キャラへの妨害です。
マリオカートは、アイテムがあったので、あの手この手で強いキャラクターを最下位に陥れることやって、全員にポイントが入るように工夫してたのを覚えています。
よくもまあ、こんな遊びをしてたものだと思いますが、当時はそれが楽しくて仕方なかったです。
ちなみに、ニンテンドー64のマリオカートでも全く同じことをしてました。
スマッシュブラザーズの対戦成績のデータが面白い
もう1つ、テレビゲームに関するエピソードを。これは割と最近で10年ぐらい前の話です。
大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)という、任天堂のキャラクターが戦うゲームがあります。簡単な操作で遊べるのに、奥深いゲームで、みんなでワイワイやりながら遊ぶのが好きだったんですよね。
スマブラって、単純なバトルだけでなくて、対戦結果が数値データとして残ります。例えば、マリオがクッパを倒した回数や、ヨッシーがドンキーコングを倒した回数という具合に。
スマブラ自体の遊びも面白かったですが、数字マニアの私としては、こうやってデータ化されるのがめちゃくちゃ面白かったんですよね。
いつしか遊び方は、この数字をいかに増やしていくかだけに注目するようになっていました。
ゲームキューブ版のスマブラは、数字マニアの心をくすぐる遊び方が充実していたこともあって、10年近くも遊び続けていたゲームです。今でもふと遊びたくなる時はありますが、ゲーム機は家にありません。
ゲーム自体はそんなに上手ではなかったですけど、とにかく数字遊びが楽しかったんですよね。
陸上部時代の自己記録へのこだわり
ゲームの話はこれぐらいにして、現実世界へ戻りましょう。
私は中学・高校と陸上部でした。専門は800m・1500mという中距離種目。最もハードな種目です。
中学生の頃はあんまり面白くなかったんですけど、高校時代に突然面白くなって、記録に対するこだわりが出てくるようになりました。
試合に出るとタイムが出ますので、それをいかに更新していくかが重要です。
順位がいいと上のレベルの大会に出れるのですが、1位にならなくても、過去の自分との勝負ができるのが陸上の面白さなんですよね。
1秒でも自己ベストを更新できるのがうれしくて、練習に励んでいたのを覚えています。
そうそう、試合だけでなくて、練習でも数字あそびをしていました。練習では毎日のように10kmぐらいは走るので、同じコースをグルグルと回り続けます。
同じラップで刻んでいく練習なのですが、私は一定のペースで走り続けるのができなくて、むしろ疲れてしまう性格です。
なので、走るペースもめちゃくちゃでした。
1周200mのコースを30周ぐらい40〜45秒のペースで走る練習があったのですが、そのペースで走り続けるのがしんどくて、最初は集団についていけず、1分ぐらいかかったり、歩きそうになったりしていました。
でも、そのうちに体が目覚めてきたのか、突然体が絶好調になり、早いペースで走れるようになってきます。
1周ごとのデータはその都度チェックしていたので、走るごとに自分のペースが上がっていくのが楽しくて楽しくて。
そのうち1周35秒になり・・・1周30秒になり・・・最後の1周なんか、もう全力疾走になるので、28秒ぐらいで走ってました。集団を無視して1人で。
練習メニューのルールを完全無視ですね。
高校時代は、私が中長距離チームのエースみたいな存在だったので、周りもほとんどは笑って許してくれてましたけど、皆が皆こころよくは思ってなかったかも。
ハイペースで走ると、それなりに体力は消耗するのですが、それ以上に楽しかったのは、ラップタイムを見てニヤニヤすること。
ラップを刻んで長距離を走ってるのに、最後の200mが28秒ぐらいとか、下手な短距離ランナーよりも早いよな・・・とか思うのが楽しかったんですよ。
自分で書いてて、私自身のことですが、相当頭がおかしいな〜と思います。
iTunesの再生回数を増やすことへのこだわり
社会人になって、なぜか学生時代よりも音楽を聴くようになりました。
当時はiPodを使って音楽を聴いていた時代で、通勤時間は常に音楽がかかっている状態。
数字マニアな私は、iTunesに記録されていく曲ごとの再生回数に興味を持ちました。隠れた名曲を探すのが楽しかったのですが、それとは別に、この再生回数が増え続けるのが面白かったんですよね。
当時は4,000〜5,000曲ほどがiTunesに入っていたと記憶していますが、これをすべて10回以上の再生回数にできれば・・・なんて思ってたぐらいですから。
そんなことは不可能なのが分かってるのにも関わらずです。昔は、この再生回数が増えるのを眺めてはニヤニヤしていた時もあったなぁ。
今もiTunesを使っていますが、さすがに再生回数の数字は気にならなくなりました。
よく聴く曲の再生回数を調べてみたら、驚きの数字に・・・!
節約せざるを得ない状況でも、今思うと数字あそびだったかもしれない
2011年5月に会社を辞めて、収入がまったくなくなったことがありました。その時にとったのは、徹底的にローコストで生活すること。
9割以上は悲壮感があり、なんとかしないと大変だ・・・と思いつつ、1割弱はどこかで、どれだけローコストで生活できるのか、その限界値が知りたいというワクワクがありました。
1つ1つの出費をどこまで減らせるかって、ゲーム感覚で楽しめるんですよね。しかもそれが生活にリアルに反映されるので、生活のあらゆるムダを削っていって、ローコスト生活するのはむしろ楽しみしかなかったです。
今までは数字を増やすことばかり興味を持っていましたが、生活がかかっている場面では、どこまで少ないお金で生活できるのか。家計簿を日々眺めながら、どこまで下げれるのかを楽しんでいました。
ほとんど仕事のなかった2011年の話です。
1日あたりの収入額(不労所得っぽいもの)をいかに増やすか考えてた
ほぼ収入がない頃って、徹底的にローコストで生活するのと同時に、1日いくら稼げれば生活が成り立つのかをよく考えていました。
ローコストで生活できれば、1日あたりに必要な金額が下がりますよね。例えば1日5,000円で生活できると分かれば、平均で最低1日5,000円稼げればいいと思うようになります。
現状の資産を見比べて、普通預金金利とかで入ってくる金額は、平均すると1日何円になるのかもよく計算していましたね。平均で1日3円だとしたら、あと4,997円をどうやって稼げばいいのか、どう埋めていけばいいのかを考える。
じゃあ、どうやって自動的に入ってくるようにすればいいのかも、いろいろと考えてました。
2011年からこのブログを始めて、半年後ぐらいでGoogle AdSenseで月9,000円ぐらいにはなったのを覚えています。その結果を見て、平均で1日300円は勝手に入ってくるのがわかったので、あと4,700円。みたいな感じで思ってました。
残りの金額の方が圧倒的に多いのにも関わらず、私の場合は、1円でも目標に近付いたら、それだけで異常なまでに喜びを感じる性格なので、コツコツが合ってたんでしょうね。
ブログ運営にまつわる数字を見て楽しんでいる
そして今ですよ。
今はブログやサイトの運営が楽しくて楽しくて。
ブログを運営しているといろいろな数値データが出てきます。それこそアクセス解析データや収入のデータなどが。
特に面白いのがアクセス解析データ。解析データは、基本的に数字だらけです。まず理解してもらえないと思いますが、このデータが面白いんですよね。
ページビュー(PV)、1人あたりのPV数、平均滞在時間、直帰率とか、いろいろな指標があり、その結果を元にブログではいろいろと戦略を立てることができます。
結果を元に、改善ができるわけです。
この数値データは、今まで紹介してきたことと違って、自分がしたことに対して他の人がもたらしてくれたデータになります。
自分でコントロールできない数値という難しさがありますが、その分、面白さも倍増しているのが現状。
そのデータは、人のあらゆる感情が集まった結果でしかありません。
数字などからは直接読み取ることのできないところですが、数値や検索キーワードなどのデータを見つつ、人の感情も汲み取っていきます。
仮説を立てて、それを元に改善のサイクルを動かしていく。当たる時もあれば、全く変化がないこともあります。
うまくいく方が面白いのは違いないですけど、当たらなくてもなぜうまくいかなかったを考えることができる、そういうのがブログやサイト運営の面白さかな〜と思いますね。
数字だらけで確かに難しく感じる部分もありますが、数字が出るからこその面白さがブログ運営にはあります。
なので、自分自身はゲームをしているような感覚です。実際に人の心を動かすことになるので、ゲームと思うのは良くないかもしれませんが、感覚的には現実社会でゲームしているような感じ。
2011年5月からブログを始めて、2015年1月には月100万PVを超えましたけど、そういった数字あそび的なことを繰り返した結果でしかありません。
参考:3年9ヶ月目で月間100万PV以上達成!記事の書き方・改善施策のやり方・SEOの考え方を一挙公開
数字が大きくなったからといって、特に気持ちが変わることもなく、今も日々数字を見てニヤニヤしながら楽しくやっています。
データが膨大になってきて難しいですが、それはそれでまた自分自身の「レベル上げ」みたいなものかな〜って考えていますね。
さいごに:やっぱり数字あそびが楽しい!
いろいろな方に対して自分のことを話す機会があって、私は数字で遊ぶのが好きなんだろうな〜と思います。
今は数字あそびがブログ運営になっているだけで、他にもまた面白い数字あそびができるようになったら、そっちに移っていくんだろうな〜と思いますね。
まあ、ブログ運営に関しては1つ1つの積み重ねがリアルに数字として結果になるから、これよりも面白い数字あそびを見つけるのは難しそうな気がします。
今までもこれからも私は、数字を見てニヤニヤしながらそれで生活していくんだろうと思います。ネットがある今の時代に生きていて本当に良かったです!
運だけで生き延びている人生なので、良かった良かった。たまたまの結果で今があるので、これからもノマド的節約術でコツコツとできることを続けていきます。