現在サービスが提供されている格安SIM、すなわちMVNOの中でもauの回線を取り扱う数少ない事業者がUQコミュニケーションズが運営する「UQ mobile」。
市販品のSIMフリースマホの多くはまだauの回線に対応していないこともあり、ユーザーは少なめの印象。通信速度も比較的よく出る印象です。
そんなUQ mobileのSIMカードをこれまで使っていたのですが、使っているスマートフォンを機種変更したことで、別のSIMカードに契約し直すことに。
そこで契約していたSIMカード(データ通信専用プラン)を解約したので、その際に確認した手順や注意点をまとめておきます。

UQmobileの解約は電話で
SIMカードの解約手続きは各MVNOごとに異なりますが、UQ mobileの場合はUQお客様サポートセンサーへ電話をし、そこで回線を停止してもらうことになります。

上記の番号へ電話をかけると自動音声に繋がります。ここで音声の指示に従い2(UQ mobileに関する要件)→2(各種手続きを希望)の順にダイヤルをプッシュ。これでオペレーターへと接続されます。
オペレーターに接続後、確認されるよう内容は次の4点。こちらは事前にメモしておくなど、聞かれたら応えられるようにしておくことがおすすめです。
- 解約する理由
- 解約するSIMカードの電話番号
- SIMカードの利用者名(契約者名)
- 契約時に決めた暗証番号
質問に応じて以上を伝えると、電話を繋いだ状態で、そのまま回線の利用停止手続きが進められます。
オペレーターの方からも確認があるはずですが、この電話を切った段階ですでにSIMカードは使えなくなっていますので注意しましょう。
解約の手続きが無事終わり電話を切ると、受付内容が書かれた確認メールが、契約時に登録していたメールアドレス宛てに届きます。

また翌日になり、改めて回線契約の解除が無事完了した旨の連絡も届きました。

電話での手続きとなるため、どうしても混雑している時間帯においてはオペレーターに繋がるまでに時間を要することがあります。
今回私もそこまでにかけ直しで20分ほど要することになりました。
ただオペレーターに繋がった後の手続きは非常にスムーズで、話している時間は5分前後でした。
解約にあたって押さえておきたいポイント
UQ mobileのSIMカードを解約する際、気になったポイントをいくつか紹介しておきます。
解約金はかかる?
SIMカードを解約する際に誰でも関心事のひとつとなるのが解約料。解約金の相場は1万円前後となっており、決して安いお金ではありません。
UQ mobileについては、音声通話付きのSIMカードをカードのみ、利用開始日から12ヶ月未満に解約すると、解約料として10,260円(税込)が発生します(※ただしぴったりプランの場合は25ヶ月)。
今回私が解約したデータ通信専用SIMに関しては最低利用期間の定めはありませんので、解約料は発生しません。
解約の申し込みはいつでもできる?
解約の手続きは電話で行なうことになるため、受付時間はUQお客様サポートセンターの営業時間に準拠しています。
ちなみにUQお客様サポートセンターの営業時間は9:00~18:00。基本的には休祝日でも影響しているので、平日は忙しいという方でも問題はないといえます。
ただ今回解約してみてひとつ感じたのは、月末は特に電話が混みあい、オペレーターに繋がるまでに時間がかかるということ。
自動音声に繋がった後のアナウンスも「しばらく経ってからおかけなおし下さい」となり、オペレーターにつながらない場合は強制的に電話が切られてしまいます。
フリーダイヤルなので通話料こそ気にする必要はありませんが、月末や営業時間の終わり近くなど、ギリギリでの電話は繋がらない可能性も考えられ、できるだけ余裕を持って手続きを行なうことがオススメです。
解約はどのタイミングでされる?
UQ mobileのSIMカードは、電話で解約の申し込みをした際、電話中に解約処理が行なわれます。つまり電話を切った際にはすでにSIMカードが使えなくなっているということです。
解約手続きを行なってしまうと、例え当日中といえど手続きのキャンセルはできません。この点は解約しても問題ないかを事前によく確認の上、手続きを行なうように注意したいところですね。
月途中で解約した場合の請求は?
UQ mobileでは月途中でSIMカードを解約した場合、基本料金の当月請求は解約手続きをした前日分までの日割り計算となります。
解約月分の請求はクレジットカードを通じて翌月以降にのってくるはずなので、解約後も少しの期間請求がくるということは覚えておきましょう。
SIMカードは返却が必要?
使い終わったSIMカードについては、返却する必要がありません。

解約手続きの際にもオペレーターの方からアナウンスされますが、SIMカードは自分ではさみを入れて処分しましょう。
まとめ:オペレーターに繋がりさえすれば手続きは簡単
解約手続きの方法は電話しか用意されていないため、日にちや時間帯によってはなかなかオペレーターに繋がらない可能性があります。が、一度繋がってくれれば、予想以上に手続きはスームズに終わるはず。
電話がつながればすぐに解約受付となる点もポイントで、まだ比較的手続きはしやすいように感じました。
これから解約予定があれば、ぜひ参考にしてみてください。