レジゴーとは、一部イオンの食料品売場に導入されている新しいセルフ式のレジスタイルです。
店舗にあるレジゴー専用端末や自分のスマートフォンを使って、商品をスキャンしながら買い物ができます。
イオンでの買い物中、他のお客さんが使っているのを見たことがあるかもしれませんね。
今回はそんなレジゴーについて、使い方や使うメリット・デメリットなど詳しく解説します!
レジゴーの仕組みやメリット・デメリット
冒頭にも説明したとおり、レジゴーは自分で商品をスキャンしながら買い物ができるセルフのレジスタイルです。
レジゴーでお会計をするには、店内に置いてあるレジゴー専用のスマートフォン端末や、レジゴーアプリをダウンロードした自分のスマートフォンを使います。
基本的な使い方としては、端末のカメラに店内商品のバーコードをスキャンしていきます。
スキャンすると、端末やアプリが商品の種類と価格を認識し、その場で端末の画面上に登録される仕組みです。
支払いは端末上での決済ではなく、レジゴー専用のレジで行います。
セルフレジのスキャンを省略したバージョンのようなイメージです。
詳しい使い方は後半に解説しますね。
レジゴーを使うメリット・デメリット
今回の取材で初めてレジゴーを使ってみたのですが、感じたメリット・デメリットをリストアップしてみました。
レジゴーのメリットは時短と節約!
まず、レジゴーのメリットとしてお会計の時間がかなり短くなることだと思います。
初めての使用だったので操作に迷ったところがあったのものの、それでも「楽だな」と感じました。
また、個人的に一番メリットに感じたのは、買い物をしながらリアルタイムでカゴの中に入っている商品の合計金額が分かるところです。
物価高騰の昨今、レジに行ってから「思ったより高いな……」と思うことが増えました。
一方でレジゴーはスキャンしながら買い物をするので、随時今自分が何円分の商品を買おうとしているかが分かり、買いすぎ防止になります。
時間もお金も節約できるので、今後も積極的に利用していきたいですね。
レジゴーのデメリットは混雑時とスキャン忘れ
レジゴーのデメリットは、混雑時には人とぶつかりそうになることです。
スキャンをする際、一瞬ではあるものの、端末に意識が向きます。
そのため、急に子供が走ってきたり、周りが混雑していたりすると、ぶつかりそうになる場面がありました。
レジゴーを使うときは、周りの状況に注意しておく必要がありそうです。
また、レジゴーに慣れていないとスキャン忘れをしそうになります。
ついいつもの癖で商品をスキャンせずに買い物カゴに入れそうになった場面がありました。
慣れないうちはこれらの2点を意識して利用すると良いでしょう。
レジゴーで使える支払い方法
レジゴーではクレジットカードや電子マネーなどの支払い方法が使えます。
▼レジゴーで使える支払い方法
- 現金
- クレジットカード
- クレジットカードのタッチ決済
- iD
- QUICPay
- WAON
- 交通系IC
- AEONPay
- Alipay
- WeChatPay
- イオンギフトカード
- WAONポイント払い
イオンではPayPayや楽天ペイ、d払いなどには対応していません。
また、商品券やギフト券を使う場合は有人レジを利用しましょう。
レジゴーでもクーポンが使える
レジゴーを利用する場合もクーポンが使えます。
クーポンを使うときは、端末ではなくレジで操作してください。
レジの最初の画面で「クーポン・カード読込・iAEON会員登録」というボタンがあるのでタッチしてクーポンを登録しましょう。
レジゴーに対応している店舗
レジゴーが導入されている店舗は公式サイトに記載されています。
以下のリンクから住んでいるエリアに使えるお店があるか確認してみてください。
参考:レジゴーの公式サイト
アプリを入れれば自分のスマホでスキャン可能
レジゴーのアプリを自分のスマートフォンに入れれば、自分のスマートフォンでスキャンができますよ。
アプリは以下からダウンロードできます。
▼Androidの場合
▼iPhoneの場合
【使ってみた】イオンのレジゴーの使い方
それでは、ここからはレジゴーの使い方を実際の写真付きで紹介しますね。
レジゴーの使い方:最初の準備
まずは最初の準備です。
まず、レジゴー端末またはレジゴーアプリダウンロード済みのスマートフォンを専用カートにセットします。
買い物数が少ない場合は、カートを使わず買い物をしても大丈夫です。
買い物を始める前に「スタート」をタップしましょう。
レジゴーの使い方:商品のスキャン登録
商品のスキャン方法です。
購入したい商品が決まったら「スキャン」をタップしましょう。
端末画面の裏側にあるカメラに向けてバーコードを映すとスキャンできます。
スキャンすると、商品の名前と金額が端末に表示されるので確認しましょう。
レジゴーの使い方:バーコードのない商品
続いてバーコードのない商品です。
端末画面の「バーコードのない商品」をタップしましょう。
野菜などの商品一覧が表示されるので選びましょう。
商品の個数を入力しましょう。
レジゴーの使い方:支払い
最後にお支払い方法です。
レジゴーのレジがあるエリアに行きましょう。
画像のような表示が目印です。
端末画面の「お支払い」をタップしましょう。
確認画面が出てくるので「お支払いへ進む」をタップしてください。
QRコードが立ち上がるので、レジゴーエリアの入口に設置されているQRコードを読み込みます。
端末にレジ番号が表示されるので、同じ番号のレジに行きましょう。
レジに行くと、すでに画面に購入した商品一覧と合計金額が表示されています。
自身の買い物と同じになっているか確認して「お支払いスタート」を選択しましょう。
オーナーズカードやクーポンがある場合は、画面の案内に従って登録してください。
次に、支払い方法を選びましょう。
選んだ支払い方法で支払いをしましょう。
レシートと、現金で支払った場合はお釣りを受け取りましょう。
これでレジの操作は終了です。
レジゴー専用レジエリアの出口付近に「お会計済みチェック」の機械があります。
端末にQRコードが表示されているので、読み込ませましょう。
店舗の端末を使っている場合は端末を返却場所に戻せば、支払い完了です。
レジゴーで買えないものはタバコ・商品券・医薬品
レジゴーではタバコ・商品券・医薬品の購入はできません。
これらを購入したい場合は有人レジを利用しましょう。
お酒をレジゴーで買う場合
お酒をレジゴーで買う場合は、レジゴー専用レジエリアで店員さんの年齢確認を受ける必要があります。
端末でのスキャン登録時は他の商品と同じような操作でOKです。
特別な操作はありません。
レジゴー専用レジエリアに入った時点で、お酒をカゴに入れていることが自動で店員さんに知らされ、店員さんが声をかけてくれる仕組みです。
マイカゴやカゴに設置するタイプのマイバッグを使ってOK
レジゴーでお買い物をするときは、マイカゴやマイバッグに直接商品を入れてもOKです。
マイカゴやマイバッグを使えば袋詰めの時間が短縮されて便利ですよ。
ただし、マイバッグは買い物カゴの四隅にセットできるタイプのものに限られます。
普通の手提げ袋やレジ袋に直接入れることは禁止されていますよ。
以下の商品であれば、レジゴーでスキャンした商品を直接入れられます。
万引きやごまかしのリスクはないの?
レジゴーはほとんどの工程がセルフなので、万引きやごまかしが発生するのではと心配になるかもしれません。
今回使ってみた感じだと、専用レジエリアには必ず店員さんが立っているので、万引きやお会計のごまかしをするのは難しそうだと思いました。
リスクがゼロとは言えないですが、多く発生するような感じではなさそうです。
また、万が一お会計後にスキャン忘れに気がついた場合は正直にお店に連絡してくださいね。
さいごに
今回の取材で初めてレジゴーを使いました。
使う前はドキドキしましたが、使ってみるとかなり便利に感じましたよ。
やはり常に合計金額を気にしながらお買い物ができるので、買いすぎ防止になり節約効果も期待できそうです!
近くのイオンで見かけたら、ぜひ使ってみてくださいね。