わたしは、毎年おせちを作っています。
最近は買う人も多いと聞きますが、買うよりも作った方がいいと思い、今年も作ることにしました。
おせちを手作りすることには、2つのメリットがあるんです。
- 買うよりも節約になる
- 食べたいものだけ作るのでおいしく食べきれる
購入したおせちだとどうしても高くつきますし、あまり好きではない料理も入っているので余らせてしまったりしますよね。
おせち料理は難しいと思われがちですが、特に難しいことはありません!
普段料理があまり好きではないわたしでも作れるぐらいですから、料理が得意でない人でも作れますよ。
このページでは、おせち料理を作るときの節約のポイントを紹介していきますね。
まずは、何を入れるか考える
おせち料理には定番料理以外にも、ローストビーフなどの洋風料理が入っていたり、最近は中華風おせちなんていうのもありますよね。
入れる品を自由に選べるのは手作りおせちの良いところです。
嫌いなモノは入れなくてもいいですし、好きなものはたくさん作っちゃいましょう!
わたしも以前はいろんな料理を作っていましたが、毎年見直した結果、徐々にオリジナルのラインナップになってきました。
これは2017年のおせち(の一部)ですね。
参考に、我が家のおせちは入れるのはこんな感じです。
- 伊達巻
- 黒豆
- 海老の含め煮
- くわいの含め煮
- たたきごぼう
- 紅白なます
- お煮しめ(筑前煮)
- 田作り
- 鰆の西京焼き
- 鶏の照り焼き
- 栗きんとん
- 棒鱈(ぼうだら)
- かまぼこ
- 数の子
- 昆布巻
買って済ませるものがあってもOK
おせち料理を作ると言っても、わたしの場合すべて手作りするわけではありません。市販のものを買うこともあります。
わたしが購入するのは「少量だけ欲しいもの」。
我が家は3人家族で、母親などにおすそ分けもするものの、そんなにたくさん必要ありません。
あまり好きではない料理に関しては、少量パックのものを買った方が節約になります。
好きじゃないものは作るのも気分が乗らないですしね。
一応縁起物だということと、栄養のバランスを考えて入れているだけなので、潔く購入します。
また、数の子や棒鱈のように数日がかりで仕込みが必要なものや、長時間炊くことになる黒豆など、手間がかかるものは購入する、というのもいいと思いますよ。
我が家では、以下のものはスーパーなどで市販品を購入しています。
- かまぼこ(さすがに手作りする人はほとんどいませんよね)
- 数の子(わたししか食べないので少量でいい)
- 昆布巻(家族全員あまり好きじゃない)
食材の調達方法もポイント
年末になると、お正月の食材はけっこう高くなってしまいます。
かまぼこなんて100円のものでいいのに、お正月が近づくと数百円するかまぼこしか陳列されなくなってしまったりするんです・・・。
食材を少しでも安く手に入れることで、出費を抑えられます。
わたしは以下のポイントを意識していますよ。
- 100円ショップで調達する
- 日持ちするものは事前に購入しておく
- 高いスーパーには行かない
100円ショップで調達する
食材を扱っている100円ショップなら、おせち料理に使う食材も売っている場合があります。
特に、かまぼこはローソンストア100に行けば普通のものが売っているので重宝しますよ。
だし用の昆布やだしの素なんかも100円ショップで揃います。
日持ちするものは事前に購入しておく
黒豆などの乾物系や、冷凍しておける魚・肉類についてはクリスマス準備と同時に買っておくのがおすすめ。
スーパーの売り場が高級品に占拠される前に、特売品を押さえておくと節約になりますよ。
高いスーパーには行かない
なんでも揃う大型スーパーは便利ですが、価格的には割高なものも多い印象です。
地域によって傾向はあると思いますが、わたしが住んでいるところでは商店街まで行った方が安い食材が手に入るので、商店街まで遠征することにしています。
厳選すれば1日でおせちは作れる
自分で作るものを厳選してしまえば、1日でおせち料理は作れます。
わたしの場合、31日朝から作り始め、18時ごろには31日夕食の準備も含め終了。
ゆっくりと年末特番を見ることができます。
厳選した結果、このように茶色い見た目になってしまうのが残念ですが・・・好みでない料理を作って余らせてしまうよりはいいかなと考えています。
さて、リンク先はわたしが参考にしているレシピになっています。
【29or30日】
- 鰆の西京焼き(2~3日前に仕込んでおく必要があります)
【30日の夜】
以下のものをそれぞれ水に浸けておく
- 黒豆
- 棒鱈
- 昆布(出汁用)
【31日】
筑前煮、鶏の照り焼き、栗きんとんはかなりテキトーに作っているので、特に参考にしているレシピはありません。
わたしの作り方に似たものだと、以下のレシピが参考になると思います。
作る順番は特に気にしなくてもいいですが、朝イチでとりあえず大量にだし汁をとる作業からしておくと、その後の作業がスムーズに進みます。
だし汁が必要な料理が多いですからね。
だし汁は余ってもお雑煮用にすればいいので問題ありません。
わたしの買い物メモはこちらです
今年分の買い物メモも付けておきます。
おせちを作ったことが無い人でも、この通りに買い物してこの記事の参考リンクを見ながら作っていけば、手作りおせちが完成しますよ。
買い物メモは以下の通りです。
おせち用- 黒豆1袋
- 卵6個(伊達巻2本分になります)
- はんぺん2枚(伊達巻2本分になります)
- 有頭海老 小さいの1パック
- くわい たくさん(くわい大好きなんです)
- ごぼう(たたきごぼうと筑前煮)
- 大根 1/2本(紅白なますと筑前煮)
- にんじん 2本(紅白なますと筑前煮)
- 鶏もも肉2枚(筑前煮と照り焼き用)
- 板こんにゃく1枚
- 田作り(ごまめ)1袋30~40g
- 栗の甘露煮 大きいの1瓶(栗きんとんが大好きなので多めです)
- さつまいも 中2~3本 (栗きんとんが大好きなので多めです)
- 棒鱈 たくさん(好きなので)
調味料類
- 黒豆1袋
- 卵6個(伊達巻2本分になります)
- はんぺん2枚(伊達巻2本分になります)
- 有頭海老 小さいの1パック
- くわい たくさん(くわい大好きなんです)
- ごぼう(たたきごぼうと筑前煮)
- 大根 1/2本(紅白なますと筑前煮)
- にんじん 2本(紅白なますと筑前煮)
- 鶏もも肉2枚(筑前煮と照り焼き用)
- 板こんにゃく1枚
- 田作り(ごまめ)1袋30~40g
- 栗の甘露煮 大きいの1瓶(栗きんとんが大好きなので多めです)
- さつまいも 中2~3本 (栗きんとんが大好きなので多めです)
- 棒鱈 たくさん(好きなので)
足りなさそうであれば、買っておきましょう。
- 醤油(濃口・薄口)
- 砂糖
- みりん
- 酒
- 塩
- すりごま(白)
- 酢
- だし用昆布
- 削り節
年越しそば- そば 2人分(を、3人で食べる)
- 何かしらトッピング(ニシンやお揚げなど……そのときの気分で)
お雑煮用- 餅 2kgぐらい
- 白味噌
- そば 2人分(を、3人で食べる)
- 何かしらトッピング(ニシンやお揚げなど……そのときの気分で)
- 餅 2kgぐらい
- 白味噌
わたしが作るお雑煮は京都風(昆布だし+白味噌)で、入れるのは丸餅だけというかなりシンプルなものです。
京都でもいろいろあるみたいですが、我が家は超シンプル。
夫側がまた違ったタイプ(おすまし)で、どうも東京風のようです。
よく分からないので夫に作ってもらいます。
さいごに:お正月準備予算は1万円です
ここ数年、毎年お正月の特別予算として準備しているのは10,000円。
上記買い物メモに書かれたもののほか、クリスマス前に準備しておく鏡餅や正月飾り、正月用のお箸などもここから出します。
ちゃんと計算していないのですが、おせち自体にかかっているお金は6,000円前後ではないでしょうか。
市販のおせちだと6,000円では一人用のものしか買えませんから、断然節約になることが分かりますよね。
3が日の間は、ほとんどおせちとお雑煮しか食べないので、普段よりむしろ節約になっている可能性すらあります。
自分で作るおせち料理は、高級食材を入れればそれだけ金額もかさんでしまうものの、それでも高級おせちを購入するのに比べたらかなり安く用意することができます。
おせち料理を食べることによって正月気分を満喫できますし、食事の支度からも解放されるのでやっぱりおせち料理は準備したいものですね。
補足:やっぱりおせち料理を作るのが面倒な方へ
おせち料理の作り方を説明してきましたが、やっぱりめんどくさいと思うこともありますよね。
そのときは時間短縮にもなりますし、おせちを買うのも1つの方法ですよ。
準備にかかる手間を時給換算したら、おせち料理を買う方が結果的に安くつく可能性もありますからね。
以下のお店でおせち料理がネットで注文できますよ。