年に1~2回、バーベキューを主催しているなつみとです。
バーベキューって、準備がけっこう大変なんですよね。
慣れている人がいないと、予算をいくらにすればいいのかもわかりません。
我が家はバーベキューを主催することが多くノウハウも貯まってきたので、ここで紹介したいと思います。
このページを読めば、バーベキューの準備の仕方がわかるようになっていますよ。
- 準備すべきもの
- 予算・会費の決め方
- 食材やお金が足りなかったときの対処法
- 食材や予算が余ったときの対処法
準備すべきものはかなり多い!
バーベキューをやるとなったら、まずは必要なものをリストアップしましょう。
以下のカテゴリごとに紹介していきますね。
- 食材類
- 設備系
- 小物類
- その他
食材は、まずは簡単なものがおすすめ
食べ物は、まずはお肉がメインになりますよね。ほかには、魚介や野菜が必要です。
- 肉類……1人200gぐらい
- 魚介類……エビやイカなど1人100gぐらい
- 野菜類……3種類前後
- たれ……1人50ml計算
- 主食系……おにぎりが一番ラク!
肉類は牛肉以外にも、鶏肉やウインナーがあるといいでしょう。
魚介類は、カット済みのイカや有頭エビを用意しておくと焼くだけなので簡単ですよ。
野菜は、ピーマン、玉ねぎ、とうもろこし、なすなど。また、きのこをアルミホイルを包んでホイル焼きにするのもおすすめです。
アヒージョもできますよ。
主食系は焼きそばが定番ですが、その場合は麺以外に野菜やソース、そして焼きそば用のアルミプレートも必要です。
おにぎりなら当日朝に握っておくだけなので簡単。焼きおにぎりにするなら料理用のハケと醤油も持っていきましょう。
また、ホットドッグも簡単でおいしいです。この場合はウインナーとパン、ケチャップ、マスタードなどを用意しましょう。
さらに、飲み物も必要です。
- ビール・発泡酒
- チューハイ・カクテル
- ノンアルコールビール・カクテル
- ソフトドリンク
必要な量は、メンバーによりますね。
必要なお酒の種類もメンバーによります。
1人1人、「あの人はビールばかり飲むだろうな」とか「子連れだからのんある気分とかの方がいいかな」などと想像して量を決めましょう。
また、よく飲む人は自分のものは追加で持参してもらうというやり方もあります。
たとえば「1人ビール3本計算で用意してるけど、足りないなら自分の分を持ってきてね!」などと連絡しておくといいでしょう。
わたしたちの場合、よく飲む人は何も言わなくてもワインなどを持ってくる人が多いですよ。
これなら飲む人と飲まない人の差が大きくても、会費に不公平感が出にくくなります。
設備系は借りるという手もある
バーベキューをするために必要な設備はこちらです。
- バーベキューコンロ
- 火ばさみ・トング……炭用と食材用に分けて
- ブルーシート
- クーラーボックス
- テーブル・イス……必須ではありません
バーベキューコンロやテーブル、クーラーボックスなどは、持っている人がいれば借りてもいいでしょう。
我が家は頻繁に主催するので、バーベキューコンロとクーラーボックスは持っています。
テーブルはありませんが、人数が10~20人と多いのでなくてもいいかな、と思っています。
ほかに個人用の折り畳みイスもあると便利ですが、これは各自持参してもらうようにしましょう。
小物類は忘れず買っておこう!
バーベキューで忘れがちなのが、小物類です。
後回しにしてしまいがちですが、金額的には小さいので先に買っておくほうがいいですよ。
当日の朝にホームセンターで調達してもいいのですが、シーズン中は同じ考えの人も多いので、レジが混み合っている可能性があります。
- 炭……3kg程度
- チャッカマン
- 着火剤orバーナートーチ
- 紙皿……深めのものがおすすめ、多めに準備する
- 割り箸……袋に入っていないタイプがおすすめ
- プラコップ……多めに準備する
- 網
- 軍手
- ティッシュ……ボックスタイプがおすすめ
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋……資源ごみ用と一般ごみ用
袋に入ったタイプの割り箸だと、袋が散らかってしまいます。
我が家ではホームパーティをすることもあるので、100膳入りなど大容量のものを買いますよ。
ゴミは、バーベキュー会場に捨てられることもあれば、持ち帰らなければならないこともあります。
会場で捨てられる場合はどんなゴミ袋でもいいケースもありますが、持ち帰る場合は自治体で決められている指定ゴミ袋を用意しましょう。
ゴミ袋やティッシュはわざわざ買わなくても、自宅にあるものを持って行ってもいいですよ。
その他、運搬について
食材や設備類をどのように運搬するのかも決めておきましょう。
誰が車を出すのかを決めておかないと荷物が乗り切らず大変です。
また、駐車場代がかかることもありますし、電車を利用する場合は電車代もかかりますよね。
この代金も忘れず予算に入れておき、立て替えてくれた人に返しましょう。
会費は2,000円がちょうどいい
どんな食材を用意するのかにもよりますが、高級食材を買うのでなければ1人2,000円ぐらいで大丈夫です。
たとえば、参加者10人のバーベキューなら総額20,000円。
買い出しの内訳はこんな感じになります。
- 肉類……6,000円
- 魚介類……3,000円
- 飲み物……5,000円
- 小物類……2,000円
- 駐車場代……1,000円
- 野菜・主食……3,000円(予算の余りでやりくり)
ちなみに、子供がいる場合の会費、我が家では無料にしています。
友達の子供がまだ幼児さんや赤ちゃんばかりなので当然ですね。
小学生になったら500円ぐらい加算してもいいかもしれません。
うちの息子は小学生ですが、主催者ということで無料にさせてもらってます。
家からの持ち出し品も多いですしね。不公平感がなければ大丈夫です。
予算や食材が足りなかったときの対処法
まず、食材が足りない場合は、途中で買い足すことになります。
わたしがいつも使う場所は買い出しに行ける距離にスーパーがあるので、万が一足りなければ買い足しに行けます。
もし、周りに買い出しに行けるようなお店がない場所でバーベキューをするなら、食材は多めに用意しておいたほうがいいですね。
一方、予算オーバーしてしまった場合は、追加で徴収することになります。
金額が小さければ自腹でもいいですが、変に遠慮してしまうと「損するから、もう幹事なんてやりたくない!」って思ってしまいますよね。
あらかじめ予算を決めて買い物をすれば、オーバーするとしても1人あたりにすると100円ぐらいです。
それぐらいなら追加で徴収して不満に思われることもありませんよ。
予算や食材が余ったときの対処法
逆に、余った場合はこんな感じです。
食材が余った場合は、我が家ではそのままうちでいただいています。
大量に余ったのであれば小分けにして持ち帰ってもらう方がいいのですが、そんなに余ったことはありません。
少し余ったとしてもウインナー1本ずつ、みたいな量だとかえって迷惑になりますから、無理に分けなくていいと思いますよ。
予算が余ったときは、会費を少なくします。
実際、先日開催したバーベキューでは1人1,500円になりました。
お肉を安く調達できたり、お酒を飲む人が少なかったりすると1,500円ぐらいで足りることもありますよ。
我が家の場合は最後に会費を徴収しますが、先に徴収した場合でも、最終的にお金が余れば返金するのがいいでしょう。
とは言え、1人数十円レベルなら返金は不要です。返そうとしても「とっておいて」と言われると思います。
わたしが会費の徴収を最後にしている理由
会費を徴収するタイミングは、メンバーによって変えるといいでしょう。
わたしがよくバーベキューをするメンバーだと、後払いの方がスムーズだと思っています。
というのも、遅刻する人が多いのです……。
その代わり「何か必要なものある?」と聞いてくれるので、食材等が足りない場合に買ってきてもらえます。
先に会費をもらってしまうと買い足し分の精算がややこしくなりますよね。
最後にまとめて精算した方がスムーズで計算間違いもしにくいですよ。
一方、近所にスーパーがないところで開催し、遅刻者も想定されず、支出が確定している場合は先に徴収してしまったほうが気楽です。
会費徴収のタイミングは集まったメンバーによって決めてくださいね。
バーベキューの運営はこうやる
ここまでは主に買い出しや予算、会費について紹介してきましたが、ほかにも知っておいた方がいいことがあります。
- 食材等の調達方法
- お手伝いの要請について
食材等の調達は節約を意識しすぎないことがポイント
家族だけのバーベキューならまだしも、友人が集まるバーベキューでは食材だけでも大変な量になります。
安いお店で買ったほうが良いとは言え、負担になりすぎても困ります。
せっかくの楽しいバーベキューなのですから、節約を意識しすぎないのも大切なんですよ。
我が家はバーベキューの開催地から近いのでどうしても買い出しを担当することになりますが、車がないので大変です。
安いスーパーや業務スーパーに行けるのがベストですが、無理してまで行く必要はありません。
また、飲み物は重たいのでネットスーパーを利用することもあります。
肉類はお肉屋さんで買うのが一番安くておいしいのですが、やはりこれも時間の都合で難しいこともありますので、無理のない範囲で準備しましょう。
お手伝いは無理に頼まない方がいい
人数が多い場合は特に、主催家庭だけでは手が回らないこともあります。
そんなときは、ほかのメンバーにもお手伝いしてほしいですよね。
ただ気を付けたいのが、無理強いしないこと。
これもメンバーによると思いますが、「お金は多めに払ってもいいからなるべく楽したい」という人もいます。
逆に、「手伝えることがあったら言ってね!」と言ってくれる人もいます。
お手伝いを頼む場合は相手の負担が大きくならないように考えておきましょう。
お手伝いの内容としては、こういったことがあります。
- 肉類の調達
- 飲み物の調達
- 車出し
- 場所取り
- おにぎりを作ってくる
ちょうど先日のバーベキューでは、後輩の旦那さんが焼肉屋さんだったので、おいしいお肉を格安で持ってきてくださいました。
また、開催地の近所に住んでいる人に場所取りをお願いしたり、車を出せる人に飲み物の調達を頼んだり、ということもできますね。
このように、お手伝いは相手のできる範囲内で頼むのがおすすめですよ。
1人で全部用意するのはとても大変なので、お手伝いも頼みながら楽しいバーベキューを開催してくださいね。