こんにちは!
フリーランスの玉村です。
先日確定申告が終わってほっとしていたのに、間違いがあったことに気がつきかなり焦りました!
フリーランスになって3年目で、過去2年と比較すると収入が増えました。
私は会計ソフトを利用していますが、収入の源泉徴収の仕訳をよく理解できておらず間違いが発覚!
源泉徴収の仕分けを正しくしないことには、せっかく先に支払っている税金の還付金が戻ってきません。
確定申告の提出後に間違いに気がついたのですが、幸いまだ提出期限内でした。
そこで、実際に確定申告の訂正申告を再提出したので、詳しいやり方を写真つきで紹介しますね。
税務署に電話で問い合わせてみました
まず自分の納税地にある、税務署に電話で問い合わせてみました。
電話で問い合わせしたところ、次の手順で再提出をしてくださいと言われましたよ。
- 正しく直した確定申告書B・青色申告決算書を作成
- 確定申告書Bの空白欄に赤ペンで「訂正申告」と「前回提出日」と記載する
- なるべく早めに提出
確定申告Bは控えの証明が必要な場合は、控えも一緒に送付してくださいと言われました。
毎年あるそうなのですが、後から確定申告の控えの証明が欲しいという問い合わせがあり二度手間になるそうです。
控えの証明が必要な場合は一緒に確定申告の控えも提出しましょう。
また、前回提出日を記入するのは、それをもとに先に提出した書類を探し出すそうです。
職員さんの手間をなるべくかけないように、またスムーズに手続きが終えるように前回提出日は記入するようにしましょう。
提出は、郵送でも直接税務署に行くのもどちらでも大丈夫なのですが、税務署に行っても提出するだけなので郵送を選びました。
税務署に電話をするのはかなり緊張しましたが、電話口の方は親切に対応してくれたので安心できましたよ。
訂正申告の書き方
さっそく訂正申告の書類を作り直してプリントアウトしました。
確定申告書Bは2枚で、青色申告決算書は4枚ですね。
▼確定申告書Bの上の空いているスペースに訂正申告と前回提出日を赤字で記入しました。
訂正申告に必要な書き方はこれだけですよ。
▼郵送する封筒の宛名にはこのように書きました。
ちなみに郵送にかかった金額は140円です。
間違いなければ、再送することもなかったのに、無駄な出費ですね。
訂正申告に必要な添付書類とは
確定申告を再提出するなら、前回提出のときに添付したマイナンバーのコピー・源泉徴収標・保険の証明・ふるさと納税の証明はどうなっちゃうの?と心配になるかもしれません。
それは無くなったり、破棄されたりしないので安心してくださいね。
税務署の職員さんに聞いたところ、前回の確定申告の書類もそのまま活かされるので大丈夫ですよ、とのことでした。
ただ、恐ろしいことに訂正申告の再提出にはなりすましもあるそうです。
滅多にないと思いますが、なりすましを疑わないように、念のためマイナンバーのコピーも一緒に入れておきました。
確定申告は期限内なら、何度でもやり直しができる
確定申告の訂正申告は期限内なら、何度もやり直しができます。
その場合はこれまで紹介した手順で、訂正し直した書類を税務署に提出しましょう。
ですが、何度も提出することは自分にとっても、税務署にとっても何のメリットもありません。
なるべく訂正申告はやり直ししないようにしたいですね。
e-Taxで確定申告を行った場合
e-Taxで確定申告を行った場合も、申告期限内であれば訂正後の申告データを作成し送信しましょう。
その場合は、訂正した部分だけではなく、全ての帳簿を送信します。
また、訂正したデータを送信したことは税務署に改めて連絡する必要はありませんよ。
申請期限を過ぎてから提出すると、手続き方法が変わるので注意しましょう。
期限を過ぎてしまった場合
確定申告提出の期限を過ぎてしまった場合でも、申告をし直すことができます。
ただ、期限をすぎるほど延滞税といって、罰金を支払うことになってしまいます。
心配な場合は、国税庁の延滞税の計算方法を参考にしてみてくださいね。
また、期限を過ぎて申告した場合に延滞税のほかに無申告加算税というペナルティも課せられることもあるので注意が必要です。
さいごに
確定申告の間違いは、フリーランスの友人に指摘してもらい気がつきました。
自分で申告していたら、還付金が0円でしたね…。
友人が指摘してくれたお陰で還付金も少しですが戻ってきそうです。
今回、確定申告の帳簿の付けかたをあまり理解できていなかったので、結局二度手間になってしまいました。
来年の確定申告にむけて帳簿はしっかりつけようと思います。