こんにちは!
法人経営者でもある、ノマド的節約術の松本です。
確定申告のときは、税務調査が来ないかどうかを気にかけながらいろいろ見直してなんとか提出しますよね。
個人事業主になったのが2011年、法人になったのが2014年で今まで税務調査が来たことは一度もありませんでしたが、ついに2018年に来ました!
タイミングとかもあると思いますので、いつかは来るかと思っていましたが、実際来るとなるとソワソワするもの。
実際の税務調査がどんな感じだったのか、流れや体験談を紹介していきますね。
税務調査の知らせは突然に
税務調査の知らせは顧問税理士さんからのメッセージで知ることに。
兵庫税務署から連絡があって、合同会社cocowaさんが税務調査になったという簡単なメッセージが届きました。
これが届いたのは実際に税務調査する1ヶ月半前。
2018年1月12日のことでした。
うちの会社は決算月を7月にしているから、おそらくこの時期なんだと思います。
法人にしたのが2014年8月で、3年経ったあとにやってきました。
税理士さんから「3年経ったら来ると思いますよ」と言われていたので、ホントに来たんだという気持ちだったのを覚えています。
それにしても、税務調査の知らせって自分に直接来るのかと思いきや、税理士さんにまず伝わるんですね。
そのことも初めてで新鮮な感じでした。
とはいえ、これから初めての税務調査ということで、悪いことはしてないけどやっぱりどこか緊張しますね。
税務調査までの準備は何をした?
この時点では税務調査に来ることは決まったものの、いつ税務調査になるのかまでは確定していません。
税務調査の人・税理士さん・私、みんなの都合がいい日を調整することになります。
税理士さんから「いつ頃ならいいですか?」と連絡が来ましたので、スケジュールを見ながら空いてる日を伝えました。
後日、税理士さんから連絡があり、税務調査の詳しい日程の連絡が来ます。
今回は2日間にわたっての調査になることに。
初めてなので勝手がわかっていませんが、1日で終わるものでもないんですね。
税理士さんと打ち合わせ
ちゃんと領収書の管理や帳簿への記帳はしっかりしていたものの、改めてちゃんとできているのかどうかや資料整理をするために税務調査の約1ヶ月前に税理士さんと打ち合わせしました。
そこで税理士さんは、そんなに不安にならなくても大丈夫ですよ、と言ってくださったので、ここで不安はほとんどなくなりましたね。
相手も人間ですし、仕事のノルマなどのいろいろな事情もありますし、基本的には税理士さんが対応してくださるということでホッとしました。
それ以外には特に準備することもなく、当日まで待つことに。
税務調査の当日の流れは?
さていよいよ税務調査の当日。
午前10時に税務調査の人が来ることになっていましたが、9時半頃に先に税理士さんが来てくれました。
そこで当日のざっくりとした流れを説明していただくことに。
そうこうしている間にインターホンが鳴り、税務調査の人がやってきました!
うちに来たのは、なんと22歳の若手の男性で、怖いイメージとは裏腹に草食系男子がやってきたのでほっこりしますね。
税務調査の人とまずは名刺交換して、その後は1時間ぐらい今回の流れについて話してくださったり、自分の仕事について聞かれたりというのがありました。
仕事の打ち合わせなどもありましたので、私は最初だけ同席して途中から税理士さんにまかせていましたよ。
途中で紙に印刷して欲しいなどで対応することもありましたが、基本的にはおまかせで終わりました。
1日目・2日目とも10〜16時ぐらいに調査していただき、途中お昼は1時間ほど休憩で外出していましたよ。
私が立ち会っていたのは、最初と最後ぐらいで大半は外にいました。
初日はいつもお願いしている税理士さんと税理士事務所の方(若手)の2人でしたが、2日目は税理士さんは参加されず若手の方のみという感じでしたね。
税務調査で指摘されたこと
2日も税務調査が行われていたので、調査の人から指摘されたことがいくつかありました。
- 源泉徴収について
- 請求書がすべてPDFだったので紙で見たい
- 契約書を見せて欲しい
- 出張旅費規定を見せて欲しい
- ネット銀行の通帳の明細を見せて欲しい
基本的に紙ではなくインターネットで済ませているため、紙でのデータはあまり残っていません。
2018年に税務調査に来た時点では、まだ税務署は紙にこだわっているようで、データとして残っているのが本当に正しいのかを見たくて、紙で見せるように何回も言われました。
そのため、1日目と2日目の間には紙で見せて欲しいと言われた書類をいろいろと印刷することに。
とにかく面倒ではありますが、ごまかしているわけではなくちゃんとやっていることですので、すぐに印刷して対応できました。
何も悪いことはしていないので、指摘があれば1つ1つ説明できる状態になっています。
仕事で使ったことが説明できないことはしないようにしておきましょう。
小さいところを指摘されて答えられなかった場合は、大きな金額のところも疑われてしまいます。
追徴課税について
いろいろと指摘されたことはありましたが、仮に追徴課税になる場合でも税務調査の人が戻ったあとにいろいろ対応したあとになるとのこと。
その場でいきなり税金を追加で支払うというわけではありませんので、安心してくださいね。
調査の人が戻ったあとに若手の税理士さんと話しましたが、基本的には問題ないとのことで、源泉徴収のところだけちょっと指摘されたので、そこは何かあるかもしれないとのこと。
さいごに
自分の家に税務調査の人が来て、税理士さんとやり取りしていましたので、なんだかソワソワしながら2日間を過ごしました。
終わったときのスッキリした気分はすごくよかったですね!
何も悪いことはしていないとはいえ、税務調査が来るというのは緊張感があるもの。
これを機会にまたしっかりとお金の管理をしていこうと思いましたし、仕事もまたがんばろうと思えました。
税理士さんに言われたのは、税務調査が来るということは結果を出しているから、一人前になった証拠、みたいなことを言われたこともあって、自信にもなりましたよ!
おまけ:その後の結末
調査から3〜4ヶ月後、税務署から書類が届き、結局追徴課税はありませんでした。
めでたしめでたし。