自宅でできる仕事を始めて7年目のママライターなつみとです!
子どもの預け先が無い、人と接するのが苦手、などの理由で、自宅でできる仕事を探す場合、まずはどんな仕事があるのか、知っておくといいですね。
自宅でできる仕事自体は実はたくさんあるのですが、収入はどうなのか、休みはどうなっているのか、なにより自分に合っているのか、というところが気になるところではないでしょうか。
いわゆる「在宅ワーク」と呼ばれるものの中には仕事とはいえないような、お小遣い稼ぎにすらならないようなものもありますし、誰かにオススメだと言われたとしても安易に引っ掛からないことも大事です・・・。
このページでは、自宅でできる仕事と、その探し方などについて解説します。
自分にできそうな仕事がどれか、考えながら読んでみてくださいね!
自宅でできる仕事の探し方と働き方について
具体的な仕事内容を紹介する前に、自宅でできる仕事について基本的なことをお伝えしておきますね。
自宅でできる仕事を探す方法
仕事の探し方と言えば求人サイトを見たりハローワークに行ったり、といった方法が定番だと思いますが、自宅でできる仕事の場合も基本的には同じです。
ただ、求人以外の方法で仕事を見つけることもできるので、このページではそのあたりもしっかり紹介していきますよ。
最近ではメルカリで物品を販売するなどの方法もありますし、費用もかからずできるので挑戦しやすいと思います。
在宅ワークの働き方とは
また在宅ワークの働き方ですが、会社に行くわけではないので、「サボったらわかるの?」「休日は決まっているの?」などの疑問が出てくると思います。
自宅でできる仕事にもいろいろな仕事があり、時間や休日が決まっているものもあれば、自分のペースでできるものもありますよ。
たとえばカスタマーサポートの電話対応の仕事であれば、基本的にはその営業時間内で働くことになりますよね。
一方、テープ起こしのような1人で黙々とできる仕事であれば、締切にさえ間に合えば、いつ作業してもいいので、自分のペースで進めることができます。
雇用される以外の働き方も知ろう
「働き方改革」という言葉のとおり、最近は働き方が多様化しています。
フリーランスとして働く人や、副業をする人も増えているんですよね。
自宅でできる仕事にしても、アルバイトなど雇用される働き方だけでなく、自分で事業をおこなう「自営業」もあります。
たとえば自分でカフェを開くとなれば初期投資が必要になりますが、自宅でできる仕事だとほとんどは初期投資ゼロで始められます。
まったく仕事をしなければ収入はゼロですが、ネットで何かを売ってみれば、多少は収入になりますよね。
それが軌道に乗れば、会社員並みの収入を得ることもできますし、もっと大きく稼ぐこともできるでしょう。
ということで、ここからは自宅でできる仕事をどんどん紹介していきますね!
求人サイト・内職・在宅ワーク系
まずはもっとも定番とも言える、求人サイト等を使って内職や在宅ワークを探す方法です。
ただ、募集自体がそんなに多くないイメージですね・・・。
求人サイトに掲載されているお仕事は外で働く仕事のほうが多いですし。
探すとしたら求人サイト内で探すより、「テープ起こし 求人」などで検索して、アルバイト募集をしている企業のサイトを探すほうが見つかりやすそうです。
テープ起こし
録音した音声を文字に書き起こす「テープ起こし」。
会議の記録だったり、インタビュー取材の記録だったりと内容はいろいろです。
渡された音声データを、Word文書などで文字に起こして納品する、というのが一連の仕事の流れですね。
時間の融通が利く仕事で、収入面でも手堅く稼げます。
「○分間の音声で○円」のように音声の時間で収入が決まることが多いのですが、時給にすると1,000円以上になる計算で、慣れて作業が早くなれば時給換算ではもっと高くなりますよ。
カスタマーサポート
いわゆる「お客様相談窓口」の対応をする仕事です。
電話やメールの問い合わせについて回答します。
そのため、その会社の決まりについてしっかり把握しておく必要がありますし、その会社のサービス内容によってはかなり専門的な知識が必要になるでしょう。
給料は時給制の場合が多いようです。
勤務時間は決まっており、基本的にはカスタマーサポートの営業時間の中でシフト制という感じですね。
添削・採点
いわゆる「赤ペン先生」のような仕事です。
通信教育講座の課題の添削・採点ですね。
当然、添削できるだけの知識が必要ですし、マニュアルをきちんと理解してマニュアル通り添削しなければなりません。
出来高制が基本ですが、時給に換算すると1,000円前後になることが多いそうです。
締切さえ守ればいつ作業してもよく、時間の融通が利くのもいいですね。
データ入力
パソコンを使って、文字入力をする仕事です。
冒頭のテープ起こしも、広い意味ではデータ入力に分類されます。
テープ起こし以外だと、たとえば紙の文書をWordやExcelに打ち込んでいく仕事ですね。
アンケート用紙の回答を、Excelの表に打ち込んでいくような仕事もあります。
基本的には、あまり頭を使うことはなくひたすらタイピングする仕事になりますが、出来高制で、時給換算すると1,000円前後。
ただし最近は単価が下がってきているので時給に換算すると1,000円を下回ることも多いと思います。
時間の融通は利きますし、簡単なパソコン操作ができれば問題なく取り組める仕事ですね。
翻訳
在宅ワークの中でも稼ぎやすいのが、翻訳の仕事です。
自宅でできる仕事に限らず、やはり特定のスキルがあるほうが稼ぎやすいんですよね。
外国語も文書を日本語に訳したり、その逆もあり得ます。
英語だけに限らず、中国語やドイツ語など、さまざまな言語の仕事がありますよ。
翻訳の仕事の報酬体系は「1ワードあたり○円」という形が多く、相場としては20~30円程度です。
時間の融通は利きます。
オンライン秘書・オンラインアシスタント
秘書やアシスタント業務をオンラインでおこないます。
たとえば電話代行やメール代行、資料作成などを、依頼を受けておこなうわけですね。
ドラマなどで見る秘書のようになんでもできる必要はなく、自分ができることのみを請け負うことも可能です。
基本的には、オンライン秘書・オンラインアシスタントのサービスをおこなっている会社に登録して、仕事をもらう形になりますよ。
時給1,000円前後で、自分のできる範囲で働くことになります。
資料作成のような作業であれば時間は選びませんが、クライアントとの連絡や電話代行などは時間がある程度縛られてしまうことも。
ちなみにノマド的節約術の管理人である松本は、オンラインでアシスタントをお願いしている方がいます。
オンライン講師
Skypeなどのビデオ通話を使って、講師をする仕事です。
内容はいろいろありますが、英会話講師の募集が圧倒的に多いイメージです。
時給は1,000円以上で、経験や受講生からの評価次第では高額な時給を得ることも可能でしょう。
ただ、レッスンの予約が入らなければ無給ですし、教材の研究や準備などレッスン時間以外にも作業は発生する点は注意しておきましょう。
内職系
昔からあるような、もの作り系の内職も、あります。
が、わたし自身、ほとんど募集を見たことがありません。知り合いからの紹介などでまわっているのでしょうか・・・。
単価も安いので、あまりオススメはできない感じですね。
ただ、内職の中でも筆耕(ひっこう)、つまりあて名書きは、需要も一定数ありますし、単価もそこまで悪くないそうなので、字を書くのが得意な人にはいいのかな、と思います。
自宅でできる仕事も、普通の仕事を探すときと同じように勤務内容やお給料などはしっかりチェックしましょう。
クラウドソーシングを利用する
求人サイトで探す以外の方法でオススメなのが、クラウドソーシングです。
クラウドソーシングも求人サイトと同じようなものですが、基本的には「出来高制」「業務委託」の仕事を得るところ、というイメージですね。
わたし自身、クラウドソーシングをきっかけに今の仕事をするようになっています。
以下の記事は、わたしの体験談です。
以下、クラウドソーシングを使って請け負うことができる仕事のうち主なものを紹介しますね。
ライター
クラウドソーシングには、ライターの仕事がかなり多いです。
内容も、初心者にも書きやすい体験談のようなものから、プロ向けの取材記事や専門記事などさまざま。
「1記事あたり○円」という形で案件ごとに決まっていますが、安いものだと時給換算で数百円。高いものだと時給換算で1万円を超えるようなものもあります。
取材や打ち合わせは時間が拘束されますが、それ以外は時間の融通が利きますよ。
デザイナー
デザイナーといっても、Webサイトやアプリの画面のデザイン、ポスターなどの印刷物のデザイン、企業ロゴのデザインなどといろいろな種類があります。
プロジェクトごとに単価が決まり、ピンキリです。
また、フォトショップやイラストレーターなど専用のソフトを使うのにある程度経費がかかることも考えると、気軽に挑戦、というわけにはいかなさそうな仕事かもしれません。
基本的には時間の融通が利く仕事ですね。
イラスト作成
いわゆる「イラストレーター」の仕事です。
挿絵や4コママンガ、イメージキャラクターの作成などがあります。
報酬はプロジェクトごとに「1件いくら」という形で決まりますよ。
単価はピンキリですし、仕事内容によって、単発だったり継続だったりいろいろです。
時間の融通は利きます。
エンジニア
「システムエンジニア」や「プログラマー」といった仕事のことですね。
実際にはほかにもいろいろな種類があるのですが、いずれにせよ、専門性が高い仕事なので、初心者がいきなり働けることはありません。
クラウドソーシング上でエンジニアとしての仕事をする場合はプロジェクトごとに報酬が決まります。
専門性が高い分、報酬も高くなりやすいですし時間の融通も利きますが、初心者にはハードルが高いですね。
翻訳
クラウドソーシングでも翻訳の仕事募集はたくさんあります。
単価も、時給換算で1,000円以上になることが多いので、報酬がピンキリなクラウドソーシングの中では、比較的「手堅く稼げる仕事」と言えるでしょう。
時間の融通が利くというのもうれしいポイントかもしれません。
オンライン秘書
クラウドソーシングでも、オンライン秘書やアシスタントの仕事はあります。
プロジェクトごとの依頼もあれば、継続で毎月いくら、という形で決まることもありますよ。
報酬も、クラウドソーシングでは珍しく時給制になっていることもありますし、出来高制の仕事でも、単価としては高い傾向にあります。
時間の融通が利くかどうかは仕事内容によりますが、資料作成などであれば時間に縛られることはありませんね。
顧客へ電話するなどの仕事は夜中にやるわけにはいかないので多少時間に縛られます。
アンケート・内職系
クラウドソーシングにある「タスク」と呼ばれる仕事ジャンルは、従来の「内職」に近いイメージの仕事です。
つまり、単価は安いけれど、資格やスキルは特に必要なく、初心者にも取り組みやすいという特徴がありますよ。
クラウドソーシングにある仕事だと、文字入力やアンケート回答、簡単なインターネット調査などがあります。
わたし自身、クラウドソーシングを知った当初はタスクの仕事ばかりしていましたが、副業やお小遣い稼ぎにはちょうどいいかなと思いますね。
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以下はクラウドソーシングでライターをする際のコツを書いた記事ですが、クラウドソーシングを使う上での全般的なコツもいろいろ書いています。
Webでコンテンツ作成・発信して稼ぐ
仕事を請け負うのではなく、自分で仕事を「作る」方法もオススメです。
たとえば人気ブロガーやユーチューバーといった仕事がありますよね。
「そんなのわたしには無理!」と思われるかもしれませんが、月に数万円を稼ぐ程度であれば、実はそんなに難しくないんです。
ここでは、Webでコンテンツを作って発信し、お金を稼ぐ方法をいくつか紹介します。
ブログで文章を書いて収入を得る
ブログを書いて、そこで収入を得ることもできますよ。
ブログに広告を掲載して広告収入を得るほか、ブログを見た会社からライターとしての寄稿依頼や、イベントでの講演依頼が来ることもあります。
もちろん、収入につなげるにはブログの内容は工夫しなければなりません。
ただの日記ではなく、読者にとって役立つ情報を発信するとか、読者が面白いと思ってくれるようなコンテンツを作る必要がありますね。
ブログを作って収入を得る方法はすでにいろいろな本も出版されていますので、本を読みながら実践してみてください。
ちなみに、わたしがライター業のかたわら運営していた自分のブログ(閉鎖)では、月に3万円程度の収入がありました。
なんで閉鎖しちゃったんだろう・・・少し後悔しています(笑)
SNSで発信して収入を得る
TwitterやInstagramといったSNSを使って発信する方法もあります。
ブログと違って、Twitterは140字以内の短い文で人を惹きつける必要があり、Instagramは写真で人を惹きつける必要があります。
人によってはブログを書くよりも、TwitterやInstagramのほうが得意ということもあるでしょう。
多くのフォロワーを獲得していわゆる「インフルエンサー」と呼ばれるぐらいにまでなれば広告の依頼も多く届くようになります。
知り合いでもそういう話があるのを聞いたこともありますよ。
YouTubeで動画を配信して収入を得る
有名ユーチューバーともなるとものすごい金額を稼ぎ出すそうですが、そうでなくても、動画配信で稼ぐことはできます。
ブログと同様、広告収入を得たり、動画を見た企業から動画出演依頼だったり講演依頼などが来る可能性もありますよ。
動画作成も、スマホで撮影してアプリで編集、というふうに初期費用ゼロでできるのが魅力です。
ただし、やはりコンテンツの内容がよくないと視聴回数は伸びませんし、収入にも結び付かないので、シビアな世界ではありますね。
参考:ノマド的節約術の動画チャンネルはこちら
参考:もう1つの節約ちゃんねるはこちら
アプリを作って収入を得る
アプリを作るスキルを持っている人であれば、アプリを作ってそこで広告収入を得たり、アプリを販売したりすることもできます。
専門知識が必要なのでハードルは高いですが、その分、ブログなどに比べるとライバルは少ないですね。
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ブログ・SNS・YouTube・アプリ作成いずれも、誰かが報酬を払ってくれるものではなく、収入は一切保証されていないという点はデメリットです。
しかし、初期投資ほぼゼロで始められる事業であること、副業として月数万円稼ぐのはそこまで高いハードルではないことを考えると、挑戦してみてもいいんじゃないかな?と思いますよ。
もの作り・ネットで販売
自分で作ったものをネット上で販売する、という方法もあります。
こちらもブログ等と同じで収入は保証されていませんが、お小遣い稼ぎとして始めるにはオススメです。
ハンドメイド作品の販売
手芸が趣味の人には、ハンドメイド作品の販売がオススメです。
実はわたしもよく「minne(ミンネ)」などのフリマアプリを使ってピアスなどを買っています。
ハンドメイド作品だと一点ものも多いですし、そうでなくてもほかの人とかぶりにくいですよね。
ブランドものと比較して、「品質が高くても安い」という魅力もあります。
イラスト作成・販売
イラストが得意な人は、似顔絵を販売するというのもいいですね。
たとえば結婚式のウェルカムボードで新郎新婦の似顔絵を使う人は多いですが、そういう人向けに似顔絵販売をしている人もいます。
ココナラやランサーズストアといった、スキル系フリマサイトで出品するといいですよ。
写真販売
カメラが趣味の人には、写真販売がオススメ。
スナップマートというサイトでは、自分の写真作品を販売することができますよ。
占いやコンサル
変わったところだと、占いサービスを売る、というのもあります。
人気がある人だと本業並みに稼いだりもするそう・・・。
知り合いで占いをして生活している方もいますよ。
また、コンサルサービス、カウンセリングサービスの販売もあります。
「1時間いくら」という形で販売していて、購入されたら相手と打ち合わせをしたうえで、相談業務をおこなうという感じですね。
こうした「モノ」ではなく「サービス」の販売は、ココナラやランサーズストアがオススメですよ。
その他スキルの販売
スキル系の販売として、ほかにもいろいろあります。
たとえばライター業をしている人など文章が得意な人なら、「スピーチ原稿の作成承ります」とか、「顧客へのセールスレター作成1件○円」のような形で出品できます。
わたし自身は、ライターさん向けの相談サービスを出品していて、「1時間いくら」という形にしていますよ。
こうした相談サービスの場合もSkypeなどを使えば自宅でできる仕事ですし、依頼者からしても交通費の支払いが発生しないというメリットがあります。
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このような方法で、モノやサービスを販売して収入を得る人はこれからどんどん増えていく気がします。
さいごに
自宅でできる仕事として、いわゆる在宅ワークと呼ばれるものから、モノやサービスの販売などさまざまな仕事を紹介しました。
今すぐお金が必要だという人の場合はアルバイトなど雇用される形でお給料をもらうのが確実だと思いますが、ほかにも仕事のやり方はいろいろありますよね。
自分で何かを売ったり、クラウドソーシングに挑戦したりしてみると、金額は大きくなくても「自分の力で稼ぐ」という経験ができるのは魅力です。
自宅でできる仕事だけでもこんなにたくさんあるので、収入面のほか、時間の融通が利くかどうかや仕事内容、求められるスキルなども考慮しながら、やりたい仕事に挑戦してみてくださいね。