ヒルトンホテルは、普通に使うだけでもかなり高級な感じがしますよね。
実際の宿泊料金もそれなりの金額になります。
そんなヒルトンでは、さらに優遇される「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)」というサービスがあり、これを使えば宿泊料金の割引ができますよ!
年会費のかかるサービスではありますが、使い方次第では十分に元が取れる可能性もあるので、どんな人がお得になるのか見ていきましょう。
年会費は25,000円もかかる
いきなりヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費から紹介しますね。
なんと25,000円もかかります!
めちゃくちゃ高いですよね…。
入会金は無料なんですが、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンを使うなら毎年25,000円の支払が発生すると思ってください。
年会費をかけずにヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに入りたいなら、より年会費が高くなるものの、特典が豊富なクレジットカードの「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(ヒルトンアメックスプレミアム)」を使いましょう。
これだけ高い年会費があるのに、どうやって元を取っていけばいいのだろう?
そんな疑問に対して、ここから回答していきますね。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの特典一覧
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費は25,000円と高すぎるように思いますが、いろいろな特典があって、使いこなすことで十分に元が取れますよ。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの特典を一覧にしてみました。
- 10,000円分の割引券がもらえる(5,000円券が2枚)
- 会員限定割引プランで25%OFF
- レストラン割引で20%もしくは10%OFF
- ヒルトン・オナーズのシルバー会員になる
宿泊割引券10,000円分が毎年もらえる
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに入会すると、宿泊時に使える割引券10,000円分が毎年もらえます。
5,000円券が2枚ですね。
入会時と毎年の更新のタイミングで、10,000円分の割引券がもらえますよ。
割引券は、ヒルトンホテルの宿泊料金やレストランやバーなどのホテル直営施設でのみ使えます。
裏面の有効期限内に使い切るようにしましょう!
今は、1回の精算で5,000円券を2枚同時に使えるため、ヒルトンホテルを年に1回しか利用しない場合でも使い切れますね。
また、コンラッド・ソウルやヒルトン釜山では使えませんので注意してください。
会員限定割引プランで25%OFFになる
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンを使う一番のメリットは、会員限定割引プランで25%OFFになることです。
仮に1泊30,000円だとしたら、25%割引になったら7,500円も安くなりますよね。
同じ料金で年に10泊したとすると、それだけで75,000円の割引です。
こうやって計算すると、25,000円の年会費の元はすぐに取れますね。
レストラン・バーが10〜20%割引になる
また、ヒルトンホテル直営のレストラン、バー、ラウンジを使うと10〜20%割引にできます。
客室付けの場合は20%割引、そうでない場合は10%引きになる仕組みです。
となると、宿泊料金と一緒に払って20%割引にするほうが確実にお得ですよ!
そもそもレストランやバーを使うのは高くなりますが、非日常的な時間を過ごす意味では利用価値が高いと思います。
高くなりがちなホテルのレストラン料金を、さらに割引できるとなるとありがたいですよね。
私も過去にヒルトンホテルのレストランを使った経験があり、そのときに20%割引できたらめちゃくちゃお金が浮いただろうなと悔やまれます…。
初年度は無条件でヒルトンオナーズのシルバー会員に
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンを申し込むことで、もう1つあるヒルトンの会員サービスであるヒルトンオナーズの会員ランクが最初からシルバーになります。
無条件でランクアップするのはちょっぴり得した気分ですよね。
ただ、これはヒルトンアメックスを持っているだけでもシルバーより上のランクのゴールドになるため、そこまで大きなメリットではないです。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費の元を取るにはどうすればいい?
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの最大のデメリットは年会費が高すぎることですよね。
年会費の元を取るためにはどうすればいいのかが一番の問題です。
最低限、年に何度かヒルトンホテルを使わなければ、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの会員になる理由が全くありません。
会員になれば毎年10,000円の割引券はもらえるので、あとは残りの15,000円分をどうやって元を取るかですね。
基本的には、宿泊料金の25%割引をフル活用することになります。
先ほども紹介した通り、1泊30,000円なら25%引きすると1回で7,500円も安くなりますよね。
この場合だと2回泊まれば、15,000円も節約できるので、これで年会費の元が取れました。
あとは泊まれば泊まるほどお得になる計算ですね。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンは、ヒルトンホテルによく泊まる人だけがおすすめのサービスですので、そんなに多く使わないのであれば、登録しないほうがいいですよ。
逆にヒルトンホテルをよく使うのなら、確実に登録しておきましょう。
年会費を安くする方法
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費を安くしたいのであれば、クレジットカードのヒルトンアメックスを使うと以下のように割引できます。
カードの種類 | 初年度年会費 | 2年目以降年会費 |
---|---|---|
ヒルトンアメックス | 10,000円 | 10,000円 |
ヒルトンアメックスプレミアム | 無料 | 10,000円 |
2年目以降の年会費を10,000円にするのであれば、有効期限まで手続きを済ませておきましょう。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンでは10,000円分の割引券がもらえるため、実質的に年会費無料にできますね。
対象ホテルの一覧
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの優待が使えるホテルの一覧は以下の通りです。
- ヒルトンニセコビレッジ
- ヒルトン東京
- コンラッド東京
- ヒルトン東京お台場
- ヒルトン東京ベイ
- ヒルトン小田原リゾート&スパ
- ヒルトン成田
- 旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン
- ヒルトン名古屋
- ダブルツリー by ヒルトン富山
- ヒルトン大阪
- コンラッド大阪
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
- ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸
- ダブルツリーbyヒルトン京都東山
- ヒルトン広島
- ヒルトン福岡シーホーク
- ヒルトン長崎
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーバイヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーバイヒルトン那覇
- ダブルツリーバイヒルトン那覇首里城
- ヒルトン沖縄瀬底リゾート
- ヒルトン沖縄宮古島リゾート
- コンラッド・ソウル
名前に「ジャパン」が入っているので、基本的には日本のホテルしか対応していません。
コンラッド・ソウルは韓国のヒルトンですね。
入会手続きの流れ
ちなみに、入会手続きをしてから約3〜4週間でヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの会員キットが届きます。
年末年始の場合は休みが長くなるので、5〜6週間かかってしまいます。申し込む時は余裕を見てやっておきましょう。
年会費の支払いはクレジットカードのみです。
還元率の高いカードにしておくことで、戻りも大きくなりますよ。
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
さいごに
年会費の高さにビックリしてしまうヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンのサービスですが、ヒルトンをよく使う方であれば、十分に年会費の元が取れるサービスですよ。
もし私がヒルトンホテルを使う機会が年に10回ぐらいになった場合は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの入会を検討しようと思います。
そんな生活ができるようになるためにも、仕事と普段の節約を頑張らないとなぁ、と思いました。
参考:ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンのページはこちらから