最近は月に何回も出張に行くこともあるWebライター、なつみとです。
旅行や出張のとき、荷物が多いと疲れますよね。
大きな荷物を持って移動するのは大変だし、かといってどこかに預けようと思うと、その分余計な時間とお金がかかってしまいます。
そこで、わたしは普段から、旅行や出張のときには極力荷物を少なくしています。
このページでは、わたしが実践している荷物を減らす方法を紹介しますね。
有意義な旅にするためにも、ぜひポイントを押さえて、荷物を少なくしていきましょう!
荷物を減らすことで節約できること
まずは、旅行や出張の際、荷物を減らすことでどんな節約効果があるのかを紹介しますね。
ホテルやコインロッカーに荷物を預ける必要がなくなる
ホテルのチェックイン時間前でも、フロントで荷物を預けることはできます。
でも、わざわざホテルに立ち寄る時間がもったいないですよね。
コインロッカーに荷物を預けるにしても、お金がかかります。
大きなスーツケースだと、コインロッカー代もばかになりません。
さらに観光地では、そもそも空いているコインロッカーを探すのが大変です。
飛行機では荷物を機内に持ち込める
飛行機で荷物を預けるのにも時間がかかります。
LCCの場合は、手荷物を預けるための費用がかかることもありますよね。
荷物を機内持ち込みサイズにおさめていれば、手荷物カウンターに並ぶ時間も、手荷物を預けるための費用も不要です。
最近はJALのタッチ&ゴー、ANAのスキップサービスといったものがありますよね。
チェックインすら不要でそのまま保安検査場に行けるので、手荷物を預けなければかなりスマートに飛行機に搭乗できることになります。
出張・旅行の荷物を減らすためのポイント2つ
出張・旅行のときの荷物を減らすポイントは2つあります。
具体的なテクニックはのちほど詳しく紹介していきますが、まずは基本的なポイントを押さえておきましょう。
ポイント1:1日2日ぐらいならなくても困らないものはたくさんある
1泊や2泊程度なら、普段使っているものが手元になくても、別に困らないことがあります。
たとえば基礎化粧品。
1日ぐらいお手入れしなくても、急激に肌が悪化するようなことはほとんどありません。
爪切りやヘアドライヤーなど、身の回りの愛用品を根こそぎ持っていくような人もいますが、荷物を減らしたいならこういったものはなくていいと思います。
荷造りするときには、「本当に持っていかないと困るのかな?」と自問しながら進めるのがおすすめですよ。
ポイント2:現地調達できるものもたくさんある
自宅から持っていかなくても、現地調達できるものだってたくさんありますよね。
ホテルで借りられるものもいろいろあります。宿泊施設によって違いはあるものの、以下のようなものだと貸し出しサービスをしていることが多いですよ。
- ズボンプレッサー・アイロン
- 加湿器
- 爪切り
- ヘアアイロン
- 電気スタンド
- パソコン・LANケーブル
- 充電器
- 変換アダプター
- 市販薬
- ソーイングセット
- 生理用品
ただ、数に限りがあるので、借りたいものがあるなら予約時など事前に伝えておくのがおすすめ。
また、「多分いらないけど念のために持っていきたいもの」というのは現地調達する方が効率的ですよ。
たとえば女性の場合、生理用品などは持参する方が多いようです。
さすがにコンビニもドラッグストアもないような場所に行くなら不安ですが、日本国内なら特に、そんな場所はほとんどありません。
わたしも最近は地方に行くことが多いですが、タクシーで行ける範囲には何かしらお店はあるものです。
「念のため」のものは思い切って持っていかない、というのも荷物を減らすためには重要なポイントです。
出張・旅行の荷物を減らすテクニック5個
ここからは、具体的なテクニックを紹介していきますね。
テクニック1:衣類の数は最低限にする
衣類が一番かさばります。
だからこそ、アイテム数自体を減らしてしまいましょう。
わたしの場合、2日間ぐらいなら同じ服を着ることもあります。
下着を取り替えるだけなので、かなり荷物が減らせますよ。
出張の場合は服を変えたほうがいい場合もありますが、その場合も「トップスだけ変える」とか「上から1枚羽織る」などして衣類のアイテム数は最低限にしていますよ。
テクニック2:薄手の服を選ぶ
服自体の素材を、かさばらないようなものにするという方法もありますよ。
厚手のニットよりも薄いカーディガンを選ぶなど、とにかく薄手の服を持っていくようにします。
冬の寒い時期はなかなか難しい場合もありますが、意外と薄手の服で乗り切れることもあります。
行き先が東京など都会の場合は、移動中もなるべく地下街を歩くなど工夫すれば大丈夫です。
逆に、地方の場合は車で移動することになるので、やっぱり厚着をしなくても乗り切れます。
テクニック3:衣類は風呂敷で圧縮する
旅行や出張の荷物で一番かさばる衣類は、圧縮してパッキングするのもポイント。
衣類圧縮袋を使っている人も多いと思いますが、わたしのおすすめは風呂敷です。
圧縮袋や破れてしまうこともありますし、繰り返し使えるにしても、やはり消耗品だと思います。
風呂敷の場合は耐久性が高いですし、ぎゅぎゅっと抑え込みながら結んでしまえば、かなりコンパクトになりますよ。
テクニック4:かさばる服は最終日に着る
持っていく服の中で、一番かさばる服を最終日に着るようにしています。
すると帰りの荷物は少し減りますよ。
旅行にしろ出張にしろ、一番疲れているのは最終日です。
だから、スケジュールの都合が許す限りは一番かさべる服を最終日に来て、バッグの中は軽い服が入るように調整していますよ。
テクニック5:洗濯できるものは洗濯する
下着でも、ショーツぐらいなら洗濯しても翌朝には乾きます。
それ以外の衣類だと一晩では乾きませんが、2泊以上の旅行であれば洗濯してもう1回着るようにしていますよ。
2泊の旅なら1日目と3日目に同じ服を着るというイメージです。
極端ですが、どんなに長い旅でも衣類は2セットあればなんとかなるということですね。
個人的には、ホテルの高額なクリーニングを利用してでも荷物を減らしたいぐらいです。
テクニック6:モバイルバッテリーは持っていかない
PCも充電できる大容量のモバイルバッテリーは400g近くあるので、ほとんど持っていきません。
新幹線だとコンセントがありますし、空き時間に立ち寄るカフェも電源のあるところを選ぶようにすれば、充電ケーブルを持っていくだけで済みます。
ホテルでも充電できますしね。出張でパソコンやスマホをよく使う場合も、出発前にフル充電にしておけば問題ありません。
その代わり、特に充電が気になるスマホについては、Wi-Fiをオフにした上で省電力モードに設定、節電を心がけていますよ。
テクニック7:PCやケーブルは軽いものを選ぶ
今、持ち歩き用に使っているPCは、少し重たいのが難点です。
1年前に買ったものなんですが、まさかこんなに出張が増えるとは思っていなかったんですね……。買い替えるときは軽さ重視で選ぼうと思っています。
その代わり、ケーブルは軽いものを購入しました。
純正のものと比較すると150g程度の差なのですが、この100g単位での差がじわじわと効いてくるんですよね。
そういう理由もあって、スマホはサイズの小さなiPhone5Sを使っています。
テクニック8:本は電子書籍、スマホで読む
小さな文庫本でも、地味に重さを感じます。
荷物を減らすためには電子書籍の方が絶対にいいです。
Kindle端末も持っていますが、やはりかさばるので持っていくことはありません。
iPhone5Sの小さな画面でも意外と読めるものですよ。
テクニック9:基礎化粧品はなるべく軽くして持っていく
わたしはアトピー持ちなので、そもそも基礎化粧品は使いません。
その代わり、皮膚科で処方してもらった保湿剤や塗り薬を持参します。
荷物を減らすには小さな容器に詰め替えたほうがいいのですが、実はわたしはそこまでしていません。
ただ、旅行や出張の予定に合わせて、「少しだけ残った状態」の保湿剤等を、使い切らずにおいておくようにします。
すると容器自体はかさばるけれど、重量は軽いので持ち運びが楽になりますよ。
わたしはわりと頻繁に出張が入るのでこのようにしていますが、たまに旅行に行くぐらいならぜひ詰め替えて持っていきましょう。
テクニック10:シャンプーはサンプルサイズで持っていく
もともとは、シャンプーやコンディショナーなんて持参していませんでした。
一番いいのはシャンプー類を持っていかずにホテルに備え付けのものを使うことですからね。
ただ、前述のとおりアトピーもあるので、普段使っているものを持っていかないと危険です。
その際には、サンプル品を持っていきます。
今使っているのが「ミノン」という商品なんですが、これは敏感肌向けに作られている商品なだけあって、サンプル品も販売されているんです。
シャンプーとコンディショナーのセットで税込108円なので割高なのかもしれませんが、詰め替える手間を考えると安いものです。
詰め替え容器は繰り返し使うと不衛生になりやすいので、割り切るようにしていますよ。
ちなみに、1泊で整髪料も使わないようなときには湯シャンで済ませるときもあります。
※湯シャンとは、シャンプー等を使わずにお湯のみで洗うことです。
テクニック11:メイクアップコスメは厳選して持っていく
もともとメイクに使う化粧品が少なめなのですが、旅行や出張の際には極力減らすようにしています。
特に注目してほしいのがファンデーション!
わたしは、リフィルだけで使っているんです。
コンパクトケースの分だけ荷物を軽くできます。
リフィルだけだと薄っぺらいので隙間にすっと入れられますし、おすすめですよ~!
その代わり、鏡は別途持っていくか、あきらめることになります。
わたしは鏡を持たずに、スマホのカメラで確認するか、もしくはお手洗いに行って鏡を見るようにしています。
テクニック12:荷物が増える場合はエコバッグで対応
1泊の旅行ぐらいなら、わたしは普段使いのトートバッグで行けます。
ただ、バッグを小さくしてしまうと、お土産を買ったときに荷物が増えてしまいますよね。
紙袋に入れてもらっても、紙袋ってぐちゃぐちゃになってしまいますし……。
そこで、エコバッグは必ず持参するようにしています。
エコバッグがあればこまごまとした買い物をしても1つにまとめやすいですし、紙袋が破れるような心配もなくなります。
* * *
以上が、旅行・出張時の荷物を減らすテクニックです!
次からは、わたしが実際に持っていく荷物を公開していきますね。
わたしが出張・旅行で持っていくものを公開します
最近は出張が多いので、出張に行くときの荷物を紹介しますね。
ちなみに旅行に行くときには、仕事道具がなくなるだけで、その他はほとんど同じです。
衣類- 下着1セット ※靴下やストッキング含む
- 着替え1セット
- 下着1セット ※靴下やストッキング含む
- 着替え1セット
これらの衣類を、風呂敷に包みます。
風呂敷に包んだ方がコンパクトになりますし、バッグの中でぐちゃぐちゃになるのも防げますよ。
メイクアップコスメ
※小さな透明袋に入っているのはファンデーション用のスポンジです。
- 1dayコンタクトレンズ
- 目薬
- ファンデーション・スポンジ
- アイブロウペンシル
- アイシャドウ
- ビューラー
- マスカラ
- リップ
アイシャドウはブラウン系にすることによりアイブロウにも使えます!
基礎化粧品・シャンプーなど- シャンプー・コンディショナー
- 保湿剤
- 塗り薬
- シャンプー・コンディショナー
- 保湿剤
- 塗り薬
アトピーが再発するまでは、これらは一切荷物に入れていませんでした。
肌が健康な人であれば、何も持っていかなくてもいいぐらいですよ。
仕事道具・充電器など- スマホ
- ノートパソコン
- カメラ
- パソコン用電源アダプタ
- iPhone用充電ケーブル
- iPhone以外用充電ケーブル
- USBプラグ
- スマホ
- ノートパソコン
- カメラ
- パソコン用電源アダプタ
- iPhone用充電ケーブル
- iPhone以外用充電ケーブル
- USBプラグ
USBプラグというのはこれですね。
旅行の場合は、スマホ・iPhone用充電ケーブル&USBプラグ・カメラのみを持っていきます。
旅行・出張で使うバッグはこれ!
個人的な旅行のときには、大きくてもA4の書類が入るサイズのトートバッグです。
子供もいる家族旅行だとそもそもおしゃれのための洋服は持っていきませんし、「デニムパンツは2日連続使ってトップスだけ変える」という程度。
衣類がトップスと替えの下着ぐらいであればこれで十分ですよ。
一方、出張のときにはスーツケースを使っています。
リュックサックにしようか迷うところですが、パソコンの入った重たい荷物を持つのがいやなんです。
スーツケースなら転がせますからね。
ちなみに、機内持ち込みサイズにおさまるスーツケースなので小ぶりです。
小ぶりなスーツケースですが、中身はすかすか。
スーツケースを運んでくださる方に驚かれるほど軽いです。
空いているスペースにはお土産を入れられます。
さいごに
旅行や出張のときでも、「おしゃれしたい!」「愛用品を持っていきたい!」という人はいます。
でも、もしそこまでのこだわりがなく「なるべく荷物を減らして身軽になりたい」と思うなら、ぜひ思い切って荷物を減らしてみましょう。
意外となくて困らないものは多いですし、荷物を減らした分だけ身軽になり、荷物を預けるための費用や時間も節約できますよ。