こんにちは!
光熱費を節約できるとテンションが上がる、なつみとです。
エアコンの冷房代って、もう少し安くならないんでしょうか?
暖房費ほどはかからないにしても、エアコン代も高いですね。
わたしもエアコン代を少しでも安くしようと思って、夏ごとに実践していることがありますので、ここではおすすめの方法をまとめました。
エアコン代はいくらかかっている?
まず、冷房代がいくらかかっているかを簡単に紹介しますね。
エアコンの冷房代の目安は以下の通りです。
1台あたりです。
- 1か月あたり:約5,000円
- 1時間あたり:約12円
- 1晩あたり:約100円
暖房はエアコンやヒーター、ストーブなどいろんな器具がありますが、冷房の場合はエアコンが基本です。
そして、冷房代は部屋の広さや生活スタイル、エアコンの機種などによって大きく異なります。
ですのであくまでも、「めちゃくちゃ一般論」となりますが、ざっくりとイメージだけでも知っておくといいと思いますよ。
それでは、本題に移りましょう。
エアコンを使わず少しでも涼しくして節約する方法7つ
冷房代を下げるためには、エアコンをなるべく使わない、という方向性で取り組むことになります。
エアコンの運転効率を上げる方法は後半で紹介していきますね。
まずは、エアコン以外のところで少しでも涼しくする方法を実践していきましょう。
二重窓を検討する、賃貸なら断熱シートやプラダンシートを貼る
空調費を抑えるには、家の断熱性を高めることがかなり有効です。
断熱性を高めるためには、「窓をどうにかする」のが正解。なぜなら、夏の暑さも冬の寒さも、窓から入ってくるからです。
持ち家であれば、二重窓リフォームを検討するのがおすすめです。ただし、一時的に大きく費用がかかります。
賃貸であれば、ホームセンターなどで売られている断熱シートやプラダンシートを貼る方法があります。
見た目はいまいちかもしれませんが、効果はとても大きいと感じています。
もともとは冬にしか貼っていなかったのですが、夏も貼っておいたほうが良いことに気づきました。
見た目がいまいちとは言っても、レースのカーテンがあればそんなに見えないですよ。
厚手のカーテンで断熱する
窓の断熱性を高めるためには、厚手のカーテンを使うのもおすすめです。
これも冬と共通の対策になりますが、厚手の生地で、なおかつ丈が長いカーテンを選ぶと断熱性が高くなります。
日中家をあける人は、カーテンを閉めてから出かけるほうが、室内の温度上昇を軽減できますよ。
また、「遮熱」機能のあるカーテンを使うのも良さそうです。
「緑のカーテン」に挑戦してみる
窓の外に植物を植えることで、自然のカーテンを作るアイデアです。
アサガオやヘチマ・フウセンカズラ・キュウリ・ゴーヤなどの植物がおすすめです。
窓を覆うようにネットを張り、そこに植物のつるを絡ませれば、緑のカーテンが日光を遮ってくれますよ。
わたしはガーデニングが趣味ですが、室内でも植物を育てているため、緑のカーテンの取り組みはしていません。室内にもしっかり光を取り込みたいですからね。
そんな人はむしろ少数だと思いますので、植物の栽培に興味があれば、緑のカーテンに挑戦してみると良いと思いますよ。
窓を対角線上で開けて空気の通り道を作る
エアコンを使う代わりに、窓を開けて風を通せば涼しくなることもあります。周辺環境や外気温にもよると思いますので必ずしも効果があるとは言えないですけどね。
窓の開け方にはコツがあります。
- 対角線上で開ける
- 空気を入れたいほうの窓は小さめに開ける
窓を開けるときには、対角線上に2か所開けて空気の通り道を作るのがコツです。
また、空気を入れたいほうの窓は小さく(10cm程度)、空気を出したいほうの窓は全開にすると、空気の流れを作りやすいですよ。ただし、虫が入ってきやすくなるデメリットがあります。
北側の涼しい窓は小さく開けて、南側の日が当たる窓は大きく開ける、みたいなイメージです。
真夏日になるくらい暑い日でも、静かに座って過ごすなら窓を開けるだけで十分涼しいですよ。
もちろん場所によっては暑い場合もあるので、無理はしないでくださいね。
サーキュレーターで空気を動かす
風が当たるだけでも涼しさを感じるものです。
とはいえ、扇風機の風に当たり続けるのもなんとなく不快なので、わたしはあまり当たらないようにしています。
それよりも、サーキュレーターで空気を動かしています。
温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ溜まると言われているので、サーキュレーターで空気を撹拌(かくはん)するといいって言いますよね。
ただ、床に座っているときにわざわざ天井付近の空気を撹拌する必要もありません。
逆に冬に床で過ごす場合は、積極的に撹拌して天井付近の空気を下におろす必要があります。
活動する場所や状況に応じて、サーキュレーターの置き場所や向きも調節するといいですね。
エアコンの効率も上がりますよ。
ネッククーラーを使う
ここ数年流行している、首に巻く「ネッククーラー」。
凍らせておけば、長時間冷たさをキープできます。
専用のものを買わなくても、保冷剤を手ぬぐいや薄手のタオルでくるんでから首に巻くと代用できます。
冷凍タオルを使う
火照った体を早めに冷ましたいときには、冷凍タオルを使うのもおすすめです。
水で濡らして絞ったタオルを冷凍庫で冷やしておきます。
ハンドタオル程度のサイズで何本か冷凍庫にストックしておけば、いつでもキンキンに冷えたおしぼりで体を拭けますよ。
エアコンの効率を上げて節約する方法6つ
ここからは、エアコンの使い方に関するアイデアです。
高めの温度設定にする(無理のない範囲で)
節電のため、「冷房は28度を目安に」と言われますよね。
基本ですが、温度設定が高いほど節電になります。
とはいえ我慢しすぎると屋内でも熱中症などが起こりますから、無理はしないでくださいね。
風量は「自動」設定がおすすめ
風量は弱から強まで選べるものが多いですが、手動で調整するよりも、自動のほうが節約になると言われています。
節約のつもりで弱設定にしていると、いつまでも冷房がきかずにかえって電気を消費してしまうこともあるそうですよ。
フィルター掃除は月2回はおこなう
エアコンの効率を上げるためにとても重要なのが、フィルター掃除です。
面倒なのでついサボってしまうというというのはわかりますが、冷房代を節約したいなら必須です。
たとえば「毎月第2第4土曜日に掃除する」などと決めて、スマホのリマインダーを設定しておくのも良いですね。
フィルター掃除は、掃除機でホコリを吸うだけでも良いですが、水洗いするとよりスッキリします。
水洗いしたときはしっかりと乾燥させてから戻してくださいね。
室外機を遮光する
室外機が熱くなると冷房の効率が下がります。
室外機の置き場所は直射日光が当たらない場所がおすすめです。
日光が当たってしまう場合は、専用の日除けラックなどを設置すると良いですよ。
外出前は早めに切る(タイマーを使うのも◎)
冷房を使用する時間を短縮するのもおすすめです。
日中誰も家にいない家庭ならエアコンは消したほうが節約になります。
1日30分程度でも短縮できれば、1か月では900分、つまり15時間分の節約になりますよね。
慌ただしい朝は、エアコンを切るのを忘れてしまうこともあると思います。
忘れてしまわないように、エアコンをオンにする時点ですぐに切タイマーを押しておくのもおすすめです。
わたしは特に忘れっぽい性格なので、タイマーを活用して切り忘れを防いでいますよ。
在宅時間が長い人はつけっぱなしのほうがいいかも
在宅勤務の人など、在宅時間が長い人は、エアコンをつけっぱなしのほうが節約になるかもしれません。
たとえば1時間の買い物に出かける程度なら、つけっぱなしのほうが室内の温度が安定して電気代が安くなる可能性が高いです。
家の広さやその日の気温によっても正解は異なりますが、わたし自身は、3時間未満の外出であればつけっぱなしにしておく、というのを目安にしていますよ。
電力会社のプラン見直しも忘れずに!
電気料金は、契約しているプランによっても単価や計算方法が異なります。
ライフスタイルに合わせた料金プランにすることで、今より電気代が安くなることもありますよ。
プラン変更は面倒くさいと思うかもしれませんが、一度変更してしまえばその後長期間にわたって節約効果が発揮されるので、やらない手はありません。
さいごに
冷房代は少しでも節約したいものですが、体調に気をつけながら対策してくださいね。
わたし自身は、自宅で作業する日にはなるべくエアコンを使わないよう意識しています。
窓を開けると風が通りやすい間取りなので、窓を開け、保冷剤をあちこちにあてて過ごしたりしています。
猛暑日が続くような真夏になるとどうしてもエアコンの出番が多くなりますが、真夏以外はなるべく工夫して暑さを乗り越えたいですね。