私は今年の3月まではアルバイトとライターの半々の収入で生活をしていました。
今年の4月からフリーランスのライターとして生計を立てています。
フリーランスで独立したとえはいえ、まだそれほど収入は高くないので、月々16,340円(平成30年度の国民年金)を支払うのはとても大変で・・・
これまでも国民年金の免除の申請をしていましたが、7月になり国民年金の納付書が届いたので再度申請の手続きをすることにしました。
そこでこのページでは、国民年金の免除申請・減免申請のやり方とお得に支払う方法について説明しますね。

国民年金とは
国民年金保険料は日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人が加入することになっている保険料のこと。
「国民年金」とよく省略されていますね。
国民年金法という法律で、国民誰もが20歳になれば毎月支払う義務があります。
国民年金保険料を毎月支払うことで、「基礎年金」を受け取ることができますよ。
一般的には国民年金保険料を払っていると、65歳から毎月お金を受け取れるというイメージがありますよね。
ですが、そのほかにも受け取れる場合があります。
基礎年金の種類はこちら。
- 老齢基礎年金:65歳になったときに受け取れる年金
- 障害基礎年金:病気やケガをして障害を持ったときに受け取れる年金
- 遺族基礎年金:一家の働き手が亡くなった時、18歳未満の(高校を卒業するまで)子供と配偶者に支給される年金
ただ、これらを受け取るためには、国民年金保険料を滞納せずに支払っていることが条件です。

国民年金は働き方や立場によって支払いが異なる
国民年金は働き方や立場によって支払い方法が違います。
20歳以上の人なら「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」のどこかに当てはまりますね。
- 第1号被保険者:自営業者、漁業・農業者、アルバイト、フリーター、無職
- 第2号被保険者:会社員、公務員
- 第3号被保険者:第2号被保険者に扶養されている配偶者で年収が130万円未満の人のこと
私はフリーランスの自営業なので、第1号被保険者ということになります。
国民年金と厚生年金の違い
国民年金と厚生年金の違いって何だろうと思いませんか。
厚生年金は簡単にいうと会社員や公務員のような、サラリーマンの人が加入する年金のこと。
厚生年金に加入している第2号被保険者は、会社に入社すると手続きをしてくれ、勤め先の会社が半分ずつ保険料を負担をしてくれます。
保険料は給料から天引きされるので、区役所に出向くなどの面倒な手続きもありません。
国民年金との違いは会社に社員として勤めているか、そうでないかですね。
もしも会社を辞めると、自分で国民年金の手続きをする必要がありますよ。
会社を退職した場合は、退職から2週間以内に離職票をもって、役所か年金事務所へ行って国民年金に切り替える手続きをしましょう。
私は20代の頃、その手続きを怠ってしまい無職中に国民年金を全額払い続けて大変な思いをしたことがありました。
国民年金の金額はいくら?
国民年金がいくらなのか気になるところ。
平成30年度の場合は、月々の納める金額は16,340円。
令和7年度は、月々17,510円です。
国民年金は年ごとに支払い金額が変わっていて、じわじわと上がっている傾向にあります。
昔と比べてみてもだいぶ値上がりしていますね!
| 平成20年度 | 14,410円 |
|---|---|
| 平成21年度 | 14,660円 |
| 平成22年度 | 15,100円 |
| 平成23年度 | 15,020円 |
| 平成24年度 | 14,980円 |
| 平成25年度 | 15,040円 |
| 平成26年度 | 15,250円 |
| 平成27年度 | 15,590円 |
| 平成28年度 | 16,260円 |
| 平成29年度 | 16,490円 |
| 平成30年度 | 16,340 |
国民年金が免除になる条件とは?
国民年金の免除になるにはどのような条件の人でしょうか。
免除になる対象は前年度所得で判断されますが主に、所得が少ない人・失業した人・学生が対象です。
申請免除の種類は以下の通り。
- 全額免除
- 半額免除
- 1/4納付
- 3/4納付
例えば1人暮らしの人で、前年度の年収が122万円未満なら全額免除になる計算です。
国民年金が全額免除になった場合でも、将来半額は受け取れるようになっているので該当する場合は必ず申請しましょう。
収入によって全額免除なのか、減免なのか自分の場合はどうなのか確認してみてくださいね。
参考:国民年金機構「保険料を納めることが、経済的に難しいとき」
もしも滞納して何も手続きを行わなかったときは、全く受け取ることができないので注意しましょう。
国民年金の免除・減免申請はどうやって申請する?
国民年金の免除・減免申請のやり方
国民年金の免除・減免申請は、以下のところで行います。
- 市町村役所の保険年金課
- 最寄りの年金事務所
- マイナポータル(電子申請)
申請書を提出する場合は、住んでいる市町村役所の保険年金課か、最寄りの年金事務所の窓口で手続きします。
窓口に行くのが難しい場合は、マイナポータルでオンライン申請するのもおすすめです。
国民年金の免除・減免申請の書き方と提出方法
ここからは、国民年金の免除・減免申請のやり方について説明しますね。
今回は、申請書を使って窓口で手続きしました。
ちなみに公式サイトの「ねんきんネット」は自分の年金記録を確認したり、将来受け取ることができる年金を見ることができるサイトなので、ここからは免除の申請などはできません。
▼国民年金機構から送られてきた書類の中に入っている「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」に記入します。日本年金機構ホームページでダウンロードもできますよ。

これに記載して、市町村役所か年金事務所に持って行くだけになりますよ。
▼あらかじめ家で記入してから、区役所に持って行くのが時間短縮にもなるのでおすすめです。

申請書のほかに必要なものは、以下の通り。
- 年金手帳
- マイナンバーがわかるもの
- 顔写真付きの本人確認書類
万が一間違っていた時の訂正印として、ハンコもあると安心です。
▼記入するの項目は以下の通り。
- 記入した日付
- 住所氏名
- 電話番号
- 個人情報(または基礎年金番号)
- 電話番号
- 被保険者氏名生年月日
- 配偶者生年月日
- 世帯主氏名生年月日
- 申請期間
- 税申告の有無
- 前年所得
- 特例認定区分
- 継続希望区分
▼記入例も付いているので、見本をよく確認しながら書きましょう。

ちょっとわかりにくかったのが、被保険者の記入欄でした。
被保険者は保険の対象になっている人のことです。
なので、記入欄の被保険者と世帯主氏名は同じということになりますね。
▼記入する場所を間違えてしまったので、ハンコは持って行って良かったです。

▼私は7月の始めに国民年金保険料納付書が届き、区役所の窓口に行きました。

記入したものを窓口の職員さんに提出して、書類に記入漏れがないか一緒に確認をします。
▼確認が終わると国民年金受付票が渡されましたよ。

この日は窓口が混んでいないということもあり、5分もたたずにあっという間に終了。
審査結果は2~3ヶ月後に送付されます。
送られてきた納付書は支払わずに、保管しておいてくださいと言われました。
審査はどのぐらいかかる?
審査結果が出るまで、大体2ヶ月かかりました。
もしも、免除になるとこのようなハガキが送られてきます。
▼これは昨年の私の通知ハガキ。

▼昨年は1年間全額免除になりました。

学生の場合の支払いは?
20歳になっても、学生の場合は収入もなく支払うのが大変ですよね。
学生は「学生納付特例制度」といって在学中の保険料の納付が免除されますよ。
手続きの方法は通常の免除の方法とあまり変わりませんが、在学証明書など学生であることの証明が必要になります。
また、所得審査は本人の所得のみが対象になりますよ。
学生納付特例の場合は、学生納付特例事務法人の指定を受けている大学等の窓口でも手続きができます。
国民年金の支払い方法
国民年金の支払い方法は以下の通り。
- 納付書
- 口座振替
- クレジットカード
- Pay-easy(ペイジー)
- スマホアプリ
支払うならなるべくお得に支払いたいですよね。
国民年金の支払いは国民年金保険料納付書の「前納」で割引になる
国民年金は一般的には納付書が届いて支払いになります。
1ヶ月ごとに支払う納付書と、まとめて払える納付書がありますよ。
まとめて前払いをする場合は、割引になります。
送られてきた納付書の中には「前納」と「下期」の2枚がありました。
- 前納:平成30年7月~平成31年3月の9ヶ月分をまとめて使用する時に使用
- 下期:平成30年10月~平成31年3月の6ヶ月分をまとめて使用する時に使用
どうして2枚入っているのか不思議に思ったのですが、どちらも支払うということではありません。

前払いする場合はどちらか一枚を自分の予算の都合に合わせて支払って下さいね、という意味ですね。
前納は合計145,160円となり、1,900円の割引。
下期は合計97,240円となり、800円の割引になります。
前納と下期で年度分全てが支払えるわけではないので、その他は月ごとの納付書で支払って下さいということになりますね。
まとめて払うほどお得なので、余裕がある場合は前払いがおすすめです。
口座振替の前払いが一番割引になる
口座振替の前払いが一番お得な納付方法になっていますよ。
2年分をまとめて支払う場合、平成30年度だと15,650円の割引になりますね!
| 6ヶ月前納 | 1年前納 | 2年前納 | |
|---|---|---|---|
| 平成30年度 | 96,930円 (1,110円) | 191,970円 (4,110円) | 377,350円 (15,650円) |
()は毎月納める場合との比較した割引の金額です。
平成30年度の口座振替の申し込みは7月の時点で、受付が終了になっていました。
前払いをしようと考えた時は、早めに申し込みが必要ですね。
日本年金機構の公式サイトから依頼書のPDFを印刷して、郵送か窓口で申し込みができます。
もしくは、直接行く場合は年金事務所の窓口にも書類はありますよ。
クレジットカードでも納付が可能
国民年金の支払いにクレジットカードで支払うこともできます。
クレジットカードで支払う場合は2月末までの申し込みが必要になるので、クレジットカードで支払いたいと考えたときは早めに申し込みましょう。
口座振替と同じく、日本年金機構の公式サイトからは申出書のPDFを印刷して、郵送か窓口で申し込みができます。
年金事務所の窓口にも書類はありますよ。
| 6ヶ月前納 | 1年前納 | 2年前納 | |
|---|---|---|---|
| 平成30年度 | 97,240円 (800円) | 192,600円 (3,480円) | 378,580円 (14,420円) |
()は毎月納める場合との比較した割引の金額です。
クレジットカードも2年まとめて支払うと14,420円の割引になりますね。
同じ金額を支払うならポイント還元率のいいクレジットカードで支払うのがおすすめです。
インターネットでも支払いができる
パソコンやスマートフォンから24時間どこでも支払いができる、Pay-easy(ペイジー)でも国民年金の保険料を支払うことができますよ。
口座振替または、クレジットカードでポイント還元をするとお得に支払いができますね。
普段からPay-easy(ペイジー)を使っていて、家で支払いを簡単に済ませたいという人におすすめです。
スマホアプリでも支払い可能
国民年金は、スマホアプリでも支払えます。
対応しているスマホアプリは以下の通り。
- AEON Pay
- auPAY
- d払い
- PayB
- PayPay
- 楽天ペイ
ただし、30万円を超える金額の納付書はスマホ決済できません。
過去に国民年金の未納がある場合
過去に未納がある場合は、国民年金の納付期限から2年1ヶ月以内なら、さかのぼって保険料免除・納付猶予の申請することができます。
未納だと将来は全く年金が受け取ることができません。
過去に申請していない保険料がある場合は、免除の申請ができるならしておいたほうがいいですね。
国民年金を追納することもできる
国民年金を全額免除や一部免除などを受けた期間があると、国民年金を全額納付した期間に比べて将来受け取る金額が少なくなるのがデメリットです。
ただし、10年以内であれば国民年金を追納することもできます。
余裕ができたら追納したほうが、将来支給される金額に余裕ができますね。
追納をする場合には年金事務所で申し込みが必要になります。
国民年金の免除・減免が却下された場合は?
国民年金の免除・減免申請が却下された場合は、以下のような理由が考えられます。
- 前年所得が免除の所得基準額を超えている
- 申請書類に不備があった
- 証明書類が不足している
免除・減免申請が却下される理由としては、前年所得が免除の所得基準額を超えている可能性が高いです。
ただし、税の修正申告などで状況が変わった場合は申請が通ることもあるので、年金事務所などに相談してみるといいですね。
また、申請書類に不備があったり、証明書類が不足していたりすると申請が通りません。
手続きするときは、書類をよく確認してから申請しましょう。
さいごに
実際にやってみると、国民年金保険料の免除の申請はとても簡単でした。
国民保険料の納付書が届いて、支払いが難しいと思ったときは早めに申請しましょう。
また、割引になる支払い方法もいくつかあるので、支払う場合はお得に利用してみてくださいね。