家事の中で料理が一番苦手ななつみとです。
料理ができないわけではないのですが、ものすごく頭を使うので疲れてしまうんです。
でも我が家には育ち盛りの息子もいるので、作らないわけにはいきません。
どうしたらもっと楽に、しかもおいしく、料理ができるかな?
そう思って試行錯誤する中で、数か月前に導入したのが「電気圧力鍋」です!
わたしが買ったのは象印の「圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30」。
「ほったらかし調理」ができて、しかも食材がおいしくなる「低温調理」もできてしまいます。
購入にあたってはほかのメーカーともかなり比較しました。
比較したポイントについては記事の最後に記載しているので、ほかの商品と迷っている人は最後まで読んでくださいね。
ひとまずここからは、象印の圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30を使ってみた感想について紹介していきます!
象印の圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30とは?
象印の電気圧力鍋、「圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30」は、IH式の圧力鍋です。
ほかの電気圧力鍋と比較して大きく違うのは、温度調理ができる点。
圧力鍋としての機能だけでなく、温度と時間を設定して自動調理できるというのが最大の特徴だと言えるでしょう。
そしてわたしが象印の圧力IHなべに決めたのも、温度調理ができるからです。
▼この肉じゃがも、この電気圧力鍋で作りましたよ。
ここからは、使い方を紹介しますね。と言っても、とっても簡単ですよ!
象印「圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30」の使い方
圧力調理でも温度調理でも、基本的な使い方は簡単。材料の切り方や調味料の量などは、普通に鍋で作るときと同じです。
違うのは、はじめにすべての材料を鍋に入れ、あとはスイッチを押すだけで料理が完成するという点。
ここでは、先ほどの「肉じゃが」を例に流れを見ていきましょう。
▼肉はそのまま入れるとカタマリになってしまうので、先に調味料と一緒に入れ、ほぐしておくのがポイントです。
▼ほかの材料を入れて、全体を混ぜます。
▼「温度調理」で温度設定、「▼▲」を押して時間を設定します。
※時間設定については気づいたことがあったので後述します。
▼圧力調理の場合は「圧力調理」→時間を設定
※圧力調理の時間についても注意点があるので後述します。
▼あとはほったらかし!するだけで完成です!
時間設定は1分単位で最大13時間まで設定可能。
時間設定は2分~13時間まで1分単位で設定できます。
でも1分単位ということは、たとえば「3時間」にしたくでも、ピピピピピピ……と1分ずつ上げていくのは気の遠くなる作業ですよね。
実は、時間設定ボタンを長押しすると、10分単位で設定できます。
10、20、30、と上げていけるので、便利ですね。このことに気づかず、はじめは1分単位で心が折れていたわたし・・・。
ただ温度調理の場合はどっちみち5時間や6時間など長時間の設定になるので、わたしはデフォルトの「13時間」で設定し、「そろそろいいかな」というタイミングで「とりけし」しています。
昼間に仕込んで「13時間」にしてスタート、夕食の時間になったらとりけしする、という感じの使い方ですね。
温度調理では基本的に80度ぐらいの低温調理をしているので、長時間ほったらかしでも問題はないですよ。
圧力調理の時間に「沸かし時間」は含まれない
温度調理に比べて、圧力調理は短時間で完成するのが魅力です。
ただ、圧力をかける前にまず「沸かし中」という表示になり、そのあいだは温度を上げていく行程になります。
沸騰するまでの時間は調理時間に含まれません。
つまり、「15分の圧力調理」でも、沸かすまでには数分間の時間がかかるということ。
圧力調理だからと言って短時間ですぐごはんが食べられると思っていると待ち時間が長くなってしまうので、沸かし時間があることを前提に早めにセットしておきましょう。
基本的には「温度調理」を使っています
わたしが電気圧力鍋の購入に踏み切ったのは、圧力調理をしたいというよりも「温度調理(低温調理)」がしたかったからです。
ブログにも書いたのですが、勝間和代さんの「勝間式超ロジカル家事」をいう本を読んで、試してみたかったのです。
参考:「勝間式超ロジカル家事」を読んでわたしが実践しようと思ったことのメモ。
低温調理だと時間がかかるのが難点ですが、逆に言えば「朝ごはんを寝る前に仕込んでおく」とか「昼のうちに晩ごはんを仕込んでおく」といったことができます。
わたしは在宅フリーランスなので、自宅で作業している日には仕事の休憩がてら昼のうちに夕食の仕込みをしていますよ。
夕食前に一気に2品も3品も作るのは(わたしにとっては)大変ですが、1品先に作っておけばかなり楽になります。
象印「圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30」のその他の機能や付属品、手入れ
象印の「圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30」は主に煮物を「ほったらかし調理」するための家電ですが、蒸し料理もできます。
▼付属品として、蒸しカゴもついてきますよ。
鍋に水を入れて温度と時間を設定すれば、蒸し野菜が作れます。
温野菜を作るときは、茹でるより蒸したほうが栄養価の面でもいいんですよね。茹でるとビタミンが茹でたお湯に溶け出してしまいますからね……。
▼付け合わせのブロッコリーとじゃがいもは蒸したものです
手入れは慣れれば問題ない
象印の圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30は、内釜を洗うのはもちろんのこと、内蓋の手入れも必要です。
▼我が家では横にカゴを置いて、内蓋を乾燥させています
普通の鍋を使うときでも鍋と蓋は洗うわけですから、大した差はないように思います。
カレーなどにおいのキツイものを作らない限りは水洗いでも問題ありませんよ。
象印の圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30を使った感想
もう2か月ほど使っています。感想としては「買ってよかった!!」です。
コンロで料理をしていると、どうしても鍋の前で張り付いていなければいけませんよね。我が家のようにガスレンジだと特に、火元から離れるのは危険です。
でも電気圧力鍋ならセットすればあとはほったらかしにできます。
そのあいだに別のおかずを作ったり、片付けをしたり、ほかの家事ができます。
さらに、温度設定は40度から10度単位で設定できるので、ヨーグルトも作れるし、70度ぐらいに設定しておけば「保温」としても使えます。
さつまいもを「低温調理」すると焼き芋のように、甘くてホクホクした仕上がりになるので我が家の定番おやつになりました。
置く場所については検討が必要
電気圧力鍋は炊飯器ぐらいの大きさがあるので、置く場所については購入前に検討しておくべきでしょう。
我が家にはこれ以上調理家電を置くスペースはなかったので、新たにラックを購入しました。
もともとキッチン収納がかなり少ない家なので、置き場困っていたこまごまとしたストック食材なども置けるようになって、ちょうどよかったかもしれません。
デメリットとしてはそれぐらですね。
「圧力調理」も「低温調理」もしたい人には象印がオススメ
電気圧力鍋には、ほかにもPanasonicやシロカ(クックマイスター)、ワンダーシェフなどの商品があります。
また、低温調理に対応できそうな自動調理鍋としてはヘルシオ「ホットクック」も有名です。
でも、圧力調理も低温調理もできるのは象印だけ。
わたしは、はじめは「低温調理さえできればいい」と思っていたのでヘルシオのホットクックもかなり調べました。
象印と比較するとホットクックには「混ぜ技ユニット」という混ぜ機能があるので、低温調理だけするならホットクックに軍配が上がりそうです。
でもホットクックって高いんですよね……。象印と比べると1万円ほど差があり、「混ぜ技ユニットのためだけに1万円は出せないな」と思いました。
それにいざ使ってみると、象印の圧力調理もそこそこ使っているので、結果的には象印を選んで大正解でした。
さいごに
象印の圧力IHなべ“煮込み自慢”EL-MA30は、2万円強の値段がしますが、5年間使うとしても1か月あたり300円ぐらいです。
一方で、調理が楽になる、楽なのにおいしい、という価値はそれ以上あるように思います。
実際、電気圧力鍋を導入してからは料理に向き合うことが増え、息子が「おいしい!」という頻度も増えました。
(ストレスなく自炊できることでわたしのダイエットにも効果が出ているような気がします)
家事の時短はしたいけど料理の味は妥協せずちゃんと作りたいという人には、救世主になる調理家電ではないでしょうか。
置く場所の問題はありますが、わたしは象印の圧力IHなべを買って本当に良かったですよ!
安く買いたいなら・・・
家電量販店に買いに行くと往復の交通費に加えて配送手数料もかかるので、わたしは楽天市場で購入しました。
わたしは楽天カードも使っているので、楽天市場のポイントと楽天カードのポイントがダブルで貯まります。
家電の買い物は万単位での支出になるので、賢くポイントも貯めておきたいですね。
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