*2019年10月現在、消費税は10%に上がりました。
2014年4月から消費税が5%から8%に上がりました。それに伴って、電車の運賃も軒並み高くなりましたよね。
そんな中、通常の運賃は値上がりしたのに、回数券の運賃は増税前と全く同じところがあります。
消費税増税になってすぐの段階で知っていましたが、9ヶ月経った今でも全く変わらないので、今後もこの運用なんだろうと思います。ということで、この区間を乗る方はぜひ知っておくといい情報です。
神戸高速鉄道の回数券の値段がおかしい?
神戸高速鉄道の運賃は130円区間と150円区間があります。130円の区間の回数券を買おうとすると、計算の早い方だと異変に気付くと思います。
下の写真を見て下さい。
130円区間で時差回数券を買おうとしました。6枚綴りで5枚の値段で買えるものです。さあ、計算してみましょう。
130円 × 5枚 = 650円
通常は回数券の値段が650円のはずです。なのに上の写真を見て分かるように600円になっています。
600円なのは、消費税増税前が120円区間だったため、その名残が今もシステムに反映されずに残っているからだと思われます。
回数券の割引率を計算してみた
今回は時差回数券を例に紹介しましたが、普通回数券でも土日祝回数券でも同様に安くなっています。
- 普通回数券:11枚1,200円 (本来は1,300円?)
- 時差回数券:6枚600円 (本来は650円?)
- 土日祝回数券:7枚600円 (本来は650円?)
普通に130円で1枚買った時と比べて割引額と割引率がいくらになるのか調べてみました。
- 普通回数券:1枚約109円 (21円お得、割引率16.1%)
- 時差回数券:1枚100円 (30円お得、割引率23%)
- 土日祝回数券:1枚85円 (45円お得、割引率34.6%)
普通回数券ですら1枚21円もお得になるってどういうこと・・・。130円の区間でこれだけ安くなるなら、回数券を買わない理由がないですね。
SMART ICOCAやPiTaPaを使った方が便利なのは間違いないですが、これだけ安くなると、回数券を使ってしまいますね〜。私はこの区間を使う時、回数券しか使ってません。
さいごに
いつまでこのオイシイ仕組みが続くか分かりませんが、神戸に住む方はぜひ活用していただければと思います。地域限定版の交通費節約術でした。
神戸に住む方は、この記事も参考になると思います。
参考:三宮から神戸空港まで!ポートライナーや六甲ライナーの運賃を安くするには回数券が便利
広範囲で使える交通費節約術は、以下のページでまとめています。