年110万まで贈与税非課税!将来の相続に備えて毎年贈与していくことの重要性

資産をある程度持っている方であれば、いずれ問題になってくる相続のこと。

歳をとってからでは遅くて、早め早めに対策していくことが大事です。余裕資金があって、子供に引き継いでいこうと思っている方は知っておくと便利です。

贈与は年間110万円まで非課税

親から子への現金の贈与は、年間110万円まで非課税になります。この制度を利用して、何年間にもわたって少しずつ贈与していくと、相続税対策にもなります。

年間110万円ずつの贈与では全然足りない場合もあると思います。それぐらい資金の余裕がある方であれば、多少贈与税を払ったとしても1年ごとに多めの金額を贈与していくのもアリです。

贈与契約書をかわす

贈与をする場合は、贈与する人とされる人の間で贈与契約書をかわす必要があります。

贈与契約書をどこで手に入れるのか?と気になりますが、これはネットに雛形(テンプレート)がありますので、探してそのテンプレートを印刷すれば大丈夫です。

贈与契約書を印刷して、お互いに名前を記入して印鑑を押して、現金の受け渡しをすればOKです。

私自身も、2014年に妻の両親から贈与していただきました。ここまで説明した方法にのっとって手続きを進めました。
贈与契約書

贈与契約書は保管しておく

贈与契約書をかわす時は、贈与する側とされる側の両方で書類を保管しておきます。

忘れない場所に保管しておきましょう。

贈与の話は子供からしにくいので、親がしよう

子供の方がお金の知識があっても、親に贈与の話はしにくいものです。普通の感覚を持っていれば、その話題を切り出すのはなかなかできません。

もし、親世代の方で早めの相続を考えているのであれば、贈与をうまく活用して、節税していきましょう。そして、子供に自分の口から説明してあげましょう。

さいごに

相続の話は、避けることのできない問題の1つです。病気になったり介護が必要になってからでは遅い可能性もあります。

元気な時だからこそ将来のことを考えて先手先手で動いていきましょう。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール