海外旅行中に体調を崩したりケガをしたりで、海外の病院へ行こうと思うのではないでしょうか。過去に海外で語学留学やワーキングホリデーなどで滞在しているときに、何度も体調を崩した経験があります。
そこで主に不安になるのが、海外での病院行く時の保険事情です。
- 海外旅行保険を使ったらどうなるか?
- 実際の病院での手続きは?
- 診察状況は?
- 支払い方法は?
実際に体験してみないとわからないことが多いです。
今回、クレジットカードのエポスカードにある海外旅行傷害保険を使って病院に行ってきたときの体験談をまとめました。
エポスカードの海外旅行傷害保険を使ってみた流れ
- 使った保険:エポスカードの付帯保険
- 支払い:なし (クレジットカードのキャッシュレスタイプ保険)
- お医者さん:台湾人医師で会話は英語
過去の海外旅行で病院に行ったときに保険を適用できずに痛い思いをしたので、その後作っておいたのがエポスカードです。
台湾に滞在しているときに咳が出すぎてしんどかったので病院に行きました。
海外滞在から約45日目で発症したので、90日以内の利用条件に合致していたからエポスカードの海外旅行傷害保険を使ってみました。
エポスカードは、病院での支払いが必要のないキャッシュレスタイプでしかも年会費無料のクレジットカードです。
キャッシュレス保険とは、海外の病院側から患者に治療費が請求されるのではなく、直接日本の保険会社に請求が行くタイプの保険になります。
病院に行く前にエポスカードに問い合わせの電話をしたら、エポスカードのオペレーターさんに以下のことを聞かれました。
- 名前
- 自分のエポスカードの番号
- エポスカードの利用期限
- 日本を出国日と帰国予定日
- 病気がいつ、どこで発症したのか?現在の容態は?
- 今滞在している都市と、病院での通訳の必要性
一旦、電話が切られ、折り返しの電話で保険の適用が確認できたのちに、近くの病院の住所を案内されました。
利用できるとわかった折り返しの電話では、丁寧にオペレーターさんから安心できるひと言をもらえましたよ。
病院では治療費を払う必要はないです。
交通費もかかった場合は、請求書があれば帰国後に請求できますよ。
案内された現地の病院への持ち物は、エポスカードとパスポートのみ。
病院で保険会社に提出する書類を書いて、あとは普通に診察を受けて薬を受け取るだけでした。
エポスカードの海外旅行傷害保険を使ってみて、クレジットカードの海外旅行保険の素晴らしさを初めて実感しました!
エポスカードは現在、利用付帯になっています
エポスカードの海外旅行傷害保険が使えるようにするためには、旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をカード決済する必要があります。
保険の内容は以下の通りです。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
手軽にエポスカードの海外旅行傷害保険を適用させるには、空港までの交通費をクレジットカード払いしてエポスカードで支払いましょう。
エポスゴールドカードやエポスプラチナカードの場合は海外旅行傷害保険の金額も変わってきます。
海外旅行保険はクレジットカードの付帯で十分
今まで海外で病院に行く時の支払い方法で以下の4種類を経験しました。
- 保険会社
- 全額自費支払い(自腹)
- 立て替えタイプの海外保険
- クレジットカードの付帯保険
ひと通り経験して思ったのは、90日間あるクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で十分だということですね。
ただ、91日以上の長期留学やワーホリの場合は、保険会社のキャッシュレス保険に入っておくのがいいですよ。
90日間以内の海外旅行保険なら、クレジットカードにある海外旅行傷害保険で足ります。
キャッシュレスタイプで自動付帯があるクレジットカードなら、保険会社の海外旅行保険とほぼ変わりません。
保険会社で購入できる4〜90日間の海外旅行保険は、4日間で1,000〜4,000円、90日間の保険は最低でも約2万円かかります。
これをクレジットカードの付帯保険で代用できるのは大きいです。
クレジットカードの付帯保険にはなくて、保険会社に付いている項目は以下の4つくらいです。
- 緊急歯科治療あり
- 弁護士費用100万円
- テロ対策費用10万円
- 航空機遅延費用
以上の項目がどうしても心配なら、保険会社を通して加入しておいたほうがいいでしょう。
病気やケガ・盗難などのトラブルはクレジットカードの付帯保険で充分カバー可能なので、海外旅行保険代を節約するためにクレジットカードを使うのがお得です。