こんにちは!
フリーライターの石川優太(@yutaishikawa_)です。
ここ最近、安く簡単なDIYについて紹介することが多くなってきました。
理由としては、やってみて、書いてみてとても楽しいからです!
今回は「靴棚」の作り方を紹介したいと思います。
その際、下記記事で使うことができなかった「ディアウォール」を使ってみようと思います。
[ilink id=”32196″ eyec=”1″]「ディアウォール」とは?
まずはDIYマニアなら一度は使ったことがあるであろう、「ディアウォール」の紹介です。
ディアウォールとは、一言でいえば「つっぱり棒」のような存在です。
木材の先端に装着することで、壁や天井に傷をつけずに木材をしっかりと固定することができる優れもの。
まさに、賃貸物件のミカタなのであります!
Amazonでの価格は871円ほど(2017年2月現在)。
ただし、店頭で購入するとなると、同じものでも1,200円以上の予算が必要となります。
都内の東急ハンズ、ビバホーム、ケーヨーデイツーによる相場です。
予算4,000円前後で靴箱をつくります!
ところで、都内の1Rには”申し訳程度の玄関”しか用意されていないと思いませんか?
正直、靴が3足も入らないようなスペースだと困りますよね。
ディアウォールを活かし、今回は靴箱を作ってみようと思います。
どんな靴箱をつくるのか
とはいえ、1Rで靴箱を置こうとしてもスペースは限られてしまいます。
特にわが家は1Fが5畳、2Fが4畳といった超狭い物件ですが、その分天井が高いのです。
地の利を活かした発想といいますか、天井が高いのであれば、靴が入るスペースで背の高い棚をつくればいいと考えたのです。
▼この小さなスペースに靴箱を!
洗濯機が置けないほどちいさな部屋です。
▼ちなみに、天井までの高さは2m10cm。
靴箱の材料
今回用意したのは以下の通りです。
- 38×89×1810mm木材(2×4) 335円×2
- 取り付け金具 正方形 88円×4
- 取り付け金具 98円×12
- ディアウォール 871円×2
- 45×30cm ベニア板 108円×6
合計:4,588円
た、高い・・・。
でもでも、家具屋さんにはないオリジナルの靴箱をつくる予算としては安いほうではないでしょうか。
長い木材を安く買うための豆知識
写真の木材は「2×4」のなが〜い木材。
「2×4」と書いて「ツーバイフォー」と読むそうです。
ディアウォールのサイズもツーバイフォーに合わせたもので用意しています。
ちなみに、主役であるツーバイフォーの2m10cmの木材探しが結構大変だったんです!
ネット通販のサイトをみると、どこも1本2,000円以上でしか取り扱っておらず、泣く泣く東急ハンズに出向くも相場は3,000円ほど。
都内に住んでいると安くて長い木材を手に入れられないのか・・・と、都心から少し外れた町の工務店をさまよっていると、東京都北区の東十条にある「ケーヨーデイツー」に1本380円の木材を発見できました!
ただし、最高でも長さ1m80cmの木材しか取り扱っておらず、天井までの高さ2m10cmには及ばず。
何がなんでも安く手に入れたかったので、2本は柱用、1本は足りない分の長さを補うように購入しました。
工務店にいけば、安くていい木材を手に入れることができますよ!
さて、苦労話はここまでとして(笑)、実際に靴棚をつくってみましょう。
木材の長さを補う
▼まずはひとつ98円の取り付け金具を活かし、木材の長さが天井の高さの2m10cmになるように繋げます!
▼安い木材とはいえ、丁寧に繋げれば割れる心配はありませんよ!
ディアウォールを取り付けよう!
次は木材にディアウォールを取り付けます。
天上側の部品はバネが組み込まれていて、+-3cmほどのズレも補正してくれますよ。
長さの微調整ができることももちろん、取り付けた状態で左右にスライドさせることができるので、とっても便利です。
もちろんその際に天井や壁に傷をつけないよう、表面に工夫が施されているのでご安心を!
靴置き板を支える金具を取り付けよう!
柱が安定すれば、あとは靴置きの土台となる板を支える金具を取り付けましょう。
目印をつけた箇所にキリで穴を開け、ネジを差し込み木板をはめていきます。
▼完成が見えてきた……!
このときズレると棚板がうまく設置できなくなるので、左右が水平になるようにネジを差し込む必要があります。
iPhoneに標準搭載しているアプリの「コンパス」を横に傾けると、水平器になるんです。隠れ機能なのでぜひ使ってみてくださいね!
等間隔になるよう線を引き、さらに棚を設置していきましょう!
▼木板と金具の間にはボンドをつけて固定しています。
▼余分なスペースを利用し、「収納上手」になりましょう!
おわりに:ディアウォールのメリット・デメリット
さいごに、まとめも兼ねてディウォールのメリットとデメリットを紹介します。
メリット- 余分なスペースを活かしたDIYに最適
- 壁や天井を傷つけず、柱をつくれる
- 倒れない安定性
デメリット- 価格が高い。初期費用で最低1,700円近くの出費
- ちょうどよい長さの木材をみつけるのが大変
- 余分なスペースを活かしたDIYに最適
- 壁や天井を傷つけず、柱をつくれる
- 倒れない安定性
- 価格が高い。初期費用で最低1,700円近くの出費
- ちょうどよい長さの木材をみつけるのが大変
とても便利ではありながら、やっぱり予算が膨れてしまうのが難点。
今回のように「空いたスペースをうまく活かしたい!」というシーンのような、家具屋さんでは出会えない家具をつくる場合で使うのがいいかもしれません。
目的に沿ったDIYは、達成感がものすごいのでオススメですよ!