こんにちは、「灯台もと暮らし」編集部の立花です。
わたしは2017年4月に、実家のある静岡から北海道へ引っ越しました。
3月はイギリスに行っていたため、出国前に東京の荷物を全て実家へ送っていたのですが、帰国後は息をつく暇もなく静岡から北海道へ行ったため2ヶ月の間に2回引っ越しをした感じです。
引っ越し貧乏という言葉もある通り、移動するにはすごく時間とお金がかかります。
今回は、無計画すぎたわたしの北海道への引っ越しの経験と反省から、なるべく安くコストを抑える方法をご紹介しますね。
引っ越し準備は可能な限り事前に
わたしは北海道への引っ越しの3日前まで自動車の運転免許合宿に参加していました。
そのため、引っ越しのための準備期間はたったの3日。
この時点で無茶過ぎですが、幸運にも東京から静岡へ引っ越した際のダンボールをそのまま北海道へスライドさせればよかったため、梱包の手間はかなり削減できました。
↑ 東京から実家へ引き上げてきた荷物。梱包し直して北海道へ送ります ↑
それにしたって時間がありません。
至極当たり前のことですが、引っ越しは事前に会社に申し込んでおけば早期申込割引などが適応されます。
そして何よりバタバタしなくて済み、「あ、あれを梱包し忘れた!」なんてうっかりミスも防げます。
ですので、少なくとも1週間前には引っ越し準備を完了しておくことをオススメします(普通のことすぎてもはや書くのも恥ずかしいですが)。
ドタバタな単身引っ越し
さて、ここから先は早期に準備できず、直前にバタバタと引っ越ししたわたしの経験です。
もし似たような境遇の方がいたら、ぜひ参考にしていただければと思っています。
荷物の発送を2回に分ける
免許合宿中、インターネットで個人の引っ越しにすぐ対応してくれそうなところを探しました。
まず、わたしの引っ越し条件は下記の通りです。
- 移動距離は静岡県から北海道
- 新居へ入居予定は免許合宿卒業当日から3日後
- 引っ越しの際に梱包して持っていきたい荷物
- ダンボール15箱
- ローテーブル1つ
- 絨毯2枚
- 布団一式
- 間接照明
- 洗濯機
- 抱きかかえるサイズの大きなぬいぐるみ3つ
- 荷物は、もちろん引っ越した当日に届いて欲しい
荷物の量はさておき、移動距離に対して荷物の到着希望日が早すぎて、ほとんどの引っ越し業者に断られてしまいました。
「やばい!」と思ったわたしは、普通の宅配便と引っ越し用の荷物とを分けることに。
荷物の発送を2段階に分けることにしたのです。
- 引っ越し業者にお願いする荷物は後送
- ダンボール7箱を先に発送
普通にすべての荷物を引っ越し業者にお願いしてしまうと、わたしが新居に到着しても物が届かず、しばらく何もできない状態に陥ってしまいます。
けれど、必要なものを詰めたダンボールを宅配便として遅れば、1日早く北海道に到着することが分かったため、先に送ることにしたのです。
ちなみにミカン箱2つ分くらいのサイズのダンボールを7箱、静岡から北海道へ送った結果、かかった金額は15,000円以下でした。
クロネコヤマトの単身パックは荷物の少ない引っ越しに最適
さて、わたしが利用したクロネコヤマトの単身パックですが、かかった金額は45,000円です。
その中に詰めた荷物はこれだけです。
- ダンボール8箱(大小様々)
- ローテーブル1つ
- 絨毯2枚
- 布団一式
- 毛布2枚
- 間接照明
- 洗濯機
- スーツケース(小)1つ
- 抱きかかえるサイズの大きなぬいぐるみ3つ
わたしはシェアハウスを転々としていたため、家具家電が極端に少なかったのです。
ちなみにこれらの荷物は、わたしが北海道の新居へ到着した2日後に追うように届きました。
↑ 後から届いた牛のぬいぐるみ(上に座れるくらい大きい)と、モロッコで買った間接照明 ↑
Web申込割引が適用されましたが、ヤマトのスタッフ2名と、洗濯機の取り付けをお願いした費用を合わせた結果、かかったのが45,000円でした。
静岡から北海道という移動距離と、迫り来る引っ越し当日との日数の少なさを考えたら、この金額でサクッと荷物を持って行ってくれるのは、個人的にはかなりお得だと感じたのです。
荷物を分割するときの注意点
先ほど、荷物を2回に分けたと書きましたが、先に送った方の荷物に入れておくべきものも、かなり厳選しておく必要があります。
というのも、たとえば本ばかり先に送ったとしても役に立ちません。
引っ越ししてすぐの実生活で必要なものは新聞紙やガムテープなどで、お気に入りの小説ではないのです。
ということで、引っ越し時に最優先で新居に到着しているべき荷物をピックアップしてみました。
- 下着2〜3日分
- タオル数枚
- 衣類2〜3日分
- 針金ハンガー5つほど
- 洗濯バサミ5つほど
- 大判の布3枚ほど
- ガムテープ(粘着力強めのもの)
- 新聞紙数枚
- ゴム手袋
- 割り箸
- トイレットペーパー1巻
- スーツ一式
- フォーマル用の靴1足
- ドライバー
- マッキーなどの黒ペン
- アメニティ類(シャンプーやボディソープなど)
- ビニール袋複数枚
- スリッパ
- 懐中電灯
- 延長コード
- ヤカン
- 紙皿・紙コップ
これらのいくつかは、ダンボールに詰めずに引っ越し当日にキャリーケースに入れて持って行きました。
特に大判の布は、カーテンの到着が遅れる可能性もあるため、なるべく引っ越し当日にすぐ窓に貼れるよう、持っておいたほうがいいです。
外から丸見えになっちゃいますからね。
ヤカンは、鍋やフライパンがなくてもお湯さえ沸かせればなんとかなると思っていたので、他の調理器具は現地で後から買い揃え、ヤカンだけはすぐに使えるように愛用しているものを持って行きました。
北海道へ引っ越すから(?)必要だったもの
わたしが北海道へ引っ越したのは4月ですが、その時期でもまだ日中ですら10度を下回る寒さでした。
そのため、キャリーケースに寝袋を詰めていったのです。
幸運にも引っ越し先で電気ストーブを借りられたため、凍え死ぬことはありませんでしたが、引っ越し先の天候や地域性によっては身を守るために大きめな荷物を持っていく必要があるかもしれません。
その他必要なものは?
クロネコヤマトの単身パックで持ってきたものは、本当に必要最低限なものだけです。
そのため、現地で必要な家具家電を買い揃えました。
そのほとんどが、中古品やセカンドハンドです。
Amazonの中古品はどれもとても安く、カーテン(縦2メートル、横幅150センチ)や掃除機、石油ストーブ、冷蔵庫(小)を買い揃えても15,000円かかりませんでした。
↑ 北海道では4月でもストーブがいる寒さ。ダンボールは引っ越し数日経ってもまだ片付けられず・・・。 ↑
もちろん、中古品だとすぐ壊れてしまったり、傷がついていたりと気にし始めればきりがないですが、快適に過ごせているので今のところ問題ありません。
ドタバタの引っ越しを終えて
わたしの無茶振りな引っ越しのために、遠路はるばる荷物を運んでくれたヤマトの方々には感謝してもしきれません・・・。
今後、引っ越しをするときはもう少し余裕を持って行いたいものです。
参考になるのか分かりませんが、わたしのようなドタバタな状況の方の助けになったら、嬉しいなと思っています。