お正月だけじゃない!重箱をおもてなしやお菓子作りなどで普段使いする5つのアイデア

森山愛美夏の画像

重箱といえば「お正月やイベント時に、お弁当箱じゃ間に合わない。でもタッパーじゃ味気ない・・・」という時に役立つアイテムです。

ですが、いざ買ってみたはいいけれど、お正月しか使わないから、かさばって邪魔になる、という悩みも出てきますよね。

季節の行事や子どもたちの運動会、ピクニックなど、重箱の活躍シーズンは年に数えるほどしかないと思いがち。

そんな重箱も、使い方次第では、食器棚の中で場所を取っているだけではなく、ふだん使いできるのです。

このページでは、今日からすぐに使える、重箱の活用法を紹介しますね。
もし、重箱を持っているなら使ってみましょう!

重箱を普段使いするアイデア

1. 来客時の、おもてなしごはんに

おもてなし重箱ランチ

会いたかった友達と、お出かけしてごはんへ・・・という予定も、小さな子どもがいる女性だとなかなか遠出がしづらいものです。

思い切って出かけても、子どものことばかりが気になって、話に集中できないことが多いかもしれません。

そんな時、「うちに来ない?」と誘って、簡単な巻き寿司などを重箱に入れておもてなしランチを作れば、気兼ねなく楽しい時間を過ごせます。

お店のように立派にしなくても大丈夫。

会いたかったよー!」という歓迎の気持ちを込めて、楽しむような気持ちで盛り付けるのがポイントです。

この日はベジ海苔巻きと梅ごぼう、野菜の白和えにラディッシュのピクルス、きんぴらに具沢山味噌汁、カボチャときびのグラタン、野菜スティックといろいろな味噌やペーストを並べました。

食事ではなくちょっとしたお茶請けにも

重箱に入ったお菓子

仕事仲間が家に来ることや、自宅で打ち合わせをすることもあるのですが、そういう時のちょっとしたお茶菓子は場を和ませてくれます。

重箱の四角い形がちょうど良く、たっぷりお菓子を詰められるので省スペースになります。

この日はソースせんべい(梅ジャムとユニオンソース)、ソフトサラダ、六花亭のレーズンサンド、黒糖ポン菓子、森永の「マクロビ派ビスケット」、ビッテを入れてみました。

2. メニューが思いつかない晩ご飯も重箱レシピで解決

私は、東京の門前仲町というところにある「近為」(きんため)というお漬物専門店が好きなのですが、そこでは炊きたてのごはんとたくさんのお漬物と魚料理の御膳をいただくことができます。

「ちょっとずつをたくさん」を味わえる御膳は、季節を問わず大人気なのです。

お店が遠い!という方でも、重箱があれば家にいながらにして同じような贅沢な気分を味わえます。

ぶぶ漬け

「家にお漬物とご飯しかない。何も思いつかない」というランチにも、 「夜遅く夫が帰ってきた時の〆のお夜食に」という和みごはんにも、 お漬物とご飯とお茶があればOKです。

ちょっと贅沢なメニューに仕上げるなら、銀ダラの西京漬けがあると理想的だったのですが、この日はブリ大根で代用しました。

お漬物だけでなく、魚ものがあるとなお良いですね。

お年を召した方にも喜ばれる一食になります。

3. 「あとで食べる」対策にもなる家弁当

家族で旦那さん、もしくは自分だけ「まだ帰れない」「あとで食べる」という日はありませんか?

できれば出来立てを食べたいし、旦那さんが遅い日もきちんと盛りつけて出してあげたいけれど、毎日深夜まで起きて待っているのはつらくなってしまいます。よね

そんな時は、家族全員分盛り付けておいて、夫の御膳だけフタをしておけば2、3時間のであれば許容範囲の美味しさをキープできます。

副菜はフタができる容器に盛り付けておくか、ラップをしておいて「おつかれさま。スープはコンロにあります」なんて置き手紙をしておけば「おかえりなさい」の気持ちも伝わりますよ。

重箱の焼き鳥丼

この日は焼き鳥丼でした。

鳥肉をフライパンで皮目からパリッと焼いて、隙間で長ネギを焼き、ご飯の上に盛り付けます。

そのフライパンの脂を拭いてそのまま醤油とみりんと甜菜糖と出汁で作ったタレをかけただけのお手軽レシピで、多少食べる時間が遅くて冷えてしまっても、長ネギが甘く柔らかく、海苔とごまが良いアクセントになりますよ。

4. 蕎麦屋顔負けの重箱蕎麦

重箱はお弁当箱のような用途だけでなく、お蕎麦を食べる時にも役立ちます。

重箱にお蕎麦

茹で上げた蕎麦の下に敷いてあるザルは、専用のものではありません。

蒸篭(せいろ)で有名な「照宝」というところで販売されている竹を使っています。

これは、オーブンペーパーの代わりに使え、野菜の下に敷いて繰り返し使えるスグレモノで、18cmの蒸篭のサイズに合ったものを購入したのですが、これがちょうどぴったりでした。

最近では100均でも似たものが売っていているので、それを代理として使っても、十分活用できそうです。

5. お菓子作りにも重箱を

重箱は、ご飯やおかずをいれるためのもの、というだけではありません。

寒天や葛粉で冷やして固めるタイプのプリンやゼリーは、重箱の得意技。

豆乳プリン

こちらは手まり寿司の夕食に合わせて作った、豆乳プリン(写真中央)です。

作った豆乳プリンの上にスポンジケーキ、クリームを乗せて、ココアパウダーをかけると美味しいスコップケーキになります。

重箱だとティラミスもとても作りやすく、しかも取り分けやすいのでおすすめです。

お昼頃に作っておいて、フタをして冷蔵庫に入れておけば、夜に出すだけですぐにデザートとしていただけます。

棚に眠っている重箱を活用しよう

いま、我が家で使っている重箱の使い道だけでもこれだけあるので、探せばもっとたくさんあるかもしれません。

「お皿を増やしたくない」「人数が多い」「たまに来客がある」という家庭は、重箱を持っていても損はしないのではないでしょうか。

小さな箱の中にいろいろなものを詰める作業は、箱庭を作るような楽しみがありますね。

見慣れた常備菜でも、重箱に入れておくと、フタを開けて食べる人に「おもてなし感」を伝えることができます。

運動会やお正月だけではない使い方も、毎日料理をする方も、重箱はフル活用できます。

自分だけの重箱の活用法を見つけ出すのも、おもしろいかもしれません。

この記事を書いた人

CM音楽、作詞作曲、歌手、翻訳、ライター、料理講師。 卵乳アレルギーの8歳と1歳の母。出産を機に自分も同じアレルギーを持っていたと知り、卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲業、執筆業のかたわら、さまざまな自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期の食事、菜食と肉食ごはんの同時レシピ、アレルギー対応食などを専門としている。