買わずに借りれば高コスパ!新宿の「マップレンタル」で一眼レフカメラの望遠レンズをレンタルしてみた感想

ノマド的節約術 マップレンタルで一眼レフを借りてみた感想

親にとっても子どもにとっても、学校行事は人生一度きりのもので、特別なものです。

なかでも運動会は、親もはりきってカメラやビデオを撮影する、まさに一大イベントですよね!

広い校庭で我が子をなるべくきれいに美しく、ハッキリと撮影するために、朝早くから場所取りをしたり、腕によりをかけてお弁当を作ったりと、大人もがんばる1日です。

そして一眼レフ持ちのお父さんお母さんは「このレンズだと望遠が足りない。新しいレンズ買わなきゃ!」と悩む時期でもあります。

私は子どもの運動会前に、カメラに詳しい友人に相談してみましたが「運動会で使いたいけど、良いレンズは高い。望遠って普段あまり使わないし…」…と選ぶことも決めることもできず、ぎりぎりまで迷っていました。

結局、私の様子にしびれを切らした友人が、「望遠を年に一度や二度しか使わないなら、レンタルにしたら?」と、一気に目が覚める意見をくれました。

最初は「レンタル?!素人なのに?!」と緊張しましたが、昨今「運動会シーズンはレンズをレンタル」というのはよくあることらしく、初心者だからこそ良いレンズに頼ってみるのも手なのだとか。

というわけで、早速カメラをやっている方なら知らない人はいないという機材レンタル会社「マップレンタル」へ行ってみました。

マップレンタルの看板

都内にあるレンズレンタルならマップレンタルが行きやすい

マップレンタルは、JR「新宿駅」南口、小田急と京王電鉄「新宿駅」、都営地下鉄新宿線と大江戸線「新宿駅」から徒歩5分ほどのところにあります。

ACビル新宿農協会館」のエレベーターを使って3階へ行くと、看板を見つけられますよ。

マップレンタル店内

なかに入ると、こんな風にレンズや機材が陳列されています。

map rentalでレンズを探す

今回必要なのは、キャノンのレンズです。

「この辺りかな?」と見て回りましたが、レンズに関して何がベストがわからないので、店員の方に相談に乗っていただきました。

店員さんに相談してベストなレンズを選ぼう

ちなみに私が持っているレンズは、買った時についてきた18-55mmのレンズと40mmの単焦点のみ。

CANONのカメラ

これでは広い校庭でズームが届かず、子どもが運動会で走っている姿も米粒大にしか写せません。

そのため昨年は苦肉の策で、「良い画質で撮影したあとに子どもがきれいに写った部分だけを切り抜く」という原始的な方法で写真に残したのですが、画質は決してイイとは言えませんでした。

ずっと「今年こそレンズを買わなくちゃいけないのかな……」と考え込んでいたのです。

候補のレンズ

タムロン(TAMRON)の28-300mmなど、数本候補がありましたが、相談した結果「どうせなら、普段購入できないくらい良いレンズを使ってみては?」とのアドバイスを受け、望遠に特化した白レンズを借りてみることにしました。

希望小売価格158,000円、価格.comでの最安価格は112,182円(2016年6月現在)のレンズです。

たしかに、手軽にポンと買えるお値段ではありません。

でも、マップレンタルでレンタルすると、1日2,700円

しかもこの「1日」とは、24時間ということではありません。

自分で借りに行って返しに来る場合ならば、「今日朝10時から借りて、明日丸1日使って、明後日の午後12時までに返却」という二泊三日借りることが可能なのです。

運動会が終わってすぐ、ヘトヘトになりながらお店に駆け込む必要はないので、これはかなりうれしいです。

店員さんいわく「実際に使ってみて、もしその操作性の良さと使い心地が忘れられなかったら、新品でも中古でも買うことを検討すれば良い」と教わりましたが、振り返って夫を見たら、遠い目をして首を横に振っていました。

我が家では3日間の思い出になりそうです・・・。
大切に使いたいと思います。

カメラバッグ

レンタルした人には、無料でバッグも一緒に貸し出してくれます。

レンズが大きいのでとても助かりました。

明細

明細はこんな感じになります。

最初だけ、入会金としてレンタル料とは別に1,500円かかりますが、来年の運動会でも使うだろうと思ったので納得の価格でした。

いざ、運動会!レンズは「重い、けど便利!」

さて、いよいよ運動会当日です。

実際に、娘の運動会で使ってみました。

運動会

娘には「ママがずっと私にバズーカ砲を向けてたみたいだった」とこわい表現をされましたが、たしかにそうも見えますね。

ですが、おかげで競技に出ていない時の、長女のくつろいだ顔もばっちり写せました。

視力が良くないので、レンズがなかったら見つけることすらできなかったと思います。

そう考えたら双眼鏡としても使えていたということになりますね。

次の競技の動きもわかり、どこに並んでいるかもわかったため、写真を撮る際にとても便利でした。

返却は使用した翌日のお昼までに!

使い終わってその日はそのまま帰って「おつかれさまー!」とソファーに沈み、翌日返却しに行きました。

レンズを返却

「初めての白レンズ、どうもありがとう!腕がなくてごめんよ!でも楽しかったよ!」とお別れです。

昨日頑張った腕と肩は筋肉痛になりました。

小学校からの「三脚禁止令」に従って、半日カメラを構えていましたから、仕方がないことですね。

伝票

返し終わった後の伝票を持参して、返却したらハンコを押してもらいます。

ありがとうございました!

運動会のためのレンズを借りる際の注意点

店員さんから「運動会にレンズをレンタルする場合は、一ヶ月前くらいから予約をされた方が良い」とアドバイスをいただきました。

今回はたまたま1本だけ在庫がありましたが、普通運動会シーズンは重なるもので、希望のレンズがなくなっていることも多いそうです。

イベントの日にちが決まっているならば、早めの予約をしたほうがよさそうですね。

さいごに:年に一度しか使わない強い望遠レンズなら、レンタルの方がお得!

一眼レフカメラを買ったは良いけど、最近は手近のiPhoneのカメラで済ませてしまっていました。

今回は、iPhoneではさすがに間に合わないため「とうとうレンズを買うか」と思いましたが、借りることができて本当に良かったです。

一眼レフの奥の深さを改めて感じて、心の中に一眼レフ熱が再び戻ってきました。

本格的なレンズを使用できることで「来年までにもう少し腕を上げておかないと……」と向上心と良い反省も持たせてくれたと思います。

普段買えないような高性能なレンズを3日間使ってみることで、人によってはここからレンズ熱が高まって、ハマる人もいるかもしれません。

ですが、こうして「年に一度だけ」「特別な日に」などTPOでレンズを使い分けるには、レンタルして上手に支出をコントロールできるといいですね。

参考:元カメラ販売員が教えるカメラの情報はこちらから

おまけ:新宿ランチ情報

マップレンタルの帰り道は、新宿南口から近い『ニューステートメナービル』1階の『リマカフェ』でマクロビオティック日替わり定食を食べて帰りました。

肉や魚や卵や乳製品などの動物性食品を使わず、植物性の材料だけの健康的なごはんを食べられます。

リマカフェの定食

このお店にはマクロビオティックや自然色食材が多く販売されていますし、おにぎりやサンドイッチ、スイーツなどサッと食べられるものも多いのでオススメです。

リマカフェのソフトクリーム

乳製品なしのソフトクリーム(350円)もあります。

上にかかっているのは、穀物コーヒーの粉です。
下にあるポン菓子と一緒に食べるととても懐かしい味で、あっさりスッキリしているので2つ頼んでも食べられてしまいそうです。

撮影を頑張ったご褒美に、寄り道してみてくださいね!

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

ライター、料理講師。 アレルギー持ちの8歳と1歳の母。 フリーランスとして20年以上、節約を意識しながら暮らしを楽しんでいます。 普段はベジタリアン料理と普通食、離乳食や制限食など、両立した料理の展開メニュー開発など多数提案。 インタビュー記事、料理レシピやレストラン紹介、コラム執筆、人物や料理撮影も担当しています。