こんにちは!
教習所で高速教習を受けてきた柚木ゆうら(@yzk0829)です。
第二段階の後半で行われる「高速教習」。
路上にようやく慣れた頃に現れる強敵でもあります。
そんな高速教習ですが、実際にどんなことをやるのか気になるところ。
「本当に高速道路を走るの?」
「1人で行き帰りの運転をするの?」
「どれぐらいの距離を運転する?」
などなど、不安に思うこともたくさんあることでしょう。
どんな内容なのか教習の流れを知っておけば、心の準備もしやすくなります。
今回は、高速教習の内容や100kmの世界を体験した感想について紹介していきますね。
教習所に通おうと思った理由や申し込みの様子については、以下で紹介していますよ。
「高速教習」とは?
そもそも、高速教習がどんなものなのか気になるところです。
高速教習は、第二段階の後半で行われる技能教習のひとつ。
文字通り、高速道路を運転する教習内容になります。
教習は2時間続けて行いますよ。
あらかじめ高速道路に関する学科教習を受けていないと、高速教習は受けられません。
早めに学科教習を受けておき、必要なら予約をして高速教習に臨みましょう。
実際の高速道路を走るかどうかは、教習所の近くにインターチェンジがあるかどうかで決まるみたいですね。
私が通っている教習所の近くにはインターチェンジがあったので、高速道路を運転しました。
場合によっては、シュミレーターで高速教習を行うこともあるようです。
大雨や事故、渋滞などで高速道路が使えないときは、中止または延期になることもあります。
高速教習は複数教習です
実際に高速教習を行うとなると、「行きも帰りも1人で運転するの?」と不安に思いますよね。
安心してください。
高速教習は複数教習です。つまり、自分のほかにも教習生がいる状態で運転します。
大体、2~3人の教習生で同じ車に乗り込み、高速道路を運転しますよ。
1人あたり、実際に走行する距離は15kmぐらい。
インターチェンジを降りた時点や、パーキングエリアやサービスエリアで休憩するときに運転を交代することが多いです。
ただ、どうしても人数が揃わなかったときは、1人で高速教習を行うこともあるようです。
その場合は1人で行きも帰りも運転するみたいなので、このときばかりは(1人はいやだ…1人はいやだ…誰でもいいから相方いてほしい…!)と切に願いましたね。
実際に高速教習をしてみた感想
危険予測ディスカッションから続けて、高速教習を受けてきました。
急に合宿生なみにスケジュールを詰めてくるのやめてほしい。
てっきり危険予測ディスカッションで同じ組だった青年たちとやるのかと思いきや、別の人と組むことになりました。
人懐こい青年とグラデーションヘアがかわいい女子。
運転する順番は教習生同士で決めてくださいってことで、じゃんけんするか~ってなっていたところ…
女子「普段マニュアルなので、途中で交代は怖いです…できれば1番がいい…」
青年・私「どうぞ、どうぞ!」
青年「じゃあ、オレ2番いいですか?」
私「(なんで???)…いいですけど」
じゃんけんどこいったよ。
大人だから思わずゆずっちゃったけど、危険予測ディスカッションに続きまた3番目だよ。
というわけで、1番→女子、2番→青年、3番→私の順番で運転することになりました。
聞いたところによると、マニュアル車の教習生でも高速教習はオートマ車で行うらしい。
出発する前に車の点検や出発点・終点のインターチェンジ、それぞれ運転をする箇所、ETCカードの説明を受けました。
準備ができたら、いざ出発!
教習所からインターチェンジまでの道は、教官が案内してくれるので大丈夫です。
雑談とかする雰囲気でもなかったので、後部座席の私たちは大人しく座ってました。
高速道路の本線に合流するところとか、運転手以上に後ろを気にしたりしたけども。
1番の女子、2番の青年…と順調に運転が終わり、いよいよ私の番。
教官「はい、じゃあ2番と3番の人で交代してね~」
私「はい!」
そしてここで強まる雨。
2番の青年が運転するときから小雨があたっていたので、いやな予感はしましたが、まさかの雨バージョン高速教習です。
でも、ワイパーは教官がつけたり消したりしてくれたので助かりました。
一般道からインターチェンジに入り、加速車線でグッとアクセルを踏み込んで合流するのは緊張しましたね~!
みんな口をそろえてよくいう言葉です。「合流するのが怖い」。
ぶっちゃけ、合流するタイミングとかは教官の指示に従っただけなので、「高速を走らせてもらっている感」が強かったです。
あと、みんな指摘されていたのが「もう少し左寄りで」という部分。
なぜか全員、ちょっと中心に寄っていっちゃってたんですよね…。
たぶんスピードが出ているのと、ハンドルを持つ手に少し力が入っていたせい。
スピードを出すのは簡単ですが、意外とふらつかずに走るっていうのが難しかったです。
教官「あっ、今いけるな。はい、右合図出してー、ルームミラーで確認してー、左合図で戻るー」
私「はい!(右!確認!左!戻る!!)」
こんな感じで、追い越しもやりました。
ほか2人はやらなかったのに、私だけ…なぜ…。
タイミングを見て追い越しができそうだったら、追い越しも実践します。私のように。
また、トンネルではライトをつけたりもするので、お忘れなく。
ちなみに、トンネルの回数が多かったのも私が通った道でした。なんとなく損してる。
高速教習も後半戦、このまま出発点のインターチェンジまで戻るのかな~と思いきや、
教官「はい、じゃあそこのパーキングエリア入ってください。休憩します」
私「きゅ、休憩!!(あわてて左合図)」
まさかの休憩タイムをはさみました。
慣れた頃に緊張がほぐれるのってちょっとこわい。
休憩中に飲み物などを買ってもいいけど、教習車には持ち込まないでとのこと。
そりゃそうですよね。
パーキングエリアでの休憩は10分ぐらいでしたが、ちゃっかりお土産は買いました。
▼子どもたちに買ったお土産。シュールでかわいい!
途中、PAで休憩したんだけどちゃっかり子どもたちにお土産を買いました?ご当地ゆきおシリーズ。シュールが過ぎる。 pic.twitter.com/R3qDvzpy8J
— 柚木ゆうら?フォトライター (@yzk0829) 2019年7月22日
前に並んでいたマダムがしこたまお土産買い込んでいて、集合時間に間に合うかハラハラする場面もありましたが、なんとか間に合ってよかったです。
意地でもお土産は買っていくスタイル。
10分の休憩を経て、あとは出発点のインターチェンジに戻り、そこから教習所まで帰りました。
高速道路からおりて一般道を走るとき、スピードの感覚がずれているので要注意ですね。
いつもの路上教習よりも緊張しました。
ちなみに、それぞれ運転した場所は以下の通り。
- 1番の女子:教習所から始発のインターチェンジ・始発のインターチェンジから途中のインターチェンジまでの往復
- 2番の青年:始発のインターチェンジから終点のインターチェンジまで
- 私:終点のインターチェンジから出発点のインターチェンジまで・出発点のインターチェンジから教習所まで
……これ、3番手、損なのでは???
というわけで、高速道路で運転するときのおすすめは2番手です!
▼高速教習の感想やコツについてまとめてみました。
- 加速車線から本線に合流するときが怖い
- 100kmの世界は慣れるとそんなに怖くない
- カーブするときはハンドル操作ちょっとでいい
- トンネルが多いとライトつけたり消したりが大変
- 高速道路からおりて一般道に合流するときのスピード調整が難しい
- パーキングエリア・サービスエリアで休憩があると楽しい
スピードが出る分、難しく感じるところもありますが、高速道路だけでいえば「走りやすい」という感じでした。
なんといってもほぼ直線なので!
歩行者もいなければ路上駐車している車もないので!!
合流するところに注意しつつ、スピード感に慣れてしまえば、高速道路は快適なものだなと思いましたよ。
さいごに
第二段階、最大の強敵でもある「高速教習」。
行く前は不安いっぱいでおそるおそるという感じですが、実際にやってみると「スピードに慣れれば走りやすい」というのが正直な感想でした。
ただ、速度が出る道だからこその危険もあります。
運転しているときはそうでもなかったのですが、高速教習した日の夜はほぼ寝落ちする形で寝てしまいました。
なんだかんだで緊張はしてたんだろうな~と思います。
これから先、もしかしたら高速道路を運転する機会があるかもしれないので、高速教習を体験できてよかったです!
おまけ:教習日記まとめ
今回は、高速教習を受けた感想について紹介してきました。
教習日記を最初から読みたい場合は、以下もチェックしてみてくださいね。