株の銘柄にはすべて4桁もしくは5桁のコードが振られています。
ノマド的節約術でも、株主優待データベースで銘柄を紹介するときに「銘柄名(4桁の番号)」という感じになっていますよね。
この番号は一体なんだろうと思うかもしれませんが、これは「証券コード(銘柄コード)」といいます。
証券コードの意味
4桁のコードである証券コードは会社の業種ごとに分類されています。
例えば、1300〜1499番までは農林水産業の企業のコードという意味ですね。
しかし、これはあくまで目安です。
最近は新しく上場する企業が増えてきているので、業種に関係なく空いている番号を割り振ることもあるようです。
その場合、2000〜4000番台に割り振られていることが多いようですね。
また、新聞の株式欄はこの4桁のコードの順番に並んでいます。
もし、自分が持っている銘柄や、気になっている銘柄があれば、だいたいの番号を覚えておくことで探しやすくなりますよ。
とはいえ今は新聞で株価をチェックする時代ではないですね。
証券会社にログインすれば、いつでもチェックすることができます。
Yahoo!ファイナンスのようなサイトでもいつでも株価の情報を調べられるため、便利な時代になりました。
5桁のコードもあります
また、ごく一部5桁の証券コードもあり、「25935」の「伊藤園第1種優先株式」が有名ですね。
普通の伊藤園の株もありますが、こちらの伊藤園第1種優先株式は議決権がない銘柄になります。
その分、配当も高くなっているため、優待と配当だけを目当てにしているのであれば、伊藤園第1種優先株式のほうがお得ですよ。
証券コードと業種の関係と証券コードの一覧
先ほど紹介したように、コードと業種はある程度の相関関係があります。
代表的な例を紹介しますので、銘柄の選択の参考にしてみてくださいね。
もし、株を買って持ち続けるのであれば、業種を分散して買う方がリスクを減らすことができますね。
- 1300〜1499:農林水産
- 1500〜1699:鉱業
- 1700〜1999:建設
- 2000〜2999:食品
- 3000〜3599:繊維製品
- 3700〜3999:パルプ・紙
- 4000〜4999:化学・医薬品
- 5000〜5099:石油・石炭
- 5100〜5199:ゴム
- 5200〜5399:窯業
- 5400〜5699:鉄鋼
- 5700〜5800:非鉄金属
- 5900〜5999:金属製品
- 6000〜6499:機械
- 6500〜6999:電気
- 7000〜7499:輸送用機械
- 7700〜7799:精密機械
- 7800〜7999:その他製品
- 8000〜8299:商業
- 8300〜8599:銀行・ノンバンク
- 8600〜8699:証券・証券先物
- 8700〜8799:保険
- 8800〜8999:不動産
- 9000〜9099:陸運
- 9100〜9199:海運
- 9200〜9299:空運
- 9300〜9399:倉庫・運輸
- 9400〜9499:情報通信
- 9500〜9599:電気ガス
- 9600〜9999:サービス
さいごに
証券コードのことがわかったからといって、特別何か役立つというわけでもないですが、豆知識にはなりますね。
もし、これから株式投資や優待投資を始めようと思っているのであれば、頭の片隅に置いておくと何かしら使える機会があるかもしれませんね。
参考:おすすめの株主優待まとめ