「dカーシェア」スマホ一つで即日登録・入会費0円・15分170円〜利用できるカーシェアリングのススメ

伊佐 知美の画像

「今日、今すぐに、希望する時間帯だけ、車が使いたい!」。そんな願いを叶えてくれるのが、カーシェアリングサービスです。

この記事では、昨今カーシェアリングサービスが複数登場する中、私が便利さゆえに愛用している「dカーシェア」の利点と使い方を説明します。

dカーシェア
実際の利用の様子。登録&利用開始手続きが「スマホ一つで、即日完結できる」dカーシェアは、もはや私のマイカー

カーシェアリングサービスとは?

そもそも、カーシェアリングサービスとは一体なんのことでしょう。

この数年のシェアリングエコノミー興隆の中で登場した、比較的新しい言葉ですが、Wikipediaによると以下が定義です。

「登録を行った会員間で、特定の自動車を共同使用するサービスないしはシステムのこと。自動車を借りるという面ではレンタカーと近い存在であるが、一般にレンタカーよりもごく短時間の利用を想定しており、利用者にとってはレンタカーよりも便利で安価になるように設定されていることが多い(Wikipediaより引用)」

「好きな時に車を借りられる」という点においては、従来のレンタカーサービスとまったく同じです。

が、どちらも利用したことがある身として、私が感じている大きな相違点は以下の3点。

  • 一度登録してしまえば、貸し借りの際に、特定の店舗に赴く必要がない
  • 自分が車を使いたい希望エリアを検索して、最寄りの空きシェアカーが探せる
  • 予約から乗車・返却まで、すべてオンラインで完結する

もちろん車の空き状況によりますが、乗車直前の検索、10分~15分単位での予約が可能。

利用料金はサービスや車種、利用時間によりさまざまですが、2020年2月現在においては、15分170~300円程度が相場です。

利用料金にはガソリン代、保険料も含まれているため、基本的には「何分使ったか」が利用料金にそのまま該当します(サービスによっては、走行した距離に応じた「距離料金」が発生する場合もあり)。

代表的なカーシェアリングサービスは、登録台数が多い順に、「タイムズカーシェア」「オリックスカーシェア」「カレコ・カーシェアリングクラブ」と言われています。

「dカーシェア」とは?

そんな中、「dカーシェア」は、docomoが運営するカーシェアリングサービスです。

dカーシェア
(画像引用:dカーシェア

カーシェアリングサービスのほか、個人が所有するマイカーシェア、また数時間の利用ではなく、半日以上〜数日利用に対応した、従来のレンタカーサービスも検索できるようになっています。

dカーシェア

カーシェアリングサービスは、業界大手の「オリックスカーシェア」「カレコ・カーシェアリングクラブ」そして「カリテコ」の3つをまたぎ、比較検討して選べるスタイル。

複数サービスをまたいで検索できるので、金額比較や希望通りの予約がしやすく、便利。私は神奈川県・川崎市在住なのですが、これまで希望の時間で予約できなかったことがありません。

「dカーシェア」最大のメリットは、即日・無料登録

「dカーシェア」の最大のメリットは、使いはじめの登録手続きが「スマホ一つで、即日完結&利用開始できること」、そして「登録にお金がかからないこと」です。

すでに挙げたほかのサービスの中にも、スマホひとつで登録が完了するサービスは存在します。

が、登録から審査、利用開始までの時間が最短5営業日(!)だったり(指定のリアル店舗に出向いた場合は、即日登録が可能)、登録手数料が発生するケースが多く、「今すぐ無料で使いはじめたい」というニーズを満たしているdカーシェアは、さすが母体が大企業のdocomoといったところ。

「dカーシェア」の登録方法

「dカーシェア」は、初回登録を済ませてしまえば、次回からはアプリで車種の検索と予約のみで利用できるようになります。

初回登録には公式サイトでのアカウント登録と、アプリダウンロード、ログインが必要です。

[1]dカーシェアの「新規会員登録ページ」にアクセス

[2]アカウント登録手続きを進める

dカーシェア

[3]アプリをダウンロード

[4]ログイン

[5]審査完了を待つ

登録審査に所定の時間がかかります。

私は利用開始したい休日の当日にアカウント登録をしました。その間は、アプリ内で「審査中」の印が出るのですが、15分経っても変わらなかったので、週末ということもあり、カスタマーサービスに電話をしました。

即日利用したい旨を伝えたところ、優先審査をしてくれるということで、その後すぐに審査は完了。利用を開始できました。

混雑状況により審査の所要時間は変わるということなので、急ぎの方は電話連絡も並行すると、優先対応してもらえる可能性が上がるのでオススメです。

「dカーシェア」の料金体系

肝心な利用料金ですが、選択する車種や走行距離によって異なります(料金は2020年2月現在)。

  • 「オリックスカーシェア」スタンダードクラス:15分あたり230円
  • 「カレコ・カーシェアリングクラブ」ベーシッククラス:15分あたり170円
  • 「カリテコ」ミニクラス:15分あたり209円
dカーシェア
オリックスカーシェアのスタンダードクラスの利用料金例
dカーシェア
カレコ・カーシェアリングクラブのベーシック・ミドルクラスの利用料金例
dカーシェア
カリテコのミニ・コンパクトクラスの利用料金例

オリックスカーシェアとカレコ・カーシェアリングクラブは、「3時間予約だったが、2時間で返却した」などの「予約より短い利用時間で返却した場合」は、差額分が返金されるやさしい設計になっています。

6時間以上利用の場合は、走行距離に応じた「距離料金」が加算されます。1キロあたり10数円なので、10キロ走って約200円の金額感。

私はよくオリックスカーシェアと、カレコ・カーシェアリングクラブを利用するのですが(車が停めてある駐車場が近いので)、1時間利用で1,000円程度、2時間利用で2,000円程度と、とてもリーズナブルに借りられて、満足しています。

2人利用であれば、電車に乗ることを考えたらあまり値段が変わらないな、とも。

まるでマイカーのような気軽さで使っても月額数千円で済んでいるので、現実的だなぁと感じます。

「dカーシェア」利用のQ&A

「dカーシェア」利用にあたり、疑問点になりうるであろう点について記載します。

Q1. 車はどこに停めてある?

A1. 多くの車は、街のコインパーキング等の駐車場に停まっています。

Q2. 車の開錠はどうする?

A2.利用するサービスごとに詳細は異なりますが、すべて電子錠で空きます。

たとえば「オリックスカーシェア」の場合は、「モバイルSuica」等のICマネーアプリが鍵として登録できるため、車の窓際に取り付けられているICマネーポートにスマホをかざして開錠・返却時の施錠が可能(初回は、別途ICマネー登録が必要です)。

「カレコ・カーシェアリングクラブ」の場合は、dカーシェアアプリのマイページの予約確認画面の下にある「開錠」ボタンを押すと、車のドアが空く仕組み。返却時の施錠も同様です。

dカーシェア
カレコ・カーシェアリングクラブの返却時の画面イメージ

なので、特別なキーを受け取ったり、何か登録をするために店舗に赴くという必要はありません。

Q3. 車自体のキーはどうやって入手する?

A3. 助手席のダッシュボードに保管されています。電子錠で車を開錠した後、取り出して使いましょう。

dカーシェア

dカーシェア

Q4. 決済はどうする?

A4. クレジットカード決済のみ受付可能です。会員登録時に、クレジットカード登録画面が出てくるので、そこで登録しましょう。

Q5. ガソリンが足りなくなったら?

A5. 専用のガソリンカードが、車内に保管されています。

詳しくは車内の説明書類に記載されていますが、指定のガソリンスタンドチェーンで、車内に保管されているガソリンカードを使うと無料で満タン給油できます。

dカーシェア
車が街のコインパーキングに停まっている場合は、コインパーキングの定期券も一緒に保管されている場合が多い

いわゆるレンタカーの「満タン返し」のルールは、カーシェアリングサービスにはありません。「ガソリンが3分の1を切ったら、次の人のために、ガソリンを入れてあげましょうね」という案内のみが存在します。

清掃やメンテナンスは、定期的にdカーシェアサービスの人が見回りに来ているそうなので、さすがに乗車後すぐにガソリンがない、という状況はないと思いますが、私は念のためガソリンの残量は乗ったら確認するようにしています!

Q6. 保険補償制度はどうなっている?

A6. 利用料金に含まれているため、別途の支払いは不要です。

dカーシェア保険
利用サービスによって保障内容は異なるが、dカーシェアの場合、すべてのサービスで、保険補償料金は時間料金に含まれている設計なので安心

Q7. 事故が起こった場合の対応は?

A7. 事故専用ダイヤル(0120-556-654)にまず電話をしましょう。対応してくれます。詳細はアプリや車内の説明資料に記載があるので、該当の場合は確認してください。

短時間から自由に利用できる新しいマイカー制度

たとえば晴れた日の週末、朝起きて「今日はドライブがしたいな」と感じた日。

リンゴ農家さんのお店に行って、本棚用に木箱のリンゴ箱を複数購入、家まで運びたい時。

上記はどちらも実話なのですが(笑)、こんな風に思い立ってすぐ利用できるのが、カーシェアリングサービスのいいところ。

dカーシェア
カーシェアリングサービスで、2時間だけ車を借りて、リンゴ箱を買いに行った
dカーシェア
電車では運べない大きさのモノを、簡単に運べるので車はすごい

数十万円、数百万円で車を購入、所有する時代から、数百円〜数千円で近くの車をシェアする時代へ。

「車が必要!」そう思ったら、カーシェアリングサービスを使ってみてください。新しい体験が待っています。

この記事を書いた人

1986年生まれ、新潟県出身のライター・編集者。これまでに仕事をしながら世界を2周、47都道府県55ヶ国200都市以上を巡る。これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』創刊編集長、オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」「#EnglishChallenge」オーナー。