書籍や雑誌、CDやDVDを送るときにゆうメールを使う選択肢があります。
定形外郵便と比較すると、送料が安くなるので便利ですよね。
ちなみに、ゆうメールは着払いで相手方に送れるって知ってましたか?
自分で料金を払って送るときは重さを計ったり、切手を貼ったりと手間がかかりますが、着払いは基本的に窓口に出すだけで、あとは局員さんが作業をやってくれますよ。
でも、ゆうメールを着払いで送ったことがないと、どうやって送ったらいいのかがわからないもの。
今回実際にゆうメールを着払いで送る機会がありましたので、このページでは、ゆうメールの着払い郵送をする方法と、受取手順を画像付きで紹介していきますね。
※ 規格外の大きさのゆうメールは、2018年9月で廃止になっています。通常のゆうメールは今も使えます。
ゆうメールを着払いする場合は「着払手数料」が必要
ゆうメールを着払いにする場合、注意点があります。
それは着払手数料が必要になるということです。
しかも着払手数料は、受け取り側が支払います。
「ゆうメールの着払いで送ってよ」と相手方に言われた場合、手数料がかかることを知らずに「なぜ手数料まで支払わなければいけないんだ!」とトラブルになっても困りますよね。
▼郵便局の『着払』を説明しているページにも注意点として書かれていますよ。
あらかじめ荷物の受取人に、運賃・料金と手数料をお支払いいただくことの承諾を得てください。
引用元:郵便局:着払
▼着払手数料の値段は下記のように定められています。
種類 1個当たりの手数料 (1)料金後納とするもので、かつ、郵便私書箱に配達するもの 19円 (2)料金後納とするもの 26円 (3)郵便私書箱に配達するもの 26円 (4)上記(1)から(3)までのもの以外のもの 34円 引用元:郵便局:着払
でも正直よくわかりませんよね…。
ゆうメールを着払いにすると一体いくらの手数料がかかるのか。
それを事前に知るためには、ゆうメール(旧冊子小包)の料金計算のページを見ておくことをオススメします。
▼計算表の一番下を見てください。『着払』という項目があります。
ここに、ゆうメールの着払手数料は21円かかることが書いています。
事前に知っておくことは、とても大切なことですよね。
ゆうメールを着払いで送るまでの流れ
▼まずはゆうメールで送りたいものを梱包して、発送できる準備をしておきましょう。
封筒に宛先を記入します。書き方は特に難しく考える必要はないですが、切手や印紙を貼るスペースを考えて、上のほうは空けておくのがいいですね。
ゆうメールの梱包のやり方は別記事にしていますよ。
最寄りの郵便局へ持って行く
自分で料金を払って送る(元払いする)ときは、ポストに投函することができます。
でも、着払いはポストへ投函することができないため、郵便局の窓口に出すことになりますよ。
月曜日から金曜日(平日)は営業時間内に、局内の窓口へ出せばいいのですが、土曜日や日曜日などの場合はどうすればいいのでしょうか。
それは、大きめの郵便局に行くことです。
▼土日祝も開いている最寄りの窓口を検索して探しましょう。
僕は岡山県に住んでいて、大きめの郵便局で思いつくのは岡山中央郵便局です。
▼調べたところ、土日も開いていることがわかります。
▼ゆうゆう窓口が設置されている郵便局でも対応可能です。
僕は今回、『ゆうゆう窓口』がある郵便局に行ってきましたよ。
着払いは窓口に出すだけ
ゆうゆう窓口がある郵便局にやってきました。
さっそく局内に入ってみます。
▼ゆうゆう窓口がありました。行った日は土曜日だったのですが、混雑していましたよ。
▼窓口の上側にに『ゆうゆう窓口』って書いていますね。
▼あとは窓口に「ゆうメールの着払いでお願いします」と出すだけです。
その後、局員さんが重さや厚さを計り、料金を算出して専用のシールが封筒に貼りつけられます。
通常であれば、「よろしくお願いします~」と現場を去ってしまえばいいのですが、貼りつけたシールも見せてもらいました。
▼ゆうメール着払いで貼りつけられるシールはこちら。
このシールに着払いの金額も書かれていますね。
シールを直接見なくても、『料金はおいくらになりましたか?』と聞けば教えてくれますよ。
着払いする相手方に連絡が取れるようなら、その金額を伝えて用意してもらっておくと親切ですよね。
封を開けて持って行けば封筒の一部を切り取らなくてもいい
▼実は今回、窓口へ持って行った封筒ですが封を開けた状態で持っていきました。
「ゆうメールだから、封筒の右下にハサミを入れて開封しています!」と伝えたところ、局員さんから以下のような回答をもらいました。
封を開けて持って来ていただければ、封筒の一部を切り取らなくてもいいですよ。封をした状態で持ってくるときは切り取ってくださいね。
もしくは、こちらで切り取らせていただきます。
とりあえず、着払いの場合は何も考えずに持って行っても何とかなることがわかりました。
着払いゆうメールを受け取るときの手続きはどうやるの?
ここまでがゆうメールを着払いで送る手順でしたが、受け取るときにどうやってるのかも気になるところだと思います。
といっても、実際の受取手順はそこまで難しいものではありません。
いつものように郵便局の人が荷物を届けてくれて、そのときに送料と着払手数料の合計金額を払うだけという単純さです。
お金を払うと、荷物を無事に受け取れました。
▼受取側が送料を払っていますので、領収書も受取側がもらえましたよ。
また、着払い時の支払いに切手を使うこともできます。
再配達になった場合はどうするの?
あと、着払いのゆうメールということで、不在で再配達になった場合どうなるのかも気になるところだと思います。
不在の場合は、不在票が入り、お知らせ番号を伝えることでまた持ってきてもらえますよ。
▼届いたゆうメールにはお知らせ番号が書かれていました。
初めて見ましたね!
ちなみに今回のゆうメールは、岡山県から兵庫県に送り、到着までの所要日数は2日でした。
送った2日後に到着でしたね。
さいごに
ゆうメールを着払いで送る方法と受取側の手続きはこれまで紹介した流れの通りです。
着払いで送るとなると難しそうに思うかもしれませんが、支払う人が逆になるだけで手順自体はそこまで変わりませんよ。
もし、初めて着払いで送る場合にわからないのであれば、このページが参考になればうれしいです。